8月の最終週に岡山とオートポリスでSFJ・FJ1600の各第3戦が開催されました。
これで今期3レース以上が終了した全国のJAF地方選手権FJ1600/SFJシリーズ、各6シリーズ・全10クラスのポイントランキングを全て掲載したことになります。
なかにはすでにチャンピオンの決まったシリーズもあり、今まさに大手をかけたドライバーもいれば、ギリギリの僅差を競り合うシリーズもあります。
今年は、開催数4戦のオートポリスを除き、各レース開催数の70%が有効ポイントとなる。5戦開催の岡山国際ともてぎでは4戦分のポイントが有効、6戦開催の富士・筑波SFJも同じく4戦有効、最大7戦を戦う筑波FJシリーズは5戦が有効、現在2戦を残して混戦中、残りのレースでどれだけポイントを詰められるか、逆転出来るか、大変微妙な時期になりました。
すでにチャンピオンが確定したのはSFJは3シリーズ、FJ1600が1シリーズ。
☆鈴鹿SFJシリーズチャンピオン #43西本直樹
☆富士SFJシリーズチャンピオン #43西本直樹
☆もてぎSFJシリーズチャンピオン #19中林大輔
☆富士FJ1600シリーズチャンピオン #72大森弥
今年の開幕戦からSFJにNEWマシンで参戦・全勝を続ける鈴鹿の#43西本直樹は、富士シリーズにも第3戦から参戦。新規開催でまだ戦闘力も台数も覚束ない富士シリーズを呆気なく攻略、3連勝で初代チャンピオンとなる。鈴鹿のFJ/SFJシリーズはクラブマンに併催・7戦開催予定だが、最終戦が日本一決定戦に振り替えられることになりシリーズから外れ、6戦計算になったため、SFJは西本の4戦4勝のストレート勝ちということになった。
もてぎSFJシリーズは序盤#62中山雄一の独走かと思われたが、2戦目の慣れない東コースに苦戦、さらにFCJと同日開催となった第3-4戦の欠場で順位を下げ、代わって第2戦から参戦の08筑波チャンピオン#19中林大輔が3勝し、チャンピオンを決めた。
富士FJ1600シリーズの#72大森弥は、06筑波FJ1600チャンピオン、07FCJを経て08中国ジュニアフォーミュラ参戦・チャンピオンを獲得、09年はアジア・Fルノー参戦を希望するも叶わず、云わば出戻りの富士FJ1600参戦、ベテラン勢を蹴散らして3勝、チャンピオン確定となった。
この後各シリーズは、10月3-4日のもてぎ最終戦から、11日筑波SFJ第5戦・FJ1600第6戦、鈴鹿第5戦、18日富士最終戦、岡山第4戦と、後半戦に突入する。
チャンピオンを目指して、最後まで順位を争ってフェアな良いレースが見られることを期待したい。

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