もう2009年が終わります。
今年一年間、今までになくお粗末なブログにお付き合い頂きありがとうございました。
そして、今年一年、頑張ったドライバーの皆さん、お疲れさまでした。辛辣だったり無神経だったり、時には納得の行かない扱い方をしたかもしれません。ごめんなさい。
さらに、話題に挙げなかったレースが多くて、ガッカリされたかもしれない読者の皆さんにも、ごめんなさい。
今年、沢山のレースを見て、沢山の方々に出会えて、kouraは楽しかったです。ブログにも沢山のアクセスを頂いて、励みになるコメントも頂いて、嬉しかった。ありがとう。
自分が見たこと感じたことを、書きたいと、思って来ました。それは何時も変わりません。
今年、書きかけなレースのメモは沢山あります。携帯の下書きフォルダのなかから切れ切れな文章を見つけては読み返すと、あぁそう、あの時こうだったよね、そのあと、あんなこともあったんだよな、と、溢れるように情景が浮かび上がります。
それを文章に綴ることは、簡単そうでいて難しい。自分が見たことが文章になるまでに、様々な自分の感情が単語を選択させる。
見たことを見たままに、ということは、自分が何を感じ考え、思ったか、ということと切り離しては成り立たない。
サーキットに行くと、自分を見知っているドライバーさんやメカニックさんや沢山のひとが挨拶をしてくれるようになった。有り難いことです。けれどそんな一人ひとりの走っている姿や頑張ってる姿を、自分はちゃんと見ているのか、不安になる。
結局、自分の目に留まったことしか見ていない、自分が知りたいことしか見ていない、見たいと思うことしか見えていない。それで何が言えるのか。そう思う。
伝えたいことがある、ありのままあるがままに、と思っても、それは自分が感じる一面だけでしかない。立場が違えば見方も変わる。感じることも変わる。
自分は何処に立っているか、何処に向かっているか、何を見ているか、今年一年間は自分が試され続けたように思う。まだその方向は定まらない。それでも、と思う。
今年一年、良い結果が出たドライバーさんも残念だったドライバーさんも、また来年、どちらかでお会い出来ることを期待しています。
長いあいだ、ありがとう、皆さん良い新年を迎えますよう。

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