かめのこうら

2007　スゴウ・フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン第７大会結果　（スゴウＦＮ第７戦に併催）

ＦＣＪ第13戦 （９月15日 晴れ／ドライ）
エントリー25　出走25　完走19　周回数18(15)　
予選結果　#23　#4　#22　#11　#18　#20　#15　#10　#27　#13　#17　#2　#19　#21　#8　#26　#6　#9　#12　#3　#7　#16　#24　#1　
決勝結果　#23　#11　#4　#20　#10　#15　#13　#17　#27　#19　#21　#18　#9　#16　#8　#26　#1　#24　#7　以上完走／　#6　#22　#2　#26　#12　#3
予選ベストタイム　　　 1'21.599　　　＃23国本雄資
決勝ファステスト　　　 1'22.373　　　＃16花岡翔太

ＦＣＪ第14戦 （９月16日 晴れ／ドライ）
エントリー25　出走25　完走20　周回数25()　
予選結果　#23　#4　#22　#11　#26　#20　#12　#13　#21　#10　#27　#25　#18　#9　#15　#6　#19　#17　#3　#8　#16　#24　#1　#2　#7　
決勝結果　#23　#22　#11　#26　#21　#6　#27　#19　#18　#17　#16　#7　#2　#12　#9　#20　#4　#1　#8　#25　以上完走／　#15　#13　#10　#3　#24
予選ベストタイム　　　1'21.691　　　＃23国本雄資
決勝ファステスト　　　 1'22.114　　　＃23国本雄資

　於富士にて

スゴウ第７大会終了時点でのポイントランキング
Pos　No.　 Driver　　　　　 Team　
レース結果(R1〜R18)／Ｒ
ポイント合計／Ｐ（有効80％14戦）

01、#07 国本 京佑 [Keisuke Kunimoto] AプロジェクトFTRSFCJ
　　　　Ｒ：3F.P1F.P1F.2.12.6F.3.P2.4F.17.6.2.19.12.....
　　　　Ｐ：13・22・22・15・00・07・12・16・11・00・06・15・00・00・・・・・　合計139Ｐ（有効139）
02、#18 田中 誠也 [Seiya Tanaka] SRS-F 5ZIGENFCJ
　　　　Ｒ：5.2.R18.F3.3.5.4.1F.3.2.18.11.12.9.....
　　　　Ｐ：08・15・R0・13・12・08・10・21・12・15・00・00・00・02・・・・・　合計116（有効116）
03、#22 山本 尚貴 [Naoki Yamamoto] SRS-F ARTA FCJ
　　　　Ｒ：4.3.R.13.P19.2.P2.3.8.3F.4.6.R22.3.....
　　　　Ｐ：10・12・R0・00・01・15・16・12・03・13・10・06・R0・12・・・・・　合計110（有効110）
04、#21 井口 卓人 [Takuto Iguch] T.D.PスカラシップFCJ
　　　　Ｒ：2.4.3.4.R25.3.1F.10.7.18.7.4.11.5....
　　　　Ｐ：15・10・12・10・R0・12・21・01・04・00・04・10・00・08・・・・・　合計107（有効107）
05、#08 中嶋 大祐 [Daisuke Nakajima] SRS-FスカラシップFCJ
　　　　Ｒ：P1.24.13.P1.R26.8.17.12.P1.4.P1F.5.15.19.....
　　　　Ｐ：21・00・00・21・R0・03・00・00・21・10・22・08・00・00・・・・・　合計106（有効106）
06、#23 国本 雄資 [Yuji Kunimoto] AプロジェクトFTRSFCJ
　　　　Ｒ：20.R25.14.15.4.7.25.13.17.15.3.1.P1.P1F.....
　　　　Ｐ：00・R0・00・00・10・04・00・00・00・00・12・20・21・22・・・・・　合計89（有効89）
07、#10 坂本 雄也 [Yuya Sakamoto] avex FTRS FCJ
　　　　Ｒ：19.14.8.11.2.R22.9.15.2.P1.20.13.5.R23.....
　　　　Ｐ：00・00・03・00・15・R0・02・00・15・21・00・00・08・R0・・・・・　合計64（有効64）
08、#27 栗原 正之 [Masayuki Kurihara] スリーボンドFCJ
　　　　Ｒ：14.15.5.8.F1.P4.10.14.16.5.14.18.9.7.....
　　　　Ｐ：00・00・08・03・21・11・01・00・00・08・00・00・02・04・・・・・　合計58（有効58）
08、#06 ケイ・コッツォリーノ [Kei Cozzolino] FTRS カルミネFCJ
　　　　Ｒ：12.5.7.14.15.1..7.8.6.8.8.10.R20.6....
　　　　Ｐ：00・08・04・00・00・20・04・03・06・03・03・01・R0・06・・・・・　合計58（有効58）
10、#11 糸田川 和亮 [Kazuaki Itotagawa] 穴吹工務店 四変テック FCJ
　　　　Ｒ：16.12.16.12.17.R26.6.4.20.12.R26.12.2.3.....
　　　　Ｐ：00・00・00・00・00・R0・06・10・00・00・00・00・15・12・・・・・　合計43（有効43）
11、#20 松井 孝允 [Takamitsu Matsui] FTRSスカラシップFCJ
　　　　Ｒ：18.8.12.DN.13.12.16.24.11.9.2.3.4.17.....
　　　　Ｐ：00・03・00・00・00・00・00・00・00・02・15・12・10・00・・・・・　合計42（有効42）
12、#25 小林 崇志 [Takashi Kobayashi] SRS-Fスカラシップ FCJ
　　　　Ｒ：6.6.10.6.R27.14.5.7.5.11.9.14.16.20....
　　　　Ｐ：06・06・01・06・R0・00・08・04・08・00・02・00・00・00・・・・・　合計41（有効41）
13、#13 山内 英輝 [Hideki Yamauchi] FTRSスカラシップFCJ
　　　　Ｒ：10.13.2.5.14.13.14.R27.9.6.25.P25R.7.12.....
　　　　Ｐ：01・00・15・08・00・00・00・R0・02・06・00・R1・04・00・・・・・　合計37（有効37）
14、#15 和田 浩二 [Koji Wada] DHG M4 SS FCJ
　　　　Ｒ：21.9.4.10.7.R24.20.11.22.13.15.7.6.R21.....
　　　　Ｐ：00・02・10・01・04・R0・00・00・00・00・00・04・06・R0・・・・・　合計27（有効27）
15、#05 千代 勝正 [Katsumasa Chiyo] NISSAN DDP FCJ
　　　　Ｒ：7.19.11.18.6.23R.12.5.DN.DN.DN.DN.DN.DN.....
　　　　Ｐ：04・00・00・00・06・00・00・08・D0・D0・D0・D0・D0・D0・・・・・　合計18（有効18）
15、#12 久保田 英夫 [Hideo Kubota] NISSAN DDP FCJ
　　　　Ｒ：8.17.9.19.R22.17.24.16.R26.10.5.8F.R24.14.....
　　　　Ｐ：03・00・02・00・R0・00・00・00・R0・01・08・04・R0・00・・・・・　合計18（有効18）
17、#04 八重樫 啓太 [Keita Yaegashi] SSプラン FCJ
　　　　Ｒ：24.10.18.22.9.R27.26.21.23.22.13.20.3.17.....
　　　　Ｐ：00・01・00・00・02・R0・00・00・00・00・00・00・12・00・・・・・・　合計15（有効15）
18、#02 大森 　弥 [Wataru Omori] ウィンズ ザップデザインFCJ
　　　　Ｒ：15.22.20.17.R23.10.18.6.10.7.21.R24.R22.13.....
　　　　Ｐ：00・00・00・00・R0・01・00・06・01・04・00・R0・R0・00・・・・・　合計12（有効12）
19、#03 太田 大輔 [Daisuke Ota] 第一高等学院 神戸MS FCJ
　　　　Ｒ：9.7.15.26.10.9.19.19.13.24.17.9.R25.R24.....
　　　　Ｐ：02・04・00・00・01・02・00・00・00・00・00・02・R0・R0・・・・・　合計11（有効11）
20、#26 岩崎 祐貴 [Yuki Iwasaki] イワサキインダストリーFCJ
　　　　Ｒ：23.18.R23.16.18.R25.13.25.18.14.12.16..R23.4....
　　　　Ｐ：00・00・R0・00・00・R0・00・00・00・00・00・00・R0・10・・・・・　合計10（有効10）
20、#14 窪田 善文 [Yoshifumi Kubota] FTRS クボタMS FCJ
　　　　Ｒ：17.11.6.9.R24.11.11.9.12.R25.19.R26.DN.DN.....
　　　　Ｐ：00・00・06・02・R0・00・00・02・00・R0・00・R0・D0・D0・・・・・　合計*10（有効10）
22、#16 花岡 翔太 [Shota Hanaoka] FTRS 千葉トヨタ FCJ
　　　　Ｒ：22.16.17.21.05.20.R27.18.21.19.11.21.14F.11.....
　　　　Ｐ：00・00・00・00・08・00・R0・00・00・00・00・00・01・00・・・・・　合計09（有効09）
22、#19 李 　康太 [Kouta Lee] A-PROJECT FCJ
　　　　Ｒ：27.R26.R22.7.16.15.8.R26.19.16.10.19.10.R13.....
　　　　Ｐ：00・R0・R0・04・00・00・03・R0・00・00・01・00・01・R0・・・・・　合計09（有効09）
24、#17 黒田 吉隆 [Yoshitaka Kuroda] NISSAN DDP FCJ
　　　　Ｒ：11.23.R26.23.8.16.22.17.15.R26.12.17.8.10.....
　　　　Ｐ：00・00・R0・00・03・00・00・00・00・R0・00・00・03・01・・・・・　合計07（有効07）
25、#01 イゴール・スシュコ [Igor Sushko] Autochat.JP FCJ
　　　　Ｒ：26.21.21.25.11.R26.23.23.25.20.24.23.17.18.....
　　　　Ｐ：00・00・00・00・00・R0・00・00・00・00・00・00・00・00・・・・・　合計00（有効）
25、#09 吉田 広樹 [Hiroki Yoshida] TeamNAOKI FCJ
　　　　Ｒ：13.R27.R26.20.R21.19.15.22.14.23.16.15.13.15.....
　　　　Ｐ：00・R0・R0・00・R0・00・00・00・00・00・00・00・00・00・・・・・　合計00（有効）
25、#24 佐野 夏澄 [Kasumi Sano] NISSANDDPSLYFCJ
　　　　Ｒ：25.20.19.22.20.18.21.20.24.21.23.22.18.R25.....
　　　　Ｐ：00・00・00・00・00・00・00・00・00・00・00・00・00・R0・・・・・　合計00（有効）

ポイント計算と表示について
☆獲得ポイント　1位−20Ｐ、2位−15Ｐ、3位−12Ｐ、4位−10Ｐ、5位−08Ｐ、6位−06Ｐ、7位−4Ｐ、8位−3Ｐ、9位−2Ｐ、10位−1Ｐ、以下は無し
☆　P（ポールポジション）−1Ｐ加算
☆　F（ファステスト）−1Ｐ加算
☆　R（リタイヤ）規定周回数に満たない場合
☆　DN 出走せず

９月15-16日、スゴウでＦＮ第７戦、ＦＣＪ第７大会がありました。
ＴＶ観戦の方はご存知と思いますが、終盤、４台が絡むクラッシュがあり、＃７片岡選手のマシンが空を舞う、というショッキングな事故がありました。
ちょうど馬の背が見える場所にいたので、暫くは呆然自失状態でしたが、ドライバーが無事で良かったです。
46周回を過ぎて、何度か接触をしながら競り合いを続けていた＃20と＃55、馬の背の手前で＃55をオーバーテイクした＃20がそのまま馬の背コーナーでスピードを押さえ切れずに外へ大きくターン、それを避けようとした＃55も一緒にターン、２台はＤ１張りの綺麗なツインスピン。その直後を走っていた＃56金石はコース上に停止した＃55に急減速、続く＃７がそれを乗り越えてジャンプ、一回転してグリーン上に停止した＃20のマシンを掠めて落下、タイヤを下に着地、という激しいものでした。
このアクシデントでＳＣが６周回入り、マージンの消えた残り８周回をきっちり走り切って、＃32小暮選手がポールトゥウィンで今年２度目の優勝を飾りました。２位トレルイエ、３位デュバル。

土曜は朝から霧が出ていて、天気予報も土曜曇り、日曜は雨の予報でしたが、実際は両日ともに残暑というには辛い位の真夏日、路面も相当熱くなったことと思います。ＦＮはそれほどではなかったけど、ＦＣＪは馬の背からＳＰの進入ではコースに踏み留まるのがやっとな位で、縁石に乗り上げたり姿勢を乱してスピンするマシンが多くハラハラしました。予選からいくつか単独クラッシュもあったりして心配しましたが、本当に皆無事で良かった。

初開催になるスゴウのＦＣＪ、木曜初日の合同テストでは＃13山内がトップタイム、やはりＦＴでの走行経験がマージンになるかと思いきや、金曜には、国本兄弟と松井が上位を独占、13戦14戦ともに予選ポールは＃23国本雄資、２番手＃４八重樫、３番手＃22山本、４番手＃11糸田川と並び、ＦＴ経験のある＃13山内は10番手、＃21井口は14番手と９番手。ポイントリーダーの＃７国本兄は、１回目予選の終盤、最終コーナーでクラッシュを喫して22番手と最後尾。決勝でもスタート違反でドライブスルーペナルティ。ちょっと流れが悪すぎる。
決勝は、13・14戦ともに＃23国本弟がポールトゥウィンで連勝、前回富士の一勝に次いで３連勝だ。しかも14戦ではファステストも獲得。勢いが付くと若手は怖い、という感想だけで良いのかな？ ホンモノかどうか、何処で見極めを付ければよいのかちょっと迷う。八重樫、糸田川の活躍も楽しみだったが、良いところを走っても山本は何故勝てないんだろう。
ＦＣＪだけでなく、育成カテゴリーに関しては基本的に、ポールからの逃げ切りで勝っても評価はなるべくしない。順位も大事だが、周回毎の走りのコンスタントさやオーバーテイクや競り合いでの頑張りの方が気になる。それでも、国本雄資の鮮やかな勝利はアッパレだ。ポイントランキングとともに、次戦10月のもてぎが楽しみになった。