2006/9/24
こどもたちへ95 葬儀司会

学校へ出向き、いもうとちゃんを探した。キョロキョロ…。
「!」いました。いちばん後ろに座って先生と話している。
後ろから近づいて、肩に手を置いたらこちらを振り向く!
『あっ、パパ。』
照れくさそうに笑う…。
『あーちゃん、かけっこは?』
『昼からよ〜。この間、言ったじゃん!』
『あら、そう…。』
『かほりは?』
『青グループやけん、あっちにおると思うよ。』
『うん。探しに行ってくるね。』
というやりとり…。何だか、いもうとちゃんも大人になっている…。
おねえちゃんを探しに歩いていると、5人組で歩いてくる女子軍団。
一人だけ、小さい女の子がいる。目が合ったがわからない振りをする。
『かほり!』
『パパ。』
周りの目を気にしながら小さい声で
『今から、みんなとトイレに行くけん…。』
『そうなん。』
と言って肩に手を置くと、
『パパ、やめてや!』
と手を払いのけ、走って行ってしまった…。
【ガーーン!】
という「運動会」での出来事。今日は、まだ、凹んでいる私…。

2006/9/19
こどもたちへ94 葬儀司会
『パパ、今、暇?』
『暇じゃないけど、どうした?』
『じゃぁ、いいよ!』
はい、切れました。すぐにかけなおす。
『なぁに?』
『なあに?じゃなくて勝手に電話切ったらだめでしょ!』
『もう、いいんよ!』
最近、気付いたことであるが、照れ屋のおねえちゃんは、そういう表現しかできない。すべて親の責任である。言いたいこと、伝えたいことを素直に言えなくさせてしまっている…。おねえちゃんにしたら、最善の方法なのだろう…。
いっしょに暮らしていれば、日常の中にある何気ない会話…。
『電話で話せないこと?』
『運動会来れる?』
『行けるよ。』
『きちんと見れる?』
『見れるよ。』
『私、午前中は○○に出て、午後からは○○に出るけん!!』
『うん、わかったよ!』
『じゃぁね〜。』
切られた…。父親に運動会に来れるかどうかの確認電話。申し訳なく思っていたら、また電話。
『パパー!』
『あーちゃん、なあに?』
『あーちゃんは、○○と○○に出るけん!』
『うん、わかったよ。がんばりなさい!』
『はーい。パパ、絶対に来てね!約束やけん!!』
『わかったよ。早く寝なさい。』
で、電話を切った。
買い物に行った時だけ、さり気なく手をつないでくるおねえちゃん。おこずかいをあげても、欲しい物がないときは買わなくなったいもうとちゃん。
いつの日か、この日記を読みながらなつかしく思ってくれるだけでいいと思っている。親に感謝するしないということはどうでもいい。
自分達は、パパとこういう風に過ごしたのだなぁ…。
パパは、こういう風に思ってたのだなぁ…。
わたしたちは幸せだなぁって…。
感謝はいらない。愛されて育ったんだなぁってわかってくれればいい…。
いつの日か、自分の正直な気持ちで向かい合える日が来ることを願いながら…。
平成18年9月19日 最愛の娘達へ パパより愛をこめて

2006/9/17
こどもたちへ93 葬儀司会

9月16日
所属団体の主催する「市民シンポジウム」が県武道館で開催された。8:10に会場入りし、9:30より例会。10:15に終わり、K室長と私の車で市内のホテルへゲストの二宮清純氏をお迎えに行った。13:00から「ユニバーサルなまちづくり」のメインフォーラムスタート。乙武洋匡氏と二宮清純氏の対談。会場には3000人の人達。イベントも無事終了。16:00に二宮氏をホテルへとお送り…。
その足で、こどもたちを迎えに行き、あちこち連れて廻った…。
『今日は何食べる?』
『くるくる寿司ー!』
『また?今日は普通のすし屋さんに行かない?』
『だめー!くるくる〜。』
は〜…と、ため息をつくと、いもうとちゃんが
『パパ。く〜たんってしってる?』
『くうた?』
『くーたんよー!』
『知らない。』
『かほちゃん、くーたんにしようや〜。』
『いいよ。あそこメッチャおいしいもんね。』
ということで到着すると普通のラーメン屋さん…。二人で私の手を引っ張る。中に入ると、「お席はどうされますか?」と店員のお姉さん。横から二人が「パパ、座敷よ!座敷!」と言う。「座敷でお願いします。」「それでは、こちらにどうぞ!」と、案内してくれたのは厨房前の座敷。席が空いていないならわかるが、奥の静かな座敷が空いている…。
『パパ、座敷空いてて良かったね〜。』
と、二人が私の手を引っ張って、奥の座敷へ進む、進む…。
『だめじゃん。違う席に行ったら。』
『いいんよ。お姉ちゃん、遠くまで運ぶのが面倒くさいだけやけん!あそこで食べたらおいしいラーメンもおいしくなくなるからね。』
『おそれいりました…。』
靴をきちんと並べて座敷にあがる。終わったら、テーブルを拭いて、重ねることができる食器は重ねて、お店の人が取りやすい様に手前に集めて置く…。びっくりさせられる…。
時々、姉妹でケンカをするが、普通に育ってくれていることに感謝…。
久しぶりに遅くまで遊んで、送っていった…。
誕生日は、こどもにも感謝する日なんだんなぁ。と、思った…。

朝、会社にくるとプレゼントが私の机の上に…。
「私の名前とこどもたちの名前が入った絵本」と「名前入りのボールペンとシャープペンシル」である!!
本当に驚いた…。
ありがとう!
ビックリする!
「真心」を学ばせていただいた…。
今日の日に感謝。素敵な記念日となった。「ありがとう」

2006/9/12
こどもたちへ92 葬儀司会
23歳の12月、長女がこの世に誕生した…。サルみたい…。
夜泣きがひどい。そっと抱いて2人で会社前の歩道を散歩。スヤスヤと眠る…。
毎日、毎日、二人で手を繋いで寝る…。
ドリームズカムトウルーの「LOVELOVELOVE」を聞くと、キョロキョロしながら何かを探している…。
ハイハイをしながら、私のところにやってくる。最初に覚えた言葉は「パパ」…。
歩けるようになると、「パパ、パパ」と言って倒れそうになりながら私の足元に来る。そして、私に向かって両手をひろげ「抱っこ!抱っこ!」と言う。たかいたかいをしてやると、キャッキャと喜ぶ…。
二人目がお腹にできると、「弟かなぁ?妹かなぁ?」と、一日に何十回も聞いてくる…。
産まれてきたあかりのほっぺを撫でながら「お姉ちゃんですよ」なんて語りかける…。
あかりが咳をすると、「パパー、あーちゃんが風邪ひいてるよ〜!」と呼びに来る…。
あかりが歩き出すと、どこへ行ってもあかりの手をひいている。ちょっとでも自分の視界から居なくなると「パパ、あかりちゃんがおらん。あかりー!」と探す。その後ろで床に手をついて遊んでいるあかり…。
あかりに自我が芽生えだすと、おねえちゃんのおもちゃを取ろうとする。「あーちゃん、これはかほのやけん、触ったらだめー!!」と怒られワンワンと泣き出す。フンとするおねえちゃん…。
そんなふたりも、6年生と3年生になった…。
おねえちゃんは、用事のあるとき以外は連絡がこない。いもうとちゃんは、寂しくなるとこっそり自宅の電話から私の携帯にかけてくる。
35歳まであと3日…。いつまでも姉妹仲良く、助け合って、幸せになってくれることを願っている…。
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夜泣きがひどい。そっと抱いて2人で会社前の歩道を散歩。スヤスヤと眠る…。
毎日、毎日、二人で手を繋いで寝る…。
ドリームズカムトウルーの「LOVELOVELOVE」を聞くと、キョロキョロしながら何かを探している…。
ハイハイをしながら、私のところにやってくる。最初に覚えた言葉は「パパ」…。
歩けるようになると、「パパ、パパ」と言って倒れそうになりながら私の足元に来る。そして、私に向かって両手をひろげ「抱っこ!抱っこ!」と言う。たかいたかいをしてやると、キャッキャと喜ぶ…。
二人目がお腹にできると、「弟かなぁ?妹かなぁ?」と、一日に何十回も聞いてくる…。
産まれてきたあかりのほっぺを撫でながら「お姉ちゃんですよ」なんて語りかける…。
あかりが咳をすると、「パパー、あーちゃんが風邪ひいてるよ〜!」と呼びに来る…。
あかりが歩き出すと、どこへ行ってもあかりの手をひいている。ちょっとでも自分の視界から居なくなると「パパ、あかりちゃんがおらん。あかりー!」と探す。その後ろで床に手をついて遊んでいるあかり…。
あかりに自我が芽生えだすと、おねえちゃんのおもちゃを取ろうとする。「あーちゃん、これはかほのやけん、触ったらだめー!!」と怒られワンワンと泣き出す。フンとするおねえちゃん…。
そんなふたりも、6年生と3年生になった…。
おねえちゃんは、用事のあるとき以外は連絡がこない。いもうとちゃんは、寂しくなるとこっそり自宅の電話から私の携帯にかけてくる。
35歳まであと3日…。いつまでも姉妹仲良く、助け合って、幸せになってくれることを願っている…。
