2009/7/20

寒梅乙焼酎抽選販売・募集開始しました  お酒

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 第7回越乃寒梅古酒乙焼酎の抽選販売の募集を、今日から募集します。

 お一人様1本限りで、4名様に当たります。なにぶん、数が本当に少ないものでご理解いただきたいと存じます。

 以前当選した方のお言葉をご紹介します。
 
「この度は当選のご連絡を頂き、ありがとうございました。
 ものすごく驚いています。」(埼玉県のO様)

「寒梅乙焼酎、当選ありがとうございます。
 大変うれしく思うと同時に、早速送ってくださいますようお願いいたします。
 とてもよい新年になりそうです。」(東京都のH様)※暮れの抽選に当たった方です。



 抽選締め切りは8月24日です。ご希望の方は、当ホームページの「お問い合わせ」(メールフォーム)から「寒梅乙焼酎抽選販売希望」と書いてお申込みください。

当ホームページアドレスは以下です。

http://www.sake-komatsu.com/
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タグ: 越乃寒梅 焼酎

2009/7/20

007 慰めの報酬  映画

 今回は割と面白かったです。☆☆☆.5。

 リアルな007というか、現代的というか、以前のような荒唐無稽な敵を作りづらくなった時代の007なのですね。進化、あるいは脱皮しようとする意思を感じました。昔ながらの「スペクター」じゃあ、きょうびまともに見てはくれないということでしょう。それはそれで正解だと思います。ただ、お洒落な感じがなくなってすこしさびしい。

 そんな背景があって、設定はなかなかリアル。
 まさにスパイ戦。誰が味方で、誰が敵か分からない。その上、MI6の上層部というか英国の外務大臣も、必要とあらば、悪とも手を組むと言う始末。現に(というか映画のなかで)CIAの担当者は今回のテロリストと組んでいる。それもCIA業務として。(ラスト、その担当者は今回のミスとして降格され、ボンドに情報を流した部下が昇進する。あくまでも業務上の政治的な判断ミスにすぎないのです)

 「ジェイソンボーンシリーズ」の影響もあるように思います。もしかしてプロデューサーが、あれを見て現代の007の方向性を見出したのかもしれません。

 まあ、それにしてもちょっと悪役が、弱い。世界を震え上がらせるような悪じゃあない。だまして利権を獲得することが目的。動機が弱い(?)からか、いまいちの敵役でした。

 上司のMが女性というのも、今までと別なニュアンスを与えていると思いました。これはピアース・ブロスナンのボンド時代からのMと同じ役者(ジュディ・デンチ)ですが、ピアース・ブロスナン版は、女性Mという設定は、あまり意味がなかった。ちょっと女性問題で「おいた」をするボンドを以前の男Mより敏感だったぐらい。
 今回のダニエル・クレイグ版は、Mのことをボンドが「母のような存在」と言います。ストーリーも愛した女性の復讐がひとつありますが(ボンドはあくまでも任務と言っている)、ボンドは、Mを狙った相手を突き止める、とも言っています。ラストでは、Mに「MI6に復帰する意思はあるか?」と聞かれ、「私は任務を離れたつもりはありません」と言ったり。いつ味方が裏切るか、誰が自分を狙っているか、誰も信用できないなかで、唯一、ボンドが信頼する「母」的な存在なのです。結局今回は、このことを明確にするのがひとつのねらいだったのかもしれません。その分、女性関係は極力排したのかもしれません。そういえば、唯一ベットをともにした女性が殺されたときは、Mに叱られいました。こんなボンドは見た事がない。今後もお色気シーンは期待できないかもしれません。

 演出はいたってまじめ。細かいカット割りはやはり今どきのアクション映画、「ダークナイト」や「ジェイソンボーンシリーズ」を彷彿させます。カーチェイス、船チェイスは、あまりにせわしいカット割りで、相手がどこにいるのか位置関係が分かりずらい。ただまじめに計算してカット割をしている。「韻を踏む」ように、似たうごきのリフレインがあったり。それが効果を上げていたかどうかは別ですが。

 ボンドがバイクに乗ったシーンは、「大脱走」を思い出しました。女性と砂漠を二人歩くシーンは「ゲッタウエイ」のゴミ捨て場を歩くシーンを思い出します。ダニエル・クレイグは、マックイーン似でどうしてもマックイーンの影を追ってしまいます。

 まだ、書き足りないのですが、とりとめもないので止めます。
 また見直したくなる作品でした。


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2009/7/16

ハッピーフライト  映画

 昨年の矢口史靖監督作品(「ウオーターボーイズ」「スイングガール」の監督)。

 ☆☆☆.5点。結構面白い。

 飛行機というより、空港を舞台にした群像劇で、気持ちいいほどよくリサーチされて、作りこみが素晴しい。配役もうまくはまっていて、無名な役者、有名どころ、しっかり味を出してくれる。有名どころは、時任三郎(久しぶり!)、田辺誠一、綾瀬はるか、吹石一恵、それにチーフパーサ役の寺島しのぶや、グランドスタッフの田畑智子、オペレーションデレクターの岸部一徳がいい味を出しています。他にも‥。

 様々なエピソードは見ていてなるほどと思わせ、その上、それぞれしっかり有機的に繋がっているすごさ!
 でも、メインのエピソードが弱い。かなりリアルなつくりな分、クライマックスの大変さ(困難さ)がイマイチ伝わらない。ましてや、結局飛んで引き返してくる話で、なんか納まりが悪い。

 作りこみは、今までの矢口作品のなかでは、一番です。ただもったいないのは、エピソードが多すぎて、未消化な感じのするのが何点かあります。エピソードのツッコミ方もちょっとTV的。もっと映画らしい展開のストーリーが一本通っているとよかったのに、と思います。

 まあロバート・アルトマン監督の「マッシュ」のような、エピソードの羅列的な映画でも、映画らしい群像劇もあるので、あくまでも「ハッピーフライト」を見終わったときの「もの足りなさ」からの類推でしかないのですが‥。

 これが、連ドラでやればかなり面白いと思います。米国TVドラマ「ER」なみのリアルな内幕ものの群像劇になると思えるんだけど‥。


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2009/7/16

狼  映画

 新藤兼人の昭和30年の作品。
 ☆☆☆☆。
 知り合いの方(60歳ぐらいの方)が、是非見て欲しいと貸してくれました。

 まったく知らない作品でしたが、日本的ハードボイルドの傑作です。
 話は、戦後の闇市時代、現在のようにリストラされて職のない人々が、生命保険の外交員の募集で集まり、結局外交員としてはうまくいかず、現金輸送車を襲う話。いたって普通のおじさん、おばさんたち5人が、悪事の染まって、破滅していく様を、淡々と描きます。戦後の焼け跡や、貧しい長屋風景など、ほとんどオールロケのような映画です。

 やはりシナリオがいいです。台詞も短く、説明口調じゃない。紋きり型に陥りそうな題材ですが、乾いたタッチで、リアルに普通に描いています。今見ても古さを感じさせません。

 新藤兼人は、どちらかというとTVの脚本とかを見ていただけなので、台詞過多の演劇的な映画を作る人だと思っていました。

 ところが、この映画は、まさしく映画。映像とアクション(派手なアクションという意味でなく、登場人物の行動のこと)でストーリーが進みます。台詞は、いたって効果としての使い方のみ。説明的な台詞が一切なし。

 私は、劇音楽の使い方といい、影の使い方といい、カットの切れ(テンポ)といいジョン・フォードの傑作「荒野の決闘」を思い出しました。

 素晴しいのは、ほとんどオールロケだった点。多分独立プロで制作費がなかったためでしょうが、これによってリアル感が出ました。まるで、アメリカンニューシネマの先取りのようなものです。

 役者は、今では有名な人がほとんどでびっくりします。乙羽信子、小沢栄太郎、北林谷栄がいいですね。奈良岡朋子はちょい役ですが、なかなかいい雰囲気があります。

 それにやはり、シナリオが素晴しい。普通の人間がいかに犯罪に手を染めるか、そして犯罪を犯したものは、その良心の呵責によって破滅してしまうのです。その過程を冷徹に追っている凄さ。戦後の焼け野原がまだ残っている風景や安っぽい遊園地のシーンなど風景がそのまま主人公たちの心象風景のようにみえます。

 「狼」は隠れた名作でした。

 新藤兼人は、食わず嫌いでしたが、ちょっと見直そうかと思います。


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2009/7/6

第17回「人と酒が出会う会」結果報告  お酒

 先日の6月26日(金)に、「岩の原ワイン研究」と題しまして第17回「人と酒が出会う会」を開催しました。今回はお客様が14名、岩の原ワインの齋藤さんと私で、総勢16名でした。

 フルーティブラン(白甘口)から始まり、岩の原の白(やや辛)、岩の原の赤(ミディアムボデイ)、深雪花の赤(ミデイアムボデイ)、それにブラッククイーン2006赤(フルボデイ)を順番に飲んでいただきました。

 最初のフルーティブランは、「ナイアガラ種」を使用した白甘口なので、のん兵衛の皆さんばかりなので、甘口はどうかな、と危惧しましたが、「ナイアガラ種」特有のフルーティな香りと甘さが、ちょうど食前酒のような効果を上げ、皆さん一様に美味しいとおっしゃっていました。

 次の岩の原白は、「甲州種」を使用したワインで辛口です。さっぱり目の味で、前のフルーティブランとの違いが攻を奏しました。さっぱりした味は料理の味を流してくれてとても料理との相性もいいワインです。でも多分これから飲んだら、うすっぺらな印象を感じたかもしれません。前に甘いフルーテイブランを飲んでいたのがよかったと思いました。

 岩の原赤は、日本のワインの父といわれた岩の原ワインの創業者、川上善兵衛が生み出した「マスカットベリーA」を使用したワインです。ちょっと冷して飲んでいただきました。冷やしたので酸味も押さえられ、香りもありまろやかな味わいでした。料理と対抗するのでなく控えめな赤ですので、和食にも合う味だと思います。

 深雪花赤は、やはり「マスカットベリーA」を使用しており、あのソムリエの田崎真也氏も絶賛したワインです。樽熟させたほのかなロースト香があり、果実香とともにバランスがよく柔らかな口当たりでした。なるほど、同じマスカットベリーAでも岩の原の赤とは違う、ワンランク上の味わいでした。

 最後はブラッククイーン2006赤です。程よい酸味、日本産の赤とは思えないフルボデイタイプで、さすがの味わいでした。日本産の赤は、どうしても軽めになりがちですが、そういった私の先入観を塗り替える味わいでした。これなら外国産の赤に負けない味わいです。少し冷して(15度ぐらい)おいたので、程よい酸味になり、尚且つ濃厚な味わい。タンニンも多く感じられます。デミグラスソースなどのお肉料理にも負けない味わいです。
 ブラッククイーンは作りたては、酸味が強いとか。2006年産がちょうどいい味わいに仕上がっているそうです。10年ぐらいは熟成するそうです。なかなか楽しみのワインです。

 今回の試飲の流れは、岩の原ワインの齋藤さんが考えていただいたわけですが、当初、甘いフルーティブランを入れるのは、どうかな、と私は思っていたのですが、この流れがやはりとてもそれぞれを引き立てる流れだったことが試飲してみて分かりました。さすがなものです。

 一通り説明を聞いてからは、自由に飲んでいただきました。一番多く出たのは、やはりブラッククイーンでした。その次が、意外とフルーテイブランでした。予定本数を9時前までに飲み上げて、追加をしたくらいですから、皆さん美味しかったのだと実感しました。

 毎度のことながら、今回も楽しい会になりました。
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