2009/12/20

「外事警察」が結構面白い!  映画

 NHK土曜ドラマ「外事警察」が昨日で終わりました。

 結構面白かったです。6話完結で、我々の知らないところで「外事警察」というものが存在しているという現実味のあるドラマでしたが、最終回に近づくにつれ、SAT(警視庁特殊急襲部隊)が派手に出てきたり、主役の渡部篤郎なども銃を振り回し、香港映画みたいになったのは残念。それにテロリストの黒幕の設定がちょっとアニメ的(アニメ「攻殻機動隊」みたい)でした。

 撮り方も結構凝っていますが(最近流行りの「プログレッシブカメラ」で撮影されているようです)、まあ構図など考えるとこれもアニメ「攻殻機動隊」などに似ています(諜報の形態も「攻殻機動隊」を彷彿させます)。結局、アニメのほうが10年以上先を行っていたんでしょうね。ただ、アニメでは許される「悪」の仕掛け(悪役の仕掛け)が、実写で、リアルなドラマになるとちょっと無理がある。もっと現実のテロ事件を参考に、作りこまないとダメだと思います。

 回が進むにつれ、派手さを入れたかったのか、見せ場作りに振り回された感じです。派手な突撃シーンや爆破シーンより、見えないところで諜報活動の結果、事前にテロをくい止める、もしくはくい止められなくて‥なんていうなドラマだったらと思いました。

 官房長官(余貴美子)の権謀術数を使うワルぶりもアニメか20年前の日本映画のレベルだと思います。1年か数年しか在籍していない立場であんな巨悪のイメージは、それこそマンガですね。
 現実の官房長官は、長年いる官僚に振り回されている気がします。鳩山政権の今の官房長官も、なんか役職に振り回されている気がします。小沢一郎の顔色をうかがったり、官僚に気を使ったり。実際の業務自体もほとんど知らない人間がポンと役職に付くわけですから、しかたないですが。すみません。あまり関係ない話に流れました。

 と、けなしていますが、近年にないハイレベルなドラマでした。とくに1話はよく出来ています。ゲストの田口トモロヲがなかなかいい演技を見せます。主演の渡部篤郎も色気があってよかったですし。

 必見は、第1話。1話を見て面白いと思えて、お時間があれば、全部見てみてください。謎ときの部分がありますので、気になるので途中でやめるのは身体に悪いと思いますので。

 来年1月10日にBSで一挙放送するそうです。
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