2006/7/21 | 投稿者: クロちゃん

何を求めて……。
時に、渓で会う若い沢登りのグループは、無表情で感情を表さない。竿を出している俺たちの脇を挨拶もなしに通り過ぎて行く。
いえ、すべてではないのです。俺たちが会った極1部のグループだと思うのです。でも、やたらに、そういうグループに会うのです。

そんな時、こちらから「こんにちは」とか声を掛けるのですが、挨拶が返ってくれば良い方で、多くは無視して上流へスタスタ行ってしまう。
まるで、俺たちの存在が迷惑で邪魔なような感じに受けとれたが……。
俺たちだって、迷惑だよ。君たちが歩いた後は、ほとんど釣れないからね。
明るく「こんにちは」って挨拶してくれれば、「どうぞ、先に行ってください。」って笑顔で応えるのにな。
まあ、釣り人のすべてがそうだとは言えません。

そんな若い沢登りグループの特徴として、皆一様に暗い。何か、義務で歩いているようにも見える。仲間の会話もほとんどないように伺える。先頭から、最後尾までずいぶん距離が空いてるぞ。グループで来ていても自分の世界なのか?
楽しいのか?
何を求めて渓に来ているんだ?
達成感か……。

先日の奥秩父で会った沢登りグループも暗かったな。こちらから挨拶したら、小さい声で返事があったけど、皆元気がない。笑顔がない。憂鬱そうな顔をしている。
「ガハハ…。」とか笑えないのか?
翌日、1人が滝から落ちて捻挫したとのことで戻ってきた。更に沈痛な顔をしている。そのことで、当初の計画は終了してしまっただろう。
怪我をした本人が一番責任を感じているのだろう。
だけど、そんな時でも陽気に笑顔で励まし会おうじゃないか。

挨拶ってのは、人と人との触れ合う基本だろう。渓でも、挨拶くらいしてくれよ。それでお互いの気持ちが良くなり、楽しくなるじゃないか。
この辺が、山と渓の違いなのかな。山では、ほとんどの人が笑顔で挨拶するものな。山は圧倒的に中高年が多いけど、若い人も挨拶するよ。

若い沢登りの諸君!
渓は楽しいのか?
楽しみに渓に入っているのではないのか?
何を求めて、長い道のりを歩いて来たんだい?
俺は理解に苦しむ。

同じ、渓を愛する者同士。
今度会ったときは笑顔で元気に挨拶しようね。

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