■コリアン・マイノリティ研究会第110回 月例研究会
今例会は、国立民族学博物館での以下の3つのイベントからなっています
@「やっぱりヨーロッパ ― 春のみんぱくフォーラム2013」
A「朝鮮半島の文化」展示の見学
B「みんぱく映画会」映画『パリ20区、僕たちのクラス』
(2008年/フランス/フランス語他(日本語字幕付き)/128分)
http://www.minpaku.ac.jp/sites/default/files/museum/event/fs/pdf/20130112-0323_flyer.pdf
解説:庄司博史さん(国立民族学博物館教授)
「労働者」と「移民」というヨーロッパの今日的なテーマをあつかう作品です。今日の社会で排除や貧困にも直面するなか、社会をささえ構成する主体としてのしたたかな生きかたはヨーロッパの新たな側面をみせてくれます。
【映 画】移民の多い地域に佇むパリ20区の中学校の、あるクラスの1年を、ドキュメンタリー以上にリアルに描出し、カンヌ国際映画祭で、フランス本国に21年ぶりに最高賞をもたらした。正しい文法や言葉づかいを熱心に教えるも、日々悩みの尽きぬ国語教師と、多様なバックボーンをもち、ああ言えばこう言う手強い生徒たちとのエキサイティングな対話が、現代のフランスが抱える社会問題をも、鋭く浮き彫りにする。台詞とは思えぬ自然さで、心情を対等にぶつけ合う面々を、カメラは構内から一歩も出ずに追い続け、言葉の力や教育の本質もが、生き生きと伝わる好篇に仕上がった。(服部香穂里)
日 時:1月12日(土)展示見学11:00〜(昼食は各自ご準備下さい)
解説・上映13:30〜16:30
場 所:国立民族学博物館 (吹田市千里万博公園10-1) 06-6876-2151
交 通:大阪モノレール「万博記念公園駅」下車、徒歩15分(自然文化園中央口ゲート)
中央口ゲート前の券売機でみんぱくの観覧券をご購入下さい
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access
入館料:420円・高校・大学生250円(どなたでもご参加いただけます)
★例会準備の都合がありますので、右記まで必ずご予約ください。masipon@nifty.com
★終了後、庄司博史さんを囲んで懇親会(有料)
主 催:コリアン・マイノリティ研究会
http://white.ap.teacup.com/korminor/
大阪市東淀川区菅原5-3-4 陰陽連絡線セッパラム文庫内 090-9882-1663 masipon@nifty.com

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