【フィールドワーク】
10月28日(日)にコリアン・マイノリティ研究会第 107回 月例研究会としてフィールドワークを開催します。下記の2コースを準備しております。奮ってご参加下さい。
@教育祭フィールドワーク
ガイド:大今 歩さん(教育塔を考える会)
A八尾国際交流野遊祭フィールドワーク
ガイド:藤井幸之助さん(神戸女学院大学非常勤講師)
今回の月例研究会では第77回「教育祭」と第22回「八尾国際交流野遊祭」のフィールドワークをおこなう。
前者は1934年の室戸台風で殉職した教職員を礼賛するために、帝国教育会が高さ30mの「教育塔」を建立し、1936年に「合祀」したのが始まりだ。「教育の靖国」といわれる所以だ。戦後は日教組が主管し、毎年「教育勅語」発布の10月30日におこなってきた(参加者減少のため、2008年から10月最終日曜日としている)。今年は昨年3月の東日本大震災で亡くなった児童・教員の「特別合葬」が予定されていて、例年になく“おごぞかな”雰囲気が演出されるものと思われる。
後者は八尾市で在日朝鮮人教育に取り組んできたトッカビ子ども会(現、特定非営利活動法人トッカビ)を中心に1990年にはじめたお祭り。近年は民族構成も変化し、ベトナム人(府内最多)・中国人・タイ人などが多く、会場のあちこちから各民族コミュニティの言語が耳に飛び込んでくる。
http://tokkabi.jimdo.com/
「1991年8月に、その名称を「八尾市民族交流まつり」として第1回目が開催されました。八尾市内の在日コリアンどうしの親睦と、日本人との相互理解を深めるために、年に1回、のんで・たべて・うたって・おどって、楽しく交流しようとはじめられました。その後、八尾市内には在日コリアン、ベトナム、中国をはじめ、たくさんの異文化をルーツにした人々が生活していることから、そういった人たちと出会い、交流できる祭にしようと、名称を「国際交流野遊祭」と変更し、現在にいたっています。さまざまな文化があふれていれば、八尾はもっとゆたかで楽しいまちになることを信じて、「いろんな人に出会い、いろんな人と交流し、そして、共に生きる社会を体感しよう!(出会い・交流・共生)」をキャッチフレーズに開催されています。」トッカビHPより
【参考】「教育塔」(日教組)
http://www.kyouikutou-jtu.jp/
「教育塔」(大阪市内で戦争と平和を考える・大人版)
http://www.geocities.jp/jouhoku21/heiwa/oj-kyouikutou.html
日 時:2012年10月28日(日)9:30〜15:00 *2コースとも日時は同じ
場 所@コース 教育塔前 9:00すぎ 大阪城公園南西
地下鉄「谷町4丁目」下車、東へ徒歩5分
*当日の連絡は:090-9882-1663まで
Aコース 南本町第一公園 12:30頃(八尾市南本町8丁目)
JR関西本線「八尾駅」下車
参加費:2コースとも無料(どなたでもご参加いただけます)
★資料準備の都合があります。必ず右記までお申込ください masipon@nifty.com
★終了後、懇親会を開催(有料)
主 催:コリアン・マイノリティ研究会
http://white.ap.teacup.com/korminor/
大阪市東淀川区菅原5-3-4 陰陽連絡線セッパラム文庫内 090-9882-1663 masipon@nifty.com

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