■コリアン・マイノリティ研究会第204回月例研究会&「猪飼野セッパラム文庫」開館6周年記念
猪飼野の街をみんなで歩こう!猪飼野フィールドトリップ【入門編】
案内:藤井幸之助(猪飼野セッパラム文庫主宰)
今回は「猪飼野フィールドトリップ【入門編】」をおこなう。「猪飼野セッパラム文庫」開館6周年を記念して、文庫の見学をした後、猪飼野を歩く。ふるってご参加ください。
「猪飼野(いかいの)」は古代より朝鮮半島からの渡来人も多く、戦前戦後、東成区・生野区にまたがった地域の地名で、在日朝鮮人の集住地域として知られていた。しかし、1973年に町名改正で、地名としてはなくなった。
また、1980年代から90年代にかけてこの付近には「猪飼野朝鮮図書資料室」「学林図書室」「青丘文化ホール」「カラ文化情報センター」など、朝鮮韓国在日に関する専門図書館等があったが、様々な事情で今はない。
そのため「猪飼野」に隣接した天王寺区細工谷で、民家を利用して、誰もが利用できる、みんなの居場所・まちの人権図書館「猪飼野セッパラム文庫」を2015年5月に開館した(샛바람(セッパラム)とは朝鮮語で「東風/こち」を意味し、「新しい風」の意味ももたせている。実はその前に東淀川区淡路で2010年から5年間、「陰陽連絡線セッパラム文庫」を運営した)。キャッチフレーズは「1軒丸ごと朝鮮韓国在日の図書資料でいっぱい、みんなの居場所・まちの人権図書館・チラシ図書館!」「これまでの、これからの図書資料を100年残すために」。みなさんのご支援・ご協力をお願いします。
日 時:2021年8月8日(日)13:00〜17:00 終了後、懇親会(参加費別途)
集合場所:「猪飼野セッパラム文庫」(大阪市天王寺区細工谷2-14-8)
近鉄「大阪上本町駅」から8分・地下鉄「谷町九丁目駅」・環状線「桃谷駅」から10分、環状線・地下鉄・近鉄「鶴橋駅」から15分
ドンキホーテ上本町店から東へ、セブンイレブン角を右へ約100m、左側3軒目 ※道に迷われる前にお電話ください。
コース:猪飼野セッパラム文庫⇒細工谷遺跡⇒古書「楽人館」⇒鶴橋国際マーケット⇒比売許曽(ヒメコソ)神社⇒疎開道路⇒彌栄(ヤエイ)神社⇒御幸森(ミユキモリ)天神宮(王仁(ワンイン)博士歌碑)⇒つるの橋⇒大阪朝鮮第四初級学校前⇒旧大阪市立御幸森小学校前⇒御幸森商店街(生野コリアタウン)⇒平野川(運河)⇒大阪市設鶴橋霊園(鶴橋斎場跡)⇒民衆仏教「観音寺」⇒懇親会場へ(時間の都合で省略する場合もあります)
参考:「15年戦争下の生野区「猪飼野」の町」
https://jinken-kyoiku.org/heiwa/ik-miyuki1-j.html
参加費:一般800円・会員600円・大学生以下無料
★「猪飼野アクセスマップ」ほか、配布資料準備の都合がありますので、必ずご予約ください。終了後、懇親会(有料)参加の有無も
★もちろん当日の飛び入りも歓迎!
主 催:☯猪飼野セッパラム文庫☯
http://sepparam-bunko.jimdo.com/
大阪市天王寺区細工谷2-14-8 masipon@nifty.com 090-9882-1663

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