最近、カンテレのアルバムの中でよく聴いているのが、Pauliina Syrjäläの”monet nävöt”。
マッチ棒を使ったSaarijärvi kanteleのスタイルも取り入れて、中型のカンテレの繊細な音色とパーカッシッヴな表情のどちらもよくあらわれた、いきいきとしたパウリーナの演奏が楽しめる。
4曲目の"Koivusaari" が、Vilma Timonen Quartetがアルバム1曲目におさめた"Polska in Red"と同じモチーフのトラッドをベースにしているほかは、トラッドなテイストと即興的な要素をもった、パウリーナの曲。2005年の録音。
Pauliina Syrjälä
http://pauliinasyrjala.com/english.html

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