6月14-15日富士のS耐第3戦行ってきました。
梅雨の真っ只中というのに土曜はカラリとした晴天、日曜の決勝日は雲は多いものの蒸し暑いと言うほどでもなく、まずまずのレース日和でした。
ただ、前回の仙台ハイランドが今までになく平穏だったのに比べると、接触ありクラッシュありの波乱の展開。まぁサポートレースの呆れたローリングスタートに比べれば充分普通ではありましたが、笑
前回仙台でワン・ツーフィニッシュしたst1クラスのZ4、今回は#28の片岡選手がルマン24時間参戦のために欠席、予選は#50が僅差でトップとなるも、決勝は二台が競り合い度々ポジションを入れ替えて何だか見ているだけで楽しい。最終コーナーを立ち上がる二台がピッタリ重なり、テールトゥノーズで長いストレートを駆け抜けてゆく。カラーリングも形も同じマシンが並走しては前になったり後ろになったりと、どちらが勝っても文句なしの本気のバトルが面白かった。
st1クラスには性能調整があったというが、予選も決勝も順位はほぼ変わらず。トップ#50、2位#28、予選3番手の#1エンドレスZは序盤にマシントラブルでピットインしたロスを挽回出来ずに沈み、予選4番手の#10が30秒遅れの同一周回で3位、4位に入った#360ポルシェは1周遅れとはいえ3位のZとは57秒差。少しづつだが差は縮まって来ているようだ。
st2クラスは波乱の展開。予選トップの#6と#37が序盤にリタイヤ、マシントラブルでBドラ予選を落とした#13が最後尾から怒涛の追い上げ、終わってみればクラストップ。仙台を1周でリタイヤした#26が今回は破綻のない走りでクラス6番手から堂々の2位入賞、予選3番手の#11オーリンズは序盤にアンダーパネルを引きずりオレンジボール、一時は18番手まで順位を下げたがそれでも4位。#30のタイヤ脱落でSCは導入されるし、後半#13を交わしてトップを奪った#56、残り5周でブレーキトラブルでクラッシュ、結構な勢いで真っ直ぐ1コーナーをオーバーランしたが、ドライバーは無事。
st3クラスは予選トップの#39NSX#113がSC後いつの間にか#333Zに交わされて#27BMWが追う展開、#15岡部Zが3位、#14岡部セブンは92周リタイヤ、今回初参戦の#7セブンはピットスタートからクラス9番手で完走。
st4クラスは台数が増えて13台、完走8台、#51インテのポールトゥウィン。2位は#76、3位#73、予選2番手の#31は他車と接触リタイヤ、3番手だった#87は序盤から奮わず段々と重低音。#18はいきなり1コーナーで大量の白煙を吹いてリタイヤ、年々マシン性能に差が出るのか、かつてのような団体走行は全然無くなって順位が判りにくい。しかも長いストレートでは、後ろに付いた周回遅れのクラス上マシンにあっさりぶち抜かれだし、なかにはウィンカーを出して前を譲るマシンもいる。クラス下だからって遠慮するこたぁないよって言ってあげたいが、スヒード差は致し方ない。シビックが重いのほかちょっと苦戦ぎみなのに救われる気分。まだまだ元気なインテの活躍を見たいです。



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