鈴鹿、12月22日土曜のスボーツ走行は午前9時から。空模様は朝からドンヨリ、とても寒い。67台が3クラスに分けられて各30分間の走行が始まる。Cグループのコースインあたりからパラパラと雨が降り始め、後半はレインタイヤを全車が選択。午後はしっかりウェットコンディション、赤旗もコンスタント?に頻発。難しい走りだし。
昼からの公開練習は走り込んだ現地組に気負いがあったか、序盤からそこかしこでスピンやオーバーラン・コースアウトが相次ぎ、あちこちにスタックしたマシンが2台3台と増えて行く。雨の中、コースサイドに立ち尽くすドライバーは、赤旗が出る度にマシンに駆け寄るが、レースデイではない為にレッカーやキャタ車の数が無くポスト員とドライバー二人で人力でマシンを押し出したり、時には回収されずに走行終了まで放置状態だったり。なんだか大変だ。雨ガッパを着ていても恐ろしく寒いのだけど、レーシングスーツだけで野ざらしは大丈夫なんだろうか。
東ショートカットのあたりは普段でもあまり走り慣れていないのか、雨のせいもあってズルズルだ。本コースとの継ぎ目には変な角度が付いているようで、そこで姿勢を乱してふらつくマシンやブレーキングを見誤ってオーバーランするマシンが多発、ヒヤヒヤする。
決勝日が雨なら仕方がないが、無理してクラッシュするのは避けたい。かといって走らずにもいられない。関東勢は、雨はもちろん、鈴鹿初走行のドライバーも多いはず。最初はいきなりの路面変化に戸惑ったようだが、徐々にコースにも慣れて果敢にアタックし始める。案外いい感じ。地元勢が無理をしなかったのか、最後のセッションは、なんと、Aグループは筑波2位の#85小山田と同6位#84阿知波が東のSFJ#39野間#28熊谷を押さえて1-2。BグループはもてぎSFJ2位ZAPの#11#87小山がトップ、次いで岡山SFJチャンプ#22松本。Cグループはカーターの新人SFJ#34奈良竜一がトップタイム。クラブマン最終戦に初出走4位完走の期待の新人だ。FJトップは#69松尾の4番手、筑波3位の#90磯貝もタイムは6番手だったが、最後まで攻め続けていい走り。
天気予報は日曜午後から晴れ。前倒しで決勝日朝には雨が止むことを期待。




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