2007/5/24

愛するこどもたちへ114  葬儀司会


 大好きな音楽を聴きながら…。

 毎週月曜日の20:45にいもうとちゃんから電話があります。

 「パパ〜、大作戦が始まるよ〜。」

 月9のヤマピー?とナガサワ?さんのドラマですが、第一回を3人で見たのが始まり。毎週毎週、必ずいもうとちゃんが電話で教えてくれます。

 お通夜があり、第2、3回は見逃しましたが、それ以降はかかさず見ています。前々回のお話はちょっと感動して涙が出ました。いもうとちゃんにすぐに電話して

 「あーちゃん、今日は感動したね?」

 「どこが?」

 「どこが?って全部だよ。パパ泣いちゃったよ。」

 「え〜〜っ!?パパ泣いたん?おねえちゃん、パパ泣いたんやって!」

 と、二人で大笑いしている様子。

 「パパ、おねえちゃんが、パパって変!だって。」

 「・・・。」

 「パパ、じゃあ、お風呂入るからまたね〜。」

 プーっ、プーッ。切れました…。


 話は変わり、先週土曜日のお話。

 いもうとちゃんが土曜参観日で、お迎えにだけ小学校へ出向きました。

 校門の前で待つように指示されていた私。

 10分ほど待ったところでいもうとちゃんが出てきました。

 昨年までは笑顔で走って来ていたのに、今回は私がいることを確認したら、友達と話しながらゆっくりと歩いてきます。

 肩に手を置くと、悪そうに払いのけようとしたのでギュッと抱き寄せました。おねえちゃんで散々傷付いているので免疫があるのでしょうか?いもうとちゃんも大人になっているのだと少しだけうれしいような寂しいような…。

 友達がいなくなると、手を握ってくるいもうとちゃん。おねえちゃんの時といっしょですね。そのまま、家で待つおねえちゃんのもとへ。

 家に着いて、おねえちゃんが出てきました。また少し大人になっている様子。テニス部に入って、日焼けした顔を見てうれしく思いました。

 「パパ、このCD流して。パパの車の音楽は暗いのしかないけん、嫌なんよ。」

 「はい、はい。」

 車に乗って音楽をかけると、最初にこぶくろ?の「つぼみ」が入っていました。先日、3人で音楽番組を見ながら「この曲いいなー」と私が呟いた曲です。その後も、今流行の音楽が入っていましたが、車を降りるときにおねえちゃんがこう言います。

 「パパ、そのCD入れたままにしてて。今度乗るときにまた聞きたいけん。」

 「いいよ。持って行きなさい。」

 「いいんよ。どうせ家にあっても忙しくて聞けんのやけん!」

 「あら、そう。」

 と言いましたが、本当は分かっていました。パパが好きな曲だからパパにプレゼントしたかったのでしょう。涙が出そうになりましたが我慢しました。

 いもうとちゃんは、割合素直に思っていることを言いますが、おねえちゃんは言いません。「パパ、これプレゼント。」の一言が照れくさいのでしょう…。

 パパは、わかっています。心からありがとう…。

 こういう職業についていながら、実際に親や兄弟に感謝の言葉を伝えることの難しさを思います。いつの日か必ず「別れ」が訪れます。

 今思うこと、感じること、してあげたいこと、後悔のないように少しずつ伝えることを考えなくてはなりません。

 生きているうちに「感謝」を伝えて、後悔のない人生を歩みたい!そう思っています。皆の幸せを願ながら…。

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