8月9-10日、FN第6戦に併催されたFCJ第6大会・二度目のもてぎ、11戦の優勝は#9銘苅翼、2位は#21金井亮忠、12戦は#20松井孝允、#10佐藤公哉。3位はどちらも#8国本雄資。順当と云えば順当かな。鈴鹿の後で写真を掲載した三浦・蒲生の二人の選手の次はメカルくんと金井センセの二人の予定でした。今更言っても後出しだけど、笑
第11戦は、ポールからSC介入を挟んで全12周回、トップ快走で走り抜けた#9銘苅翼の初ポールトゥウィン。前回のもてぎでは予選3番手のタイムを刻んで速さをアピールしていた。2位はこれも初表彰台となる#21金井亮忠、雨に強いしぶとい走りで段々と上位を走る機会も増え、今回は3番手の#8国本の猛追を冷静に押さえての2位。これまでの経験を確実に走りに活かせたか、という感じ。ハコの経験もあり恐らくバトルの駆け引きはFCJの中でも上手。これで後ろを突き放す速さを見せるなら、さらに楽しみになる。3位の国本は、最近後半戦になってからあまり良くない。単純に周囲のタイムが上がってきただけなのか、常に上位に名前を並べてはいるが今ひとつ。今回は予選前後の#10佐藤と#18千代がペナルティで脱落し、目の前のマシンに集中できたはずだが、交わせずに最後までテールトゥノーズで終わった。
序盤のSC導入の契機となった#13日向、攻めた結果かもしれないが、彼は時々良い走りもあるが、度々呆気なくポジションを落としたりリタイヤになる。無理をしても結果が出る訳ぢゃない、とても勿体ないと思う。今回は後続が避け切れずにクラッシュ、SC導入となったが、どちらも身体にダメージが無くって良かった。避け切れずに初リタイヤとなった#25秦野は予選順位では前だったのに、何処で抜かれたのかちょっと悔しい。
第12戦はポールの#10佐藤がスタートでホイルスピン気味、フロントローの#20松井が良い加速でトップを奪い、そのまま後続を引き離し安定した走りで周回、一気にチェッカーを受けた。2位#10佐藤3位は#8国本。#18千代も前日取られたスタート違反ペナルティを警戒したか、国本に少し間を空けてオープニングラップを通過、最後まで前を攻略出来ず4位でフィニッシュ。6番手もてぎ出身の#17東徹次郎はスタートで2台に交わされ8番手、後段では幾つもの小競り合いがあって面白かったが、順位の大きな変動はなし。
今期3勝目の松井は速いのだが、ミスも多い。いつもドキドキハラハラする。今回もてぎは練習走行のタイムに較べ予選順位が思いの他良かったので、結果を意識して無理しなければ良いが、と思っていた。前回のもてぎでは不運に泣いたが、今回は無事無難に土曜日曜を自分のペースで走り切った。何時でもこれが出来ればチャンピオンも望めると思うのだが、肩にチカラが入るとダメになる。目の前の目標だけを追うのではなく、もっと高い将来を見据えて、自分を厳しくコントロールする術を身につけて欲しいと願って止まない。

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