2006/3/29

真野鶴 大吟醸無濾過生原酒  お酒

 今回、紹介するお酒は、

「真野鶴 大吟醸無濾過生原酒」です。

 正直言ってバカうま!です。

 春の時期のみの限定品です。

 栓を空けると同時に、洋なしを思わせるなフルーティな吟醸香が立ちます。
 口に含むと、生原酒ならではの柔らかな口当たり。
 それでいて濃醇な味わい!
 まさに大吟醸の醍醐味が味わえます。

 生酒ですから、ヒヤでそのまま飲んでOK。アルコール度数が19度近くありますので、氷を入れてロックもいけます。

 私は、遊びで、ちょっとお湯を入れてお湯割りにもします。
 熱いお湯をほんのすこし入れるのがコツです。吟醸香が立ち、贅沢なヌル燗お酒になります。
 ※お湯入れすぎるとはっきり言ってまずいです。

 真野鶴(尾畑酒造)は、佐渡の蔵元さんです。
 佐渡というと、北○や天○○などが有名かもしれませんが、尾畑酒造さんもなかなかの実力派です!

 なんと、昨年まで、5年連続全国新酒鑑批評会で金賞受賞した蔵元さんです!
 (今年受賞すると、6年連続です)

 ここの杜氏・工藤賢也さんは、まだ34歳という若さです。杜氏になってからずーと金賞受賞しているのですから、まさに天才杜氏です。

 さる蔵元のセールスさんが、工藤杜氏とお話をする機会があったそうです。

 「酒づくりのコツは?」
と聞いたところ、

 工藤杜氏が言った言葉は、

 「当たり前のことを、手を抜かずにやること」

 至言ですね!

 天才の味を是非ご賞味ください。

  真野鶴 大吟醸 無濾過生原酒 720ml 2,625円
  原料米: 五百万石 
  精米歩合:50%
  日本酒度:+2.5 
  酸度:1.1 
  アルコール度:18.5度
  クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/3/26

網走番外地」と「菊次郎の夏  映画

 「亡国のイージス」以来、「ねちっこい邦画アクション」が見たくて、「網走番外地」(1965年)とタケシの「菊次郎の夏」(1999年)(「菊次郎の夏」はアクション映画ではありませんが)を見ました。「網走番外地」は、私が小さい頃、よく隣の三条東映さんからこの主題歌が流れてきました。それで、いつの間にか憶えたものです。

 「はるぅかぁ〜ぁ はるかかぁ〜なたは〜ぁ オホオーツゥク〜ゥ〜‥」

 当時は(5〜6才)はまだ見ることはできませんでしたが。この歌は、なんとなくウラ寂しくて、オトコっぽくて好きでしたね。後年映画は見ましたが、テンポがいい映画で台詞がなかなかしゃれてました。
 ケンさん(高倉健)が、網走に降りて最初の台詞が有名な台詞ですが、

 「身体じゅうツララと思えば寒くぁねぇや」
 (カッコイイでしょ!)

 改めて今回見て思ったのは、監獄ものとして「アメリカ映画」のようにカラっとしています(邦画のようなジメジメした暗さが無い!)。まあ、え?!と思う設定や展開もありますが、娯楽作品ですし、多少のことは目をつぶると本当に楽しめます。昔はこんな感じのイキのいい映画がいっぱいあったんだなと思いました。
(渡り鳥シリーズとか)

 それと、

 北野武の「菊次郎の夏」は、傑作です。初めて見ました。

 前作の「HANAーBI」がちょっと合わなかったので(ベネチア映画祭のグランプリだったようですが)、それ以降、たけしの映画は敬遠して見ませんでした。笑って、泣きました。笑いながら泣けてくる映画です。悲しい映画ではなく、北野武という人のあったかさに泣けます。

 ストーリーは、夏休みに、小3の男の子・正男が、事情があって遠くにいる母に会いに行くのに菊次郎(たけし)が連れってやるというもので、いたって単純なのですが、本当に映画って見せ方なんだなと思いました。
 もうほとんどタケシは「映画」を、自分のおもちゃのように遊んでいる感じで、撮っていきます(フレームの使い方は「無声映画」のようです)。たけし流のコントを積み重ねながら、なんとなくお話は進行していき、ちょっと苦いラストを向かえます。

 でもそれで終わらないのです。たけし軍団の義太夫や井出らっきょたちが、たけしとともに主人公の男の子とコントのオンパレードをはじめるのです!映画での常識から外れていると思われるくらい、こんなのあり?と思えるコントです。くだらないなあと思いつつ、こちらも笑ってしまうのですが、だんだんそれがあったかくてタケシ流の思いやりとしてジワっと伝わってくるのです。
 ちょっと奇跡的な展開です。
 内容としてではなく、コント(映像)の繰り返しによって感じてくるのです。笑いながら、泣けてくるのです。

 たけしは、やはり「映画の常識」から外れた「天才」です。

0

2006/3/24

亡国のイージス  映画

 最近、映画の話題がとんとご無沙汰でした。

 「亡国のイージス」をようやく見ました。

 以外と面白い。というのが素直な感想。

 たしかに、坂本順治監督作品としては、?という感じはしました。あまり監督の顔が見えない映画でした。この監督のファンの私としてはもの足りなかった。「KT」の方がズッとできがよかったです。

 ただ、いろいろ試している感じが別な意味で面白かったです。

 たとえば、ストーリーは原作を端折るしかないので、どこまで映像的に圧縮できるか、試しているように思いました(イメージカットをインサートしたり、役者を豪華に使ったりして、説明なしで映像のみでその背景を観客に想像できるか、というようなこと)。それは成功したような成功しなかったような‥‥。中途半端ではありました。
 私はもっと、ストーリーをシンプルにして、背景については、観客が混乱するくらいもっと削ってもよかったと思います。例えば、米国映画「大統領の陰謀」みたいに。原作は日本の防衛論についてかなり踏み込んでいるようですが、映画では、時間的にそこまでは無理だと思いますし、ストーリー自体、「ダイハード」のようなもので、ゴールは見えているわけですし、あとは見せ方だけですから。

 もうひとつは、本物の自衛隊を使って、どこまで本物の戦闘の雰囲気を出せるか。前半の伴走船をロケット砲(名前が知らなくてすみません)で沈めるシーンは最高の緊迫感でした。
ここでこの映画の見せ場は終わってしまいましたが。あとは、まあ邦画ではよくできたアクション映画というぐらいでした。

 坂本順治の「トカレフ」や「KT」は、ドカっと生肉を画面に放り出したような迫力がありました。「トカレフ」にいたっては、ストーリーがまったくできていないというか、いびつなストーリーでしたが、その点がまた不気味だったりしました。

 それに比べると、普通のアクション映画でした。

 ということで、「亡国のイージス」は、満点☆5個とすると☆☆☆ぐらいですね。


クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/3/20

にいがた 酒の陣!  お酒

    クリックすると元のサイズで表示します

 昨日、「にいがた 酒の陣」に行ってきました。

 新潟県内の蔵元92社が集まって、この18日、19日の二日間、新潟市の朱鷺メッセで開催されました。

 試飲チケット¥1,000を購入すると、試飲用のお猪口が貰え、各蔵元ブースごとに試飲ができます。

 そして今回の目玉は‥‥‥

 研究開発15年(!)をかけて誕生した酒米「越淡麗」で醸した、純米大吟醸『越淡麗』が試飲できるというものです!
(試験醸造したものです)

 真っ先に、試飲してみました。

 最初の印象は‥‥

 「え?!」

という感じでした。

 私は、吟醸香の香りが高くて、淡麗で、透明感のある、ちょっと甘めな大吟醸を想像していたのですが(ちょうど鑑評会出品酒のような)、まったく違いました。

 どちらかというと、吟醸香は押さえぎみで、純米らしいお米の香りがあり、味は、透明感というより、しっかりした味わいの辛口で、酸も適度にあります。言ってみれば、純米酒らしいお酒です(純米大吟醸だからあたりまえですが)。

 なるほど、淡麗ながら、きれいなだけでなく、旨みを感じるお酒で、多分、今後の新潟清酒の新しいイメージづくりを目指したお酒なのかもしれません。
(これは、私のまったくの主観ですからお間違いなく‥)

 このお米(越淡麗)は、まだ、試験醸造の段階で、製品化されるのは、来シーズンからということです(今年の仕込みからですから、早くて今年の冬か、来年の春になります)。

 また、香りについては、新潟県醸造試験場・渡辺健一場長に(幸運にも!)たまたまお会いして話をすることができて伺ったところ、やはり、今回は、吟醸香がひかえめになる酵母で醸したそうです。
 試験醸造ということで、味を中心に見るためだったようです。
 (渡辺場長は大変気さくな方で、とても親切にお話して頂きました)

 今後、各蔵元での製品化では、酵母によって香りも味も変わってくるのでしょう。

 その他、いろいろ書きたいことはが、いっぱいありました。総じて、各社の取り組みは、意気込みを感じられるものが多くあり、いち小売店として、たのもしく、今後に期待ができるもでした。また、若い蔵人さんとお話しができて(お酒を愛する熱意を感じました!)、とても楽しいひとときでした。

 まあ、真面目に書いてきましたが、各蔵元さんで、楽しいお話が聞けて、いろんなお酒がいっぱい飲めて(これが一番!)、大変気持ちよく酔っ払って帰ってきました。
(一緒に行った仲間と、新潟で一杯引っ掛けて帰ろうかと、家に電話をしたところ、
「早く帰ってきなさい!」とカミさんに叱られました‥)
0

2006/3/18

寒梅はお燗で、  お酒

 昨日は、酒屋の青年部の新年会でした。
 同業者どうしですが、いつもワキあいあいで楽しく、かつ、必ず深酒をしてしまいます!

 翌日は、いつも二日酔いです。

 今日も、ちょっと厳しい体調です‥。

 きのうは、我々若輩ものにはちょっと高級すぎる、美味しい料理で有名な割烹でした。

 料理も美味しかったですが、お酒は、寒梅の白ラベルを出していただいて飲みました。ふつう、寒梅はお燗せずに飲まれる方が多いと思いますが、白ラベルは普通酒(旧二級酒)ですし、やはりお燗した方がうまいです。昨日も最初、ぬる燗にしていただきましたが、まだちょっと味が出ないので、ふつうに燗してもらいました。
 美味しかったです。辛口ながら、しっかり旨みがあります。別の銘柄のお燗酒も出ていましたが、比べると寒梅のほうがしっかりした味わいでした。

 寒梅は、是非、お燗で飲んでみてください。
 美味しいです!

 数年前に、寒梅の蔵元(石本酒造)主催の勉強会が新潟のホテルオークラでありました。
 寒梅の特撰(吟醸酒)の4合瓶を、瓶ごと湯せんでお燗をして出していました。寒梅の特撰は、比較的淡い吟醸香なので、お燗をしてもそれほど吟醸香が邪魔にならず、味もお燗により引き立ち、大変美味しかった記憶があります。

 是非、皆さんも、寒梅に限らずお燗でお酒を楽しんでください。

 今日は、二日酔いぎみなので、お燗酒をなめる程度でやめておこうと思います。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ