2006/4/27 | 投稿者: クロちゃん

職場の食堂で昼食の時間……。
うるさい内線電話が鳴った。近くにいた私が受話器を取った。(うっせーな!)
「クロちゃんの車、パンクしてますよ。」
親切に教えてくれたのだが、その声は嬉しそうに聞こえる。
(キショー、他人の不幸は楽しいだろ!?)
今日の私は少しひねくれている。
「連絡、ありがとう。」
私は感謝の意を表面に出して御礼を言った。心の中では(キショー!)とつぶやいた。何に対して「キショー!」なのかな?
もちろん、パンクという現象に対してだが、どうもそれだけではなさそうだ。

5分後、他の人からまた内線電話が入る。
「クロちゃんのタイヤ、ペシャンコだよ。パンクしてるよ。」
「ありがとうございます。先ほど他の人から聞きました。」
(キショー、キショー!!)

それから、食堂にやって来た女性職員がニコニコしながら……。
「クロちゃんの車、パンクしているようですね。」
「ありがとう、もう他の人から聞いてます……。」
(キショー、キショー、キショー!!!)

昼食をそそくさと食べ終えて愛車に向う。
外食に出ていた奴がニコニコしながら……。
「クロちゃんの車、完全にパンクしてますね。」
「そのこと聞いて、見に行くとこなんだ。」
(キショー、キショー、キショー、キショー!!!!)

人の親切心が素直に受け入れられない今日の私でした。
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2006/4/24 | 投稿者: クロちゃん


その昔、日窒鉱山の街として栄えた小倉沢地区を初めて訪れた。今は廃屋が建ち並ぶ何とも、もの悲しい風景だ。

今日はキヨちゃんの提案の個人山行で、キイくんとキヨちゃんと3人で訪れた。
小倉沢地区に入るトンネルの直前で誰かが言った。
「まるで『千と千尋の神隠し』みたいね。」
そうです。トンネルを抜けるとそこはアニメ映画の世界だった。そうなると日が暮れる前に抜け出せねばなるまい。美味しい食べ物に誘惑されたら豚にされてしまう。

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「そこにおるのは誰じゃー!」
目の前に顔の異様にでかい恐ろしい形相(ぎょうそう)した婆さんが現われた。あっこれって、湯婆婆(ゆばーば)?
気がつくと日窒鉱山の工場から煙が昇っていた。そして、見たことのない格好した人達が一列になって歩んでいる。その中には何と!『カオナシ』の姿もあった。何がどうしてどうなったんだ?

同行しているキイくんとキヨちゃんは嬉しそうにご馳走食べている。
「あっ、ダメですよ。それ食べたら豚にされちまいますよ。」
注意しても気付かないのか、2人でおしゃべりしながら食べている。
「マジ、やべーよ。」
いつの間にか日が傾き周囲は暗くなってきた。すると、どうだろう。廃屋が建ち並ぶ町並みから灯りが点きはじめた。そんなことってある筈ないのに……。綺麗だが恐ろしい。

「何をしてるんだ。早く帰れ!」
ハクが私の手を引いた。
そうだ。早くここを抜け出さなければ……。
「キイくん、キヨちゃん帰るよ。」
しかし、2人はニコニコしながら相変わらず食べ続けている。
一体、どうしたら良いんだ〜。

私の目の前に『カオナシ』がやってきて、金を差し出した。あっ、これ受け取ったら食われちまう。俺は知ってるんだぞ。
こうなったら釜爺(かまじい)に助けを求めるしかないのか。しかし、どこへ行ったら会えるんだ?
「フン、おまえは、もう戻れないさ。一生ここで苦しむが良い。」
湯婆婆(ゆばーば)が恐ろしい顔をして俺に言った。
「クロちゃん………。クロちゃん………。」
ハクが遠くで呼んでいる。
「ハクー、どこにいるんだー!!」俺は必死に叫んでいる。

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「クロちゃん………。クロちゃん………。クーロちゃん。」
キイくんの声で目が覚めた。ここは赤岩峠。昼食の酒で睡魔に襲われた俺は眠って夢を見ていたらしい。
「ううー、さぶ、さぶ、さぶー。早く帰りましょう。」
急ぎ後片付けをして、一目散に山を駆け下った。本当に凄い勢いで山を下り車中の人となった。この場から一刻も早く立ち去らねばという一念であった。

車中にて……。
「何だか今日は太って帰ってきたようだなぁ……。」(キイくん)
「私もー。太っちゃったみたいー。」(キヨちゃん)

一人蒼ざめた顔でハンドルを握るクロちゃんであった。
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2006/4/23 | 投稿者: クロちゃん

朝の気温1℃。寒い……(~_~)。初めて浦山川水系に足を踏み入れた。浦山川の奥の深さに感心させられた。

さて……。
車からウェーダーに履き替えて行ったことが今回の事件の始まりだった。細久保橋のゲート(?)手前の駐車スペースから天目山林道を歩き始める。目指すは仙元谷だ。しばらく歩いて、腹が痛くなってきた。これは私のいつもの生理現象だ。奥秩父では途中の公衆トイレで済ますのだが、今回は釣り場が近すぎて途中の公衆トイレまでには症状が現われなかった。(お食事中の方すみません。)

同行のT氏に先行してもらい、林道脇に適当な場所を探す。ザックを降ろし、ウェーダーの肩かけベルトを外し、ズボンを……。「面倒くさいな、もう!」腹具合は確実に忙しくなってきている。

サッと座り込み、一撃。安堵感にひたる。ここで、「……??☆□!!!」
外したウェーダー肩かけベルトの存在が気になった。恐る恐る見れば、私の一撃が的中していた。「ヴァー!!!。」(お食事中の方すみません。)
一種のパニック状態に陥った。この時の気持ち想像できますか? (お食事中の方すみません。)

ロールペーパーで拭き取っても拭き取っても……。(涙……。
こんな姿、他人が見たらどう思うだろうか?
恥ずかしい、情けない。
これが今回の「ウンのつき」だった。肩かけベルトを片手に持ち、沢に向った。
少し上で待っていたT氏に「ウンがつきました。」と笑って言ったが、この時の私の顔は引き攣っていたと思う。
沢に入る最初の目的が洗うことだった。ゴシゴシ丁寧に洗った。そして、洗った手も入念に洗った。水が冷たいとか気温が低いとか、そんなこと一切関係ない。とにかく洗うことに専念した。

ようやく冷静さを取り戻した。だが、こうして運(ウン)を洗い流してしまったことを感じた。
もちろん、釣果はあるはずもなく大自然の中に虚しく竿を振り続けた。

少し、ウンをつけたままにして置けば良かったかな……。
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