2010/11/23
「ボジョレーヌーボーの会」開催! お酒
11月19日、当店店内で、「ボジョレーヌーボーの会」を開催しました。
ボジョレーヌーボーは、もう恒例の会になっていますが、今年は、毎年好評でしたので、2回開催することにいたしました。2回目は、25日にウチのお得意様である「釜焼鳥本舗おやひなや三条中央店」で行います。
で、19日の最初の会は、12名の参加で、いつもどおりに「かねまつ本店」さんのオードブルで、ボジョレーヌーボーを楽しみました。今回は2派に分かれての開催ですので、初めての方も何人かいらっしゃり、いつもと違う、大人の雰囲気の会になりました。
今年のボジョレーは、酸味、甘さが、ほどよいバランスのいい味わいでした。ビラージュはボデイもあり、飲みごたえのある味わいでした。
かねまつさんのオードブルも、大変好評でした。皆さん、楽しい時間を過ごしていただけたようで、今から来年の参加を予約する人もいました。
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ボジョレーヌーボーは、もう恒例の会になっていますが、今年は、毎年好評でしたので、2回開催することにいたしました。2回目は、25日にウチのお得意様である「釜焼鳥本舗おやひなや三条中央店」で行います。
で、19日の最初の会は、12名の参加で、いつもどおりに「かねまつ本店」さんのオードブルで、ボジョレーヌーボーを楽しみました。今回は2派に分かれての開催ですので、初めての方も何人かいらっしゃり、いつもと違う、大人の雰囲気の会になりました。
今年のボジョレーは、酸味、甘さが、ほどよいバランスのいい味わいでした。ビラージュはボデイもあり、飲みごたえのある味わいでした。
かねまつさんのオードブルも、大変好評でした。皆さん、楽しい時間を過ごしていただけたようで、今から来年の参加を予約する人もいました。


2010/11/15
「おっぱいバレー」 映画
綾瀬はるか主演の昨年の映画。個人的にはとても見たかった映画でした。えっ、綾瀬はるかのおっぱい、のことではありませんが。
みょーに面白い。
ひとつは、綾瀬はるかがとてもこの映画に合っていていい味を出していた点。カマトトぶりといい、鈍感なところといい、生真面目なところといい。
それに、設定の79年当時の雰囲気を出すため、当時の車が、先日の「時をかけるー」よりも大挙出てきます。スカイライン、セリカ、セドリック、パブリカ、などなど。それもこれ見よがしでなく、画面の隅などにちらりと見えるのです。
音楽は、そのころの「ニューミュージック」。チューリップや、ユーミンや、キャロルも!それに杏里の「オリビアを聞きながら」など。
それら、ぴったり合っているかといえば、それほどでもないのですが、ちょっと気持ちが乗ってくる。
九州の福岡あたりの設定らしいのですが、飲み屋の雰囲気も独特で、なかなかいい。
細かいところを、製作側が楽しんで作りこみをしているような趣でした。
とてもくだらないのですが、乗せてくれます。ちょっとした伏線がなかなか泣かせたり、まああまりひねりもないのですが、健全に落としどころで泣かせます。
アメリカのひところのロブ・ライナー(スタンドバイミー)や、ジョン・ヒューズの映画みたいに、それほど緻密さはないのですが、そこそこ面白く感動させてくれて、とても楽しみました。
それで、おっぱいは見れたかどうかは‥、見てのお楽しみ。
☆☆☆.5
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みょーに面白い。
ひとつは、綾瀬はるかがとてもこの映画に合っていていい味を出していた点。カマトトぶりといい、鈍感なところといい、生真面目なところといい。
それに、設定の79年当時の雰囲気を出すため、当時の車が、先日の「時をかけるー」よりも大挙出てきます。スカイライン、セリカ、セドリック、パブリカ、などなど。それもこれ見よがしでなく、画面の隅などにちらりと見えるのです。
音楽は、そのころの「ニューミュージック」。チューリップや、ユーミンや、キャロルも!それに杏里の「オリビアを聞きながら」など。
それら、ぴったり合っているかといえば、それほどでもないのですが、ちょっと気持ちが乗ってくる。
九州の福岡あたりの設定らしいのですが、飲み屋の雰囲気も独特で、なかなかいい。
細かいところを、製作側が楽しんで作りこみをしているような趣でした。
とてもくだらないのですが、乗せてくれます。ちょっとした伏線がなかなか泣かせたり、まああまりひねりもないのですが、健全に落としどころで泣かせます。
アメリカのひところのロブ・ライナー(スタンドバイミー)や、ジョン・ヒューズの映画みたいに、それほど緻密さはないのですが、そこそこ面白く感動させてくれて、とても楽しみました。
それで、おっぱいは見れたかどうかは‥、見てのお楽しみ。
☆☆☆.5

タグ: 綾瀬はるか
2010/11/14
今年も「100円商店街」開催! 商店街
昨日、100円商店街を開催しました。
今回は、商工会議所の音頭で、中心市街地で、全市的に行いましたので、多数のお店が参加しました。その上、近くの本寺小路を、歩行者天国にして「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」も同時開催されましたので、多くの市民でにぎわいました。
当店の、今回の100円商品は、カップ麺、180ml酒パック、ミネラルウオーター2Lでした。以前ほどに値引き幅が少ない商品でしたので、今回は、開始前から、店の前に並ぶということはありませんでしたが、お昼すぎまで、お客さまは途切れることなく来場しました。
まあ、かなり値引きの商品を出してたときは、ちょっと殺気だったものを感じましたが、今回は、皆さん、100円商店街を楽しんで来場されているように感じました。ご夫婦で散歩がてら来られたり、おばあちゃんとお孫さんとで来られたり、親子で来られたり、友達どうしで来られたり。
とてもいい雰囲気の100円商店街でした。商品選定も、以前の「目玉商品」的なものより、値引き幅が少なくても、ちょっと買いたくなる、ぶらっと散歩に来てついで買いをするような商品がいいのかもしれないと思いました。それで、お客様もお店側もゆっくり100円商店街を楽しむという‥。
ちょっと100円商店街のコツがつかめたように思います。
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今回は、商工会議所の音頭で、中心市街地で、全市的に行いましたので、多数のお店が参加しました。その上、近くの本寺小路を、歩行者天国にして「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」も同時開催されましたので、多くの市民でにぎわいました。
当店の、今回の100円商品は、カップ麺、180ml酒パック、ミネラルウオーター2Lでした。以前ほどに値引き幅が少ない商品でしたので、今回は、開始前から、店の前に並ぶということはありませんでしたが、お昼すぎまで、お客さまは途切れることなく来場しました。
まあ、かなり値引きの商品を出してたときは、ちょっと殺気だったものを感じましたが、今回は、皆さん、100円商店街を楽しんで来場されているように感じました。ご夫婦で散歩がてら来られたり、おばあちゃんとお孫さんとで来られたり、親子で来られたり、友達どうしで来られたり。
とてもいい雰囲気の100円商店街でした。商品選定も、以前の「目玉商品」的なものより、値引き幅が少なくても、ちょっと買いたくなる、ぶらっと散歩に来てついで買いをするような商品がいいのかもしれないと思いました。それで、お客様もお店側もゆっくり100円商店街を楽しむという‥。
ちょっと100円商店街のコツがつかめたように思います。


2010/11/13
「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」 映画
監督の根岸吉太郎が、モントリオール世界映画祭 最優秀監督賞受賞したそうで、主演の松たか子がなかなか評判よかったので、かなり期待してしまいました。だいたい期待するとよくない。
根岸監督は、好きな部類の監督ですが、私が見るに当たり外れがよくある。今回は、私的には「はずれ」でした。
とても力作。とても日本の映画水準の高さを感じさせます。太宰治風の詩人の夫役の浅野忠信は、素晴しい。彼の演技を見るだけでも、この映画を見る価値はあると思います(私は日本の映画界で男優では、彼が今のところ一番では?と思います。色気があり、演技に無駄がなく、よく染まる。最近作の「剣岳 点の記」の演技も好きでした)。
かたや松たか子。まあ、今回は、ノー天気な雰囲気がよく合ってはいたけれど‥。なんか血が通っていないような演技にも見える。その点がこの映画の敗因のように思えますし、それは、彼女からいつも私が受ける印象。ちょっと損な女優だと思います。
意外とよかったのが広末涼子の愛人。一緒に心中失敗する役ですが、なんかちょっと切なさがありました。
シナリオは、原作をうまく膨らませていてとてもよく出来ています。多分シナリオだけ読んでも読み物として面白いぐらい。さすが田中陽造です。
でも盛り上がらない。敗因は、やはり全体の流れを見通すような演出計画がない(ようにみえる)ことかな、と思います。
それは、ここで盛り上がるハズなのにと思えるシーンをことごとくはずしてしまっているのです。
例えば、心中した場所に妻の松たか子が訪れるのですが、そこでの心の動き。
もう一つは、もと好きだった弁護士(堤真一)に口紅をつけて会いに行くシーン。そのあとの雑踏シーン。
それに、ラストの浅野忠信と松たか子の夫婦が二人並ぶシーン(これはシナリオでとてもうまくオリジナルを膨らませていいシーンなのに)。
根岸監督は、オーソドックスに撮る監督でそれはそれでとてもいいのですが、クリントイーストウッドみたいに、大事なシーンは、とても押さえながら、だけども情感が画面から溢れ出るような演出はできないものかと思いました(「マジソン郡の橋」のトラックの別れのシーンや、「ミリオンダラーベィビー」の安楽死させるシーンのように)。
スタジオ内に作られたセットの街並みと、屋外の銀座(?)のシーンのあきらかな光線の違いも、とても気になりました。
まあいい映画ですが、見る側に化学反応が起こるほどの映画ではなかったです。残念ながら。
☆☆☆。
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根岸監督は、好きな部類の監督ですが、私が見るに当たり外れがよくある。今回は、私的には「はずれ」でした。
とても力作。とても日本の映画水準の高さを感じさせます。太宰治風の詩人の夫役の浅野忠信は、素晴しい。彼の演技を見るだけでも、この映画を見る価値はあると思います(私は日本の映画界で男優では、彼が今のところ一番では?と思います。色気があり、演技に無駄がなく、よく染まる。最近作の「剣岳 点の記」の演技も好きでした)。
かたや松たか子。まあ、今回は、ノー天気な雰囲気がよく合ってはいたけれど‥。なんか血が通っていないような演技にも見える。その点がこの映画の敗因のように思えますし、それは、彼女からいつも私が受ける印象。ちょっと損な女優だと思います。
意外とよかったのが広末涼子の愛人。一緒に心中失敗する役ですが、なんかちょっと切なさがありました。
シナリオは、原作をうまく膨らませていてとてもよく出来ています。多分シナリオだけ読んでも読み物として面白いぐらい。さすが田中陽造です。
でも盛り上がらない。敗因は、やはり全体の流れを見通すような演出計画がない(ようにみえる)ことかな、と思います。
それは、ここで盛り上がるハズなのにと思えるシーンをことごとくはずしてしまっているのです。
例えば、心中した場所に妻の松たか子が訪れるのですが、そこでの心の動き。
もう一つは、もと好きだった弁護士(堤真一)に口紅をつけて会いに行くシーン。そのあとの雑踏シーン。
それに、ラストの浅野忠信と松たか子の夫婦が二人並ぶシーン(これはシナリオでとてもうまくオリジナルを膨らませていいシーンなのに)。
根岸監督は、オーソドックスに撮る監督でそれはそれでとてもいいのですが、クリントイーストウッドみたいに、大事なシーンは、とても押さえながら、だけども情感が画面から溢れ出るような演出はできないものかと思いました(「マジソン郡の橋」のトラックの別れのシーンや、「ミリオンダラーベィビー」の安楽死させるシーンのように)。
スタジオ内に作られたセットの街並みと、屋外の銀座(?)のシーンのあきらかな光線の違いも、とても気になりました。
まあいい映画ですが、見る側に化学反応が起こるほどの映画ではなかったです。残念ながら。
☆☆☆。

2010/11/11
「ゴールデンスランバー」 映画
前から見たかった「ゴールデンスランバー」を見ました。期待大でした。
☆☆.5。
ストーリーはあらずじを聞いただけで面白そう。キャストは、最近評判の堺雅人を中心に、現在の日本映画としては、人気、演技力とも高レベルの方々をそろえていますし。中村義洋監督も伊坂幸太郎の別の原作を以前映画化してそこそこ評判だったとのことで、また監督した「チームバチスタの栄光」も見ていて、そこそこの出来だったのは、私も確認済みでした。
それで‥。なんかイマイチなのです。演出はソツがない。シナリオも、まあまあ。でも見ていて熱くなれない‥。
ビートルスのアルバム「アビーロード」に入っている曲の「ゴールデンスランバー」を題名に冠しているほどだから、どうしてもあの名作「アビーロード」を意識してしまいます。あのアルバムのB面、「ゴールデンスランバー」も入っているB面はそれこそ打ち上げ花火の連続打ちのような快感を与えてくれるのですが、そんな映画をどこか期待してしまいました。打ち上げ花火は出てきますが‥。ちょっとちゃんと破裂しませんでした‥。映画のなかでは打ち上げ花火がしっかり破裂していましたが、見る側が破裂しません。しけたままでした。
ビートルズのアルバム「アビーロード」はB面のメドレーは、打ち上げ花火の連続技のような趣。「ゴールデンスランバー」の原作者はこれを目指したんだろうと思います。中心となる曲「ゴールデンスランバー」は、なんと1分半ぐらいの曲です。そのあとも色んな曲がつづき‥、B面全体が一つの楽曲のようなかたちです。
このアビーロードのB面は、ビートルズがもうほとんど分裂しかけていたなか、ひとりポールが録音を重ねて作り上げたとか。この辺のエピソードは、映画のなかでも劇団ひとりが語っていましたが。
要は、ポールが仲間をもういちど集めたい、というメッセージがあったのかも、という気持ちが原作にあって、映画もそれをしっかり踏襲するはずだったと思うのですが、不発弾ゴロゴロ状態‥。
結論として思ったのは、映画を作る人は、普通の人は作っちゃいけません、なんじゃないかと。
やはりソツのない映画はつまらないのです。多分、この監督、シナリオも書けてるぐらいなんで、かなり優秀な助監督だったのでは?と思います。でも優秀な助監督は優秀な監督にはならないんですね。やはりなにかはみ出すものがないと、映画は動きださない、というのが私の結論です。そしてこの映画は、なんにもはみ出すものがない。残念ながら。
というたわ言を言っている私こそ、平凡な普通の人である、というは、痛いほど自覚しているのですが‥。
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☆☆.5。
ストーリーはあらずじを聞いただけで面白そう。キャストは、最近評判の堺雅人を中心に、現在の日本映画としては、人気、演技力とも高レベルの方々をそろえていますし。中村義洋監督も伊坂幸太郎の別の原作を以前映画化してそこそこ評判だったとのことで、また監督した「チームバチスタの栄光」も見ていて、そこそこの出来だったのは、私も確認済みでした。
それで‥。なんかイマイチなのです。演出はソツがない。シナリオも、まあまあ。でも見ていて熱くなれない‥。
ビートルスのアルバム「アビーロード」に入っている曲の「ゴールデンスランバー」を題名に冠しているほどだから、どうしてもあの名作「アビーロード」を意識してしまいます。あのアルバムのB面、「ゴールデンスランバー」も入っているB面はそれこそ打ち上げ花火の連続打ちのような快感を与えてくれるのですが、そんな映画をどこか期待してしまいました。打ち上げ花火は出てきますが‥。ちょっとちゃんと破裂しませんでした‥。映画のなかでは打ち上げ花火がしっかり破裂していましたが、見る側が破裂しません。しけたままでした。
ビートルズのアルバム「アビーロード」はB面のメドレーは、打ち上げ花火の連続技のような趣。「ゴールデンスランバー」の原作者はこれを目指したんだろうと思います。中心となる曲「ゴールデンスランバー」は、なんと1分半ぐらいの曲です。そのあとも色んな曲がつづき‥、B面全体が一つの楽曲のようなかたちです。
このアビーロードのB面は、ビートルズがもうほとんど分裂しかけていたなか、ひとりポールが録音を重ねて作り上げたとか。この辺のエピソードは、映画のなかでも劇団ひとりが語っていましたが。
要は、ポールが仲間をもういちど集めたい、というメッセージがあったのかも、という気持ちが原作にあって、映画もそれをしっかり踏襲するはずだったと思うのですが、不発弾ゴロゴロ状態‥。
結論として思ったのは、映画を作る人は、普通の人は作っちゃいけません、なんじゃないかと。
やはりソツのない映画はつまらないのです。多分、この監督、シナリオも書けてるぐらいなんで、かなり優秀な助監督だったのでは?と思います。でも優秀な助監督は優秀な監督にはならないんですね。やはりなにかはみ出すものがないと、映画は動きださない、というのが私の結論です。そしてこの映画は、なんにもはみ出すものがない。残念ながら。
というたわ言を言っている私こそ、平凡な普通の人である、というは、痛いほど自覚しているのですが‥。
