平成22年8月20日〜23日間にありました夏合宿について報告いたします。
初日(20日)
午前中に合同合宿先の湯布院に出発、初日は午後三時から立命館アジア太平洋大学(以下APU)・九州歯科大学と試合。
春のオープン戦で負けたAPUさんと対戦することができ、初戦からチャレンジできる好条件でしたが結果は北九大が春シーズンの課題そのままに惨敗。同リーグの九州歯科大学戦では得点を許さなかったもののミスも多く継続した展開ラグビーができず試合内容の良くない合宿初日でした。試合後部員全員でのミーティングで修正を行い、一人一人が反省と課題を考えていくきっかけになったのでその点はよかったかなと思います。
二日目(21日)
この日は午前午後合わせて4本の試合を予定。前日の反省を生かして練習の入り、試合の入りに意識を高めていくようにし、初戦広島大学に対しては零封での勝利、二戦目は日本経済大学とキック差で負けたものの、個人がある程度自分自身で意識高くプレーをし始めだしたかなという印象を受けました。午後は前日に完敗したAPUとの再戦を組むことができ、ミーティングで意識したDFの集散とプレッシャーで零封で3トライをスコア、できるなら初日からやれといわれそうですが少しづつチームも成長してきたかなと実感。もう一本が山口大学戦、二人欠場で14人での試合でしたが開始早々いい集中力でスコア、しかし終盤少し集中力が途切れたのかトライを返されます。集中力の持続も今後の課題でしょうか。二日目は全員が積極的にプレーした時間が多くみられ、四年生がしっかりとチームを引っ張っていく姿勢が見えはじめました。
三日目(22日)
この日は三本を予定、初戦フロントファイブの意識の低さを筆頭にFWの昨日の良さがなくなり大分大学に終止劣勢、気をつけなければならなかった最初のプレーや練習でしっかりと締めることができなかったと私自身反省。2試合目は別府クラブ、個々の力強さのある社会人クラブでしたが全員がしっかりとDFを意識し自陣からトライにつなげるようなプレーもあり勝ちにつなげることができ二日目のAPU戦とともに本合宿でのベストパフォーマンスだったかなと思われます。
四日目(23日)
2試合予定していましたがけが人等ありまして試合をキャンセル、予定していた久留米大学、APUさんには申し訳ないことをしました。午前中で湯布院を後にし、合宿終了。
総括
実際にトーナメントや入れ替え戦で当たる可能性のあるチームが多かったので勝ちにこだわりたかったのですが結果は勝ち越しで精いっぱい、反省する点は多々ありますが良い展開でのトライやDFがあったことは自信を持ってもいいのではないかと思っています。なにより一人一人がチームに積極的に参加する(声を出しコミュニケーションを取り合う)事がすこしづつでき始めているのでシーズンまでにはいい形でチームをまとめていけるよう練習していきたいです。
試合を観戦していただいたOBその他たくさんの方々に湯布院まで来ていただいて部員一同お礼を申し上げます。差し入れなども大変ありがたく頂きました。これからシーズンへ向けてさらに精進していきますのでこれからも応援と援助、よろしくお願いいたします。
島田康史