5月24日(土)午後は、東久留米にある下里しおん保育園のチャペルで、aasian kukkaのコンサートでした。この日も、コンサートの前に、お昼寝の子供たちのところでややしばらくカンテレを弾いて、子供たちの寝息から穏やかな気をたくさん受け取りました。
チャペルでのコンサートは大人のお客様が多かったのですけれど、それでも、子供たちの気配と、子供たちを見守る温かい気配が、いっぱいに満ちているような保育園のチャペル。ノアの箱船が違った視点から描かれたステンドグラスがきれいです。
休憩時間には、小さな椅子の並ぶ食堂で、お客様に手作りのケーキとお茶がふるまわれました。広い窓からは、ガリバーのおうちや、カエルでいっぱいになるという池が楽しそうな、緑あふれるお庭がよく見えます。こちらの緑は、北海道の緑とはまるで色の深さが違って、なにか濃密な印象です。
photo by YO-RI
この保育園のチャペルでは、毎月、ピアノや弦楽カルテット、オルガンなど、いろいろなコンサートが開催されています。ほかに、脚本から音楽、美術まで時間をかけて制作されるシルエット(影絵)も毎年上演されていて、スタッフの皆さんは、すでに年末に上演するシルエットの背景づくりに取りかかっていらっしゃいました。子供と過ごす忙しい毎日のなか、善いもののためにじっくりと時間と手間と心をかける、そんな空気がいつも流れている保育園です。
子供のこと、子供をとりまく環境のこと。いろいろ考えさせられます。

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