FJ日本一決定戦、土曜は終日晴れ。
土曜日は午前中の練習走行に午後の1レグ予選でFJの予定は終了。1レグ決勝は翌日朝8時半から。
夜になって雨が降り始める。前日の予報では日曜午後に一時雨だったようだが前倒しになったのか。だが朝になっても雨は止まない。気温も上がらず5度ばかり。コースはフルウェット、所々に川が横切るこのコンディションは、もてぎの雨が初走行となる遠征組には厳しい。
コースイン・ラップは西ショートカットを使って行う予定だったが、コース上の雨量を確認するため、フルコースを一周に変更される。
1レグ決勝、Aグループ
PP#8森下、スタートで接触があったかコースアウト、トップは#108平木に代わり#38#17#33#82#48、5周回目に#38宮沢がトップを奪う。チェッカーはトップから#38#108#25藤田、FJトップは6位の#82大島7位#68宮下9位#14早坂。2周回で終わったもてぎチャンプ森下はベストラップを記録する。
1レグ決勝、Bグループ
トップは予選コースレコード記録の#11小山、雨は苦手か2周回には5番手、代わってもてぎで2勝の#7中島がトップ、2位はもてぎ07FJチャンプ・鈴鹿の#70仁木、3位は7番手から鈴鹿最終戦デビューのカーター#35野田。FJも今回初参戦のカーター#4近藤翼が6位でトップ、7位筑波の#89藤原8位鈴鹿の#34西本。もてぎチャンプを争った#1見栄張るはスピンで順位を落とす。
1レグ決勝、Cグループ
トップ#19中林2番手#39野間、3番手の#62中山に周回毎に攻略される、続くSFJ勢は次々脱落。3位には9番手から競り上げたFJ#13西村、4位13番手の筑波チャンプ#84阿知波、5位にSFJ#43大野を挟んで6位FJ#55藤下と下剋上な展開。
どのグループも雨に濡れて冷えたタイヤとコースにオーバーランやスピンが多発、出入りの激しいレースとなった。大きなアクシデントがないのが幸だ。
短いインターバルを挟んで2レグが始まる。全車を2つに分けて、15位までがファイナル進出、16位以下は敗者復活戦。敗者復活戦からは15台が勝ち上がる。
2レグ・Aグループ、全32台。
PPは#70仁木、#38#19#35#25、FJ#84を挟んで#9#17、FJ#55#89までがトップ10。
PPの#70ホールショット、#38出遅れ、2番手から#19#35#38#25に変わる、1レグをリタイヤで沈んだ#8、2周回には7番手、5周回には2番手まで追い上げる。FJトップは後ろにSFJを従えて堂々の6番手#84から#55#46までが30秒を切るタイム。
2位チェッカーの#8、黄旗追い越しで降格ペナルティ。一年前を彷彿とさせる、速いだけに残念。
2レグ・Bグループ、全33台
PPは#62中山、以下#7#108、FJ#13を挟んで#11#48#43、FJ#4#82#0までがトップ10、
ホールショットは#7中島、続いて#62#108#11#43#48、SFJに割って入った4番手のFJ#13出遅れて7番手、じりじり追い上げ5周回に3番手#108のオーバーランで4番手まで順位を戻すが最後にSFJ2台に交わされ6位でチェッカー。
#52は反則スタートペナルティが出るも気付かず、順位は上がらず22番手でチェッカー、結局ペナルティ無視で失格に。何だか毎回恒例な気もする。
2レグ・敗者復活戦
2レグ16位以下の出走は33台、出走者には、SFJの#27片寄#33吉田#111岸、FJ#1見栄張る#66菊地などなど。かつてのF4チャンプから現役もてぎチャンプまで、名前はソウソウたるメンバーだが、こんな日もある、というところか。
レースを重ねるごとに、段々と何台かで絡むコースアウトやクラッシュが増えてくる。トーナメントのレースではマシンのメンテも大事だが、メンタルのコントールはさらに重要になるのかもしれない。

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