2008/10/21

100円商店街サミットに行ってきました!  商店街

  クリックすると元のサイズで表示します
    商店街関係者(私は一番左)

 商店街の仕事で、17日〜19日と山形県新庄市に行ってまいりました。新庄市で初めて開かれた「100円商店街サミット」に参加するためです。

 「100円商店街」の手法は、新庄市で初めて行なわれて、商店街街活性化の有効な手法として脚光をあびました。その後、各地で、新庄市を真似て行なうようになったのです。私達の三条中央商店街も18年11月に第1回を開催しました。その100円商店街を行なっている地域が一同に会して「サミット」を開いたのです。南は鹿児島から、北は秋田まで10地域が集まりました。

 各地の開催されている方々との交流は、それぞれの特色や我々との違い、また、同じ悩みを持たれていることなどを聞くことができ、とても有意義なサミットでした。

  クリックすると元のサイズで表示します

 基調講演では、三条市でも講演されたことのある日本政策投資銀行の藻谷浩介氏の講演がありました。現在の不況を、サムプライム問題や株価問題とマスコミは書いているが、間違いだと言っていました。この不況は日本独自のものであると。それは、購買層人口の減少による不況であると。なるほどと思いました。トヨタは昨年販売台数世界一を数千台(台数失念しました)で逃したそうです。それは米国の不況によるものではなく(米国での売上台数は前年比よりアップしている)、日本の販売台数の減少によるものだそうです。なぜか。それは人口統計を見ると分かるそうです。要は、車を買う購買人口が減っているのです。日本の不況は、購買人口の減少によるものなのです。車を購入する20代から50代の給料を取っている層が年々減っているのです。その上、年金生活者が年々増えていくのです。これは、かつて世界のどこも経験したことのない長寿世界一の国ならではの経済状況です。

 100円商店街は、そのような長寿社会にあって、有効な手法であると論じていました(ちょっと中略しました)。100円商店街の方向性は、藻谷先生の講演からも、間違いないと確信できました。

  クリックすると元のサイズで表示します
   新庄の商店街にたなびく我ら中央商店街「ほっとかーど」ののぼり

 18日は、新庄市で「100円商店街」が開催していました。そこで、当商店街メンバーで、新潟県の名産の「こしひかり」「笹だんご」、三条の名水「千年悠水」、当商店街のかねまつ本店謹製「豚肉の味噌漬」を販売しました。
 やはり本場。かなりの人数が集まりました。おかげで、我々の販売ブースは11時には完売でした。

   クリックすると元のサイズで表示します

 わざわざ店を休んで(お客様にご迷惑をかけ)、久々の2泊3日の旅でしたが、大変有意義な3日間でした。今度は、三条で「100円商店街サミット」を、と一緒に行ったメンバーと話しております。まあ、いつになるか分かりませんが、実現できたらと思っています。

 その前に、今年、第4回中央商店街「100円商店街」を11月1日(土)に行います。お近くの方は、是非お越しください。きっと限定品が多数ですので、売り切れ御免!
0

2008/10/15

ラスト、コーション  映画

 「ブロークバック・マウンテン」の監督、アン・リー作品。

 戦時中の上海と香港を舞台に、抗日派のスパイとしてワン(タン・ウェイ)は、親日派の特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺の機会を狙う。ワンはイーを誘惑し、任務として男女の関係になるが、ワンは任務と思いつつやがてイーに引かれてゆく。イーもこの虚構に彩られた時代に、唯一確かなものとして、ワンの肉体を求めてゆく‥。

 大胆な性描写が話題になった作品で、18禁だったとか。結構楽しめました。いやー18禁という意味ではなく‥。

 鑑賞は、先日の日曜日。早朝から、まるで「特命を帯びたスパイ」のように、息子が起きてくるのを気にしながら(カミさんは絶対起きてこないが、息子は休みに限って早起き)、こそこそと鑑賞。
 案の定、6時30分ごろ息子が起きて来て一時中断。
 午後から、息子とカミさんが買物に行った隙にまた鑑賞続行。
 それで、ラスト近くの自転車タクシーでヒロインが逃げるいいところで、また帰宅で中断。
(いいところだったのに!)
 結局、コレ以降キワドイシーンは皆無と判断して(当たっていたが)、鑑賞を息子が居ても続行。
 とまあ、途切れ、途切れに見ましたが、充実した映画鑑賞でした。

 大島渚の作品を思い出しました。前半は「青春残酷物語」、後半は「愛のコリーダ」。前半は、学生の無知ぶりの暗殺計画で、大きな代償を払わされます。後半は、運命的は出会いで出会ってしまった二人のSEXのみしか確かな実感が湧かない虚無感が「愛のコリーダ」を思い出させました。

 端正な演出に、大胆な性描写、あのセックスシーンがなかったら、この映画の充実感はなかったと思います。
 また、セックスシーンはリアルでありながら、私には美しく見えました。それに彼女(タン・ウェイ)のあどけない顔が段々妖艶になっていく様も面白かった。トニー・レオンもよかったです。

 日本人街の料亭で、タン・ウェイがトニー・レオンに歌を歌うシーンの美しさ。トニー・レオンの悲しい表情とタン・ウェイのこの刹那を楽しむ幸せそうな表情。このシーンは、それまでのリアルで濃厚なセックスシーンがあったらこそ、美しさと切実感が出ていたと思います。

 ラスト近く、タン・ウェイが自転車タクシーで逃げるシーン。喧騒のなか、陽気に話しかける運転手。糸が切れた凧のように虚無な表情のタン・ウェイ。タン・ウェイの不安定な気持ちを表す名シーンでした。

 そのあとの終わり方もよかった。捕まったタン・ウェイの処刑シーンはなく、代わりに採掘場の断崖の下の暗黒が映される。そしてタン・ウェイのいなくなった部屋で、トニー・レオンの悲しそうな表情で終わるのです。

 美しくも、スリリングで繊細な映画でした。
 ☆☆☆☆。


0
タグ: アン・リー

2008/10/5

大いなる陰謀  映画

 なかなかの力作。共和党へのネガティヴキャンペーンのような映画。でも、いろんな思いが込められています。大統領選挙前年によく作られたものです。ブッシュもパウエルも、ライスも写真で出てくる。日本では考えられないでしょう。

 映画は、レッドフォード扮する政治学の大学教授が、まれに見る秀才だが、政治的無関心の一人の学生を、いかに政治的に感心を持たせ、現実に目を向けさせることができるか説得する話。結局それも徒労に終わってしまう。しかし、その若者には何か落ち着かないものを残す。
という話をメインに、政治家(トム・クルーズ)のリークによって、マスメディアが踊らさせる様子を入れ込み、またその影で犠牲になってしまった若者を描く。というもの。

 映画自体は、

1.トム・クルーズ扮する若手上院議員がTV記者のメリル・ストリーブを呼びつけ、アフガンでの作戦をリークするシーン

2.ロバートレッドフォードが扮する政治学の大学教授が、大変優秀だが怠惰で政治に無関心な白人学生を、政治的に啓蒙しようとするシーン

3.ロバート・レッドフォードの教え子で、レッドフォードの講義に触発され「行動すること」を決断し、今、正にアフガンの戦場で戦っている二人

の主要な3つのシーンのカットバックでほぼ、成り立っています。

 とてもスタイリッシュで論理的な構成。図式的、意識的、寓話的な作り方です。が、内容としては、戦争と政治とマスメディアの関係、裕福な白人系若者の政治的無関心と貧困層である黒人やヒスパニック系の人種が戦場へ駆り出されている事実など、現在の米国のマイナスの現状を伝えています。
 そして、教授のレッドフォード(多分レッドフォード本人の本音)は無関心の若者に立て!と苛立ちます。

レッドフォード(教授)は、戦場に行く二人の教え子には、「無意味な戦争に参加するな」と説得し、「正義の戦争なら、自分も参加する」と言います。その辺がとても米国国民らしいところです。日本人なら、民間援助や、外交ルートなど非戦闘的な面を考えるでしょう。

 映画としては、1時間30分にまとめ、キレがよく、テンポもいいですが、全体的にモヤモヤした気持ちが残ります。内容のせいか、表現的にもっと突っ込んで描くべきだったかは分かりませんが。
 このモヤモヤ感こそ、現状の認識なのかもしれません。

 ☆☆☆.5


0

2008/10/2

トニー滝谷  映画

 最近惜しくも亡くなった市川準の2004年の作品。原作が村上春樹の短編ということですが未読。

 村上春樹の小説は、学生時代から東京で就職していたころはよく読んでいました。初期の作品から「ノルウエーの森」あたりまでは読んだ気がする。映画は村上春樹の文体を思わせる映画で、原作自体を読んでませんが、確かに村上春樹の世界を感じさせる映画でした。

 大森一樹が以前(80年代)「風の歌を聞け」を撮ったことがありますが、村上春樹の小説を映画化するのは難しいもんだなと思いました。今回は、市川準の作風に合ったのか、とてもいい具合に映像化されていました。

 村上春樹の小説を一言で言うと、自分(主人公)と外界(他人や物など)との距離感を絶えず確認していくことがテーマに思えます。そこには、独特の孤独感があり、群れたがる日本人像とは一線を画す主人公像を感じられ、それが村上春樹の小説の魅力でした。

 この映画「トニー滝谷」はその辺がとてもうまく映像化できていて、尚且つ、美しい。映画としては、劇的な部分が少なく、淡々としているが、その辺も魅力になっています。

 主人公はイッセー尾形。彼の演技は一人芝居的ないつもの臭さは感じますが、それがひとつの孤独をまとったスタイルにも見えて適役。相手役の宮沢りえも危うい雰囲気が魅力的で、これも村上春樹の小説の住人そのものでした(宮沢りえはひとり二役)。

 撮影スタイルの統一感や、スケッチ風な描写(ストーリーで語るのではなく存在(人も物も)のありようを克明に描くこと)で、語られるこの映画世界は、村上春樹の小説の雰囲気を上手く表しています。
 ラストの終わり方も秀逸。見る側に、戸惑いと寂寥感を残して終わります。

 ちょっと変わった映画ですが、傑作です。☆☆☆☆。


0

2008/10/1

100円商店街・開催!  商店街

   クリックすると元のサイズで表示します

 9月27日(土)28日(日)と「100円商店街」が開催されました。
 当店が所属する三条中央商店街では3回目ですが、今回は、隣の一ノ木戸商店街と昭栄通り商店街も一緒に三条商店街連合会の主催で行いました。おかげで、予算がありましたので、前日に市内全域に、チラシを新聞折込いたしました。

 そして、第一日目(今回は2日間です)の27日。
 思いもよらないくらいの人数のお客様がいらっしゃいました。
 ビックリしました。今まで中央商店街独自に行なったときは、新聞広告で告知したのみで、それも各店が何を出すか載せてなかったせいか、ワリと緩やかにお客様が入れ替わりいらっしゃったのですが、今回は、各店が何を出すかチラシに載せました。それが功を奏しました。皆さん、チラシ片手に、ドッと商店街に来てくださいました。
 
 当店は、開始20分ぐらいで売り切れとなりました。それでも、お客様が、詰め掛けてきましたので、2日目の分まで出しました。それもすぐに売り切れ。翌日(2日目)の分は、別企画で取っておいたお酒を、それに当てたり、ラベルが古くなったウイスキーなど倉庫に眠っていたものをかき集めて出すことにしました。
 
 翌28日、朝から、30名くらいのお客様が当店の前に並んでいました!当店で、初めてのことです。またまたビックリでした。2日目も開店20分ぐらいで完売。

 これほど集まるとは予想していませんでした。今回は大当たりでした。ただ、時間は午後4時までとうたっているのに、午前中で売り切れというのは、ちょっと考えなくてはなりません。わざわざ来ていただいたお客様に大変失礼なことだと思います。

 タイムバーゲンのように、10時、午後2時というように時間を2度か3度に区切ってやるのも一つかと思います。
 今後の検討課題ですね。

   クリックすると元のサイズで表示します
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ