7月11日から鈴鹿でFN・F3とともに、FCJ第5大会第9-10戦が始まる。
今年は18台、年内のマシンシャッフルは無い、と聞いていたが、シーズン折り返しとなる富士でエンジンシャッフルがあったらしい。とはいえ、セッティングも一律なら、練習量も規制されているから、どうしたって経験豊富な二年目組が有利だ。
開幕戦の富士では、二年目の佐々木と蒲生が優勝した。続く鈴鹿の第2大会では金井が二連勝、第3大会のもてぎで佐々木が二連勝、今期二回目の富士では三浦が二連勝。どの大会も優勝したのは2年目のドライバーばかり。
それでも2位3位には二年目組に食い込む新しい名前がチラホラ見える。
富士の第2戦で2位に入った石井一也、鈴鹿の松本武士と野尻智紀、2度目の富士で初表彰台の大谷涼、などなど。
もてぎでは二年目組が表彰台を独占したが、タイム差は殆ど無いと云っても良いので、サーキット毎に得手不得手はあるのだろうが、表彰台まであと一歩、というドライバーは少なくないと思う。
前回の鈴鹿では、PPから惜しくも2位となった松本武士、二戦ともにファステストを叩き出して表彰台に上がった野尻智紀のF4卒業組に加え、4番手から最後に単独コースアウトを喫してしまったルーキー元島亮二のリベンヂが楽しみだ。
また、先の富士で二連続ポールと速さを見せるも反則スタートを取られた銘苅翼、暫くやや不調だが表彰台は常連の中山雄一、蒲生尚哉などの頑張りにも期待したい。もちろんランキングトップの佐々木大樹、2位の三浦和樹も上位を狙って来るんだろう。
個人的には、そろそろ日本のサーキットにも慣れてきただろう朱ディビッド、未だなかなか結果に結び付かないが、いつも元気いっぱいな走りを見せている大谷飛雄あたりにも注目したい、と思っている。
今朝の鈴鹿、日差しはあるが、遥かに見える山並みは雲に隠れている。お天気はなんとも云えないが、みんな頑張って欲しい。

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