2006/5/30 | 投稿者: クロちゃん

 現在の柳小屋が建てられたのは平成9年だ。現在築9年というところか。立派なログハウス調な建物である。奥秩父の深釣の拠点として釣り人に愛用されていることが多いようだ。
ここまで釣りを目的として訪れる方は結構いるようだ。ただ、釣ることだけを目的に訪れた方には落胆の思いをされる場合も多いだろう。いかに奥秩父の源流とは言え、いつも満足な釣果を約束してくれている訳ではない。入渓者の数、水量などその日の状態で変わってくる。

先日、股の沢林道を辿り、今年初めて柳小屋へ見参した。小屋の中は依然、綺麗になっている。喜ばしいことだ。
柳小屋の直前の道が崩落して通行が難儀されていたが、前に比べて幾分広くなっていた。登山道整備の尽力に感謝する。
今年はそれよりも手前の地点が崩落して道が消えていた。先人の踏み跡を慎重に追って通過した。かなり大規模な山崩れがあったようだ。

山の自然は斜面である。道は人間が造ったものだ。自然は元(斜面)に戻ろうとしているのだろう。だから人間の切り刻んだ痕を修復しているのか。自然は偉大な力を持っている。

帰路、股の沢林道でこれから柳小屋へ向う4人の釣り人と会った。お決まりの挨拶で「どうでした?」と尋ねられる。「入れ食いでした。」と応えると笑顔を見せた。この方たちも過去何度か柳小屋へ来られているが、満足な釣果はなかったそうだ。では、何故苦労して柳小屋まで足を運ぶのか?
それは、奥秩父の自然に魅せられて、柳小屋に夢の時間を過ごしに行くのだと思う。奥秩父・柳小屋には不思議な魅力がある。
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