かめのこうら

11月13日、ＦＳＷのトヨフェスで開催された、ネッツカップVitzチャンピオン戦、アルテッタ最終戦、フォーミュラトヨタ最終戦、の３レースリザルト。

Vitzチャンピオン戦
出走44台　決勝完走39台　リタイヤ4台　失格1台　周回数11
予選　#34 #18 #31 #17 #35 #32 #26 #15 #20 #24　
予選タイム 2:21.406 コースレコード更新 #34宮田耕治
決勝　#31中田寛徳(関西-1) #18田倉康雄(関東-5) #17田中雅基(関東-4) #36河村直樹(関西) #14横溝豪(関東-1) #26小林正憲(関東) #32松村幸憲(関西-2) #19杉岡謙広(関東) #22秋本康之(関東) #28斎藤孝行(関東)
決勝ファステスト 2:20.786 コースレコード更新#17田中雅基

アルテッツァ最終戦
出走33台　決勝完走28台　リタイヤ3台　失格2台　周回数15
予選　#11 #34 #36 #33 #72 #55 #17 #28 #82 #76　
予選タイム 1:58.449コースレコード更新#11伊藤博之
決勝　#34佐々木雅弘 #36上村純一 #72金井亮忠 #17杉林健一 #55福島稔大 #14三木竜二 #28雨宮栄城 #33樋口統也 #57塩野健司 #62デパマン石渡
決勝ファステスト 1:58.788 #34佐々木雅弘

エッソ・フォーミュラトヨタ最終戦
出走18台　完走17台　リタイヤ1台　周回数15
予選　#62 #71 #28 #61 #32 #7 #8 #6 #9 #83
予選タイム1:44.169 コースレコード更新#62 坂本雄也
決勝　#61阿部翼 #62坂本雄也 #71石浦宏明 #28高井美豪 #8大嶋和也 #82水谷大介 #10EUI CHUL JENG #83松原亮二 #9大岩敬澄 #84糸田川和亮
決勝ファステスト 1:44.617 #62坂本雄也

Vitzチャンピオン戦
決勝ファステストラップは 2:20.786 。#17田中雅基がコースレコードを更新。予選タイムもレコード更新だったのですが、決勝ではトップ3がさらにコンマ4‐6秒速いタイムを叩きだし、熾烈な戦いを展開。ウワサに聞くスリップ合戦てやつでしょうか。
関東勢はシリーズ開催コースということもあり、前日の予選中はタイミングを測ってダンロップ手前の300Rイン側を列を作ってスロー走行、かたや大勢が初走行の関西勢はブレーキングやラインの確認か、コース幅をイッパイに使ってアタックを繰り返す。関西勢は突っ込み重視、関東勢は立ち上がり重視、かな？
決勝は例によって1周目から接触クラッシュで大混乱、関東2位の長部正典は予選8番手から一気にリタイヤ。関西勢で好い感じだった予選5番手の小倉由浩も2周目のダンロップで追突されリタイヤ。トップ争いは順位を入れ替えながら4台が一団となって走りきる。しかしトップでチェッカーを受けたPPの#34は再車検で失格。公道車検付きなんだから反則は困るよね。来年はもっと厳しくなるぞ。
アルテッツァ最終戦
こちらも1周目から接触クラッシュ頻発。あちこち壊れて走ってる、勿体ないわぁ。トップの2台は熾烈なバトルで順位を奪い合う。が、#11は再車検で失格。昨日の予選では調子が悪そうだった今村陽一、スタートダッシュかと思いきや反則スタートでペナルティ、１2周目にエンジントラブルでリタイヤ。なんだかなぁ。応援の仕甲斐がないぞ。
フォーミュラトヨタ最終戦
前日の予選で最後に#22岩倉弘明と接触クラッシュした#82水谷大介。6番手タイムだったが、今回はタイヤがアームごと千切れてしまう。タイヤ交換は最後尾に降格のため、2台は後方から追い上げることに。
フジではダントツの石浦、予選2位もスゴウ以来流れを戻せず、トップ争いに割り込むことができない。PPの坂本雄也、4位の阿部翼は、チームメイトながらトップを奪い合う。予選3位に食い込んだ高井は順位を下げ4番手。ランキングトップの大嶋もツクバのリタイヤ以後中々トップを走れず、付いて行くのがやっとな感じ。後方発進の水谷は序盤に迷わず、あっさり大嶋の後ろ6番手まで追い上げるがテールトゥノーズのまま残り周回を終える。残念。
チャンピオンシップは辛くも逃げ切りで大嶋の手に。これで来期はF3にステップアップが決定。もちろん、石浦もルボーセの二人もステップアップを希望しているはず、どうなるか興味津々です。

11月13日、ＦＳＷで開催されたトヨタモータースポーツフェスティバルは、トヨタの新旧マシンの大集合。旧車のなかでも人気の高い2000GTの大群や、ルマンSTから現役S-GTマシン、フォーミュラのFTF3にトヨタF1、さらに来期のIRLエンジンを搭載したFNマシンと話題は豊富。
なかでも初めて見たFTスクールマシンというのがオモシロかった。片岡、中嶋、左近、脇阪、はっちゃん、虎、がドライブ。コクピットの後ろのロールバーに赤と緑のランプがあり、ブレーキ踏むと右の赤ランプが灯る、左の緑はギアチェンヂかな？スクール生は教官のランプを見て覚え、教官はランプを見てチェックする。分かりやすいなぁ。
本日の目玉、トゥルーリの乗るF1マシンは、早くもBSタイヤを履いていたそうな。メインストレートから100R300Rと良い音で疾走するが、ダンロップでは、まるでGTマシンのようにパンバンとカンシャク玉状態。さらに最終コーナーあたりでは、エンジン音が途切れて消える。スタート練習？タイヤのグリップ試してるのかな？見えないだけにあれこれ想像してしまう。
1周ごとにタイムを縮め、ほぼ1分20秒前後のタイム。FTが1分44秒、Vitzに至っては2分20秒だからほぼ半分のタイム。確かFNはライアンが6月に出した1分28秒あたりがファステスト。本気モードのタイムはいったい何秒になるだろう。
ブレーキングはFNの半分位の1コーナー50m手前あたりまで突っ込んでくる。さすがカーボンブレーキ。鈴鹿でジョーダンに乗った山本左近が、FNに帰ってきて戸惑ったというのが何となく分かる。いくら踏んでも前に行かない、どんなに踏んでも止まらないって感じ？。
とはいえ、私のメインは何といっても、併催のネッツカップVitzチャンピオン戦にアルテッツァ、フォーミュラトヨタ最終戦、の３レース。
朝の８時からVltzで始まったレース３本はは、あいだにセレモニーやらデモランやらを挿んで12時半に終了。
レースの正式結果が出たのは、Vltz15:20、アルテ14:35、FT13:45。なんじゃ、この時間の掛かり様は。
FTはレース終了からほぼ1時間後だから善いとして、アルテは約４時間後、Vitzに至っては６時間後ということになる。いくら公道車検付きとはいえ一体何があったのやら。エンジンをバラしたのかいな？