2006/11/21 | 投稿者: クロちゃん

スポーツ観戦は結構好きだ。だが、このところ少し自信がなくなってきた。気付いてはいけないことに目覚めたらしい。

それは、家族の一言から始まった。
「お父さんが見てるといつも負けるんだよねー。」

そんな……。しかし、思い当たる節が一杯ある。

今夜も世界バレーとサッカーの放送があった。
世界バレー……。風呂に入っていたので第一セットは見ていなかった。鼻歌交じりで風呂から上がり、居間の自分の席に着く。
「おおー、勝ってるじゃん。」
陽気な私とは裏腹に、家族が私を見る目は冷たい。
(何で、見るんだよー。もっと風呂入ってろよ。バカ!)
という白い目で私を見る。

第二セットは案の定、劣勢になった。
「ハハハ、サッカー見ようかな!?」
「私、向こうの部屋で見る。」
家族は居間から去って行った。

サッカーの番組にチャンネルを変えると、前半終了間近。「0−0」の同点であった。
そして、見始めて1分もたたないうちに先制点を入れられて前半が終了した。
「そうかよ、そうかよ。こうなったら“でぶや”見てやる!」
私はチャンネルを再び変えた。


数日前のこと……。
「今日は大事な試合があるから、お父さんは見ないでね!」
女子バレーの試合の日、女房殿に念を押された。

また、家族一緒にフィギアを見ていると、ミキティが転んだ。
女房殿「ほら、お父さんが見ているから〜。転んじゃったじゃない!」
娘 「サイテー……。」

お、俺のせいかよ!俺は何もしてねえだろ!

数日前、「しまった!女子ゴルフ見るの忘れた!」とテレビをつけた。
テレビのスィッチを入れた瞬間、優勝争いしていた横峰さくらが短いパーパットを外した。

私は巨人ファンである。でも、ここ数年、大量リードしている試合しか見ない。私が見ていると必ず負ける。

「8−0」よーし、今日は酒が旨いなー!
中継陣、総崩れ……。「8−10」の逆転負け。
その日から、私は翌朝の新聞で結果のみ見るようになった。

本当に私は日本の疫病神なのだろうか……。

明日……。晴れるといいですね。(-_-;)
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2006/11/20 | 投稿者: クロちゃん

 ある暇な日曜日、テレビを付けると将棋の対局が行われていた。局面は中盤戦に入っていた。
将棋の名人同士の対戦である。
これは、その対局の実況です。


解説者 「うーむ、局面は中盤に突入ですね。お互い睨み合いが続いたまま動きませんね。」
女子アナ「2人とも、持ち時間がなくなったようですね。」

『持ち時間がなくなりましたので、1手30秒以内にお願いします。』
『10秒……、20秒……、3、4、5、6…。』
『パチッ』
『先手、2四歩』


解説者 「うーむ、この手はなかなか突けない手ですね。」
女子アナ「どういうことなのでしょう?」
解説者 「定跡では考えられない、すごい手ですね。」
女子アナ「どういう意味があるのですか?」
解説者 「うーむ。意味はないですね。」
女子アナ「……。」(意味ないなら、すごい手なんて言うな!)

『10秒……、20秒……、3、4、5、6…。』
『パチッ』
『後手、2八飛車』


解説者 「そうきましたか。はぁー。しかし、これでは……。」
女子アナ「長くなりそうですか?」(おトイレ行きたいな〜。)
解説者 「うーん、長く……。これは、そうでも……。長期戦に突入ですね。」
女子アナ(あーん、もう!)

『10秒……、20秒……、3、4、5、6…。』
『パチッ』
『先手、5五歩』


解説者 「これは!でも、たちまち難局になりましたね。」
女子アナ「5五歩は考えられませんでしたね。」
解説者 「ちょっと、名人は失敗したんじゃないですかね。」
女子アナ「まあ、これはとりますよね。」
解説者 「うーん、何はともあれ、3二玉ですね。遂に玉が動くときがきたようです。」

解説者 「ただ、これで銀が働かなくなってしまいましたね。6五歩と突かれると厳しいですよ。その後、ああやって、こうやって…。“詰めろ”の形が出来上がって来ますね。」
女子アナ「名人は何か勘違いしたのですか?」
解説者 (知るか、そんなもん。)

『10秒……、20秒……、3、4、5、6…。』
『パチッ』
『後手、同銀』


解説者 「やはり、取りましたか。3二玉は早すぎるようですね。それよりも、さっきのなんですが……。これは、ここに……。うーむ、もう攻める、いや引くしかないですね。」
女子アナ「攻めるのと引くのとはどのように変って来ますか?」
解説者 (あれ?どうなるのかな?)

『10秒……、20秒……、3、4、5、6…。』
『パチッ』
『先手、8八角成』


解説者 「8八角から攻めてきましたか。はあー、なるほど6三銀が嫌らしいんですよね。なるほど、一端成って……。」
女子アナ「飛車取りもありそうですね。」
解説者 「あのー、うーん、この飛車取りは非常に厳しい手ですね。」(気付かなかった……。コイツ、意外と詳しいな。)
女子アナ(コイツ、本当に将棋知っているのか?)

『10秒……、20秒……、3、4、5、6…。』
『パチッ』
『先手、8五金打つ』


女子アナ「え?あら?後手の番じゃ……。」
解説者 「おーっと、初めて見ました!!これは“秘技!連続指し”と言うんですよ。一瞬の隙をつきましたねー。これで勝負あったでしょう!!!」
女子アナ(そんなアホな……。)

女子アナ「ハア?そうなんですか……。でも、盛り返しましたね。」
解説者 「盛り返したと言うより面白くなったみたいですよ。」
女子アナ「ハア、すごい手なんですね。確かにこうやらないと逃げちゃいますね。」
解説者 「そうです。これで勝負するんでしょう。もう、なりふりかまわず取りにいくでしょう。」
女子アナ(ふん、バカらしくなってきた……。)

女子アナ「ここはどう指すか難しいですね。」
解説者 「後手は6三歩成りと、おーっ歩の裏が“”ではなく、“女王”になってます!これは……。」
女子アナ「えーっ、どういうことですか?」
解説者 「幻の駒と言われる“女王”がここにあったんですね。この駒は飛車と角を合わせ持った、そうチェスの“クイーン”と同じ動きができるのです。初めて見ました!!しかも、調略の能力も持っていて相手の駒に近付くと駒が方向を変えるんです。」
女子アナ「敵が寝返るということですか?」

女子アナ「あら?後手の玉が少し変ですね。」
解説者 「わーっ、こ、こ、これは“影武者”の戦術です。見てください後手の左手を……。本物の玉は左手にしっかり握っています。これだとバーンとくるかもしれません。」

解説者 「先手の歩も伏兵しています。これはもう、勝負の行方は分かりません!3五金では、かわされちゃいますから…。3四桂馬だと、禁じ手の二歩も出るかもしれません。ああー、興奮しますねー。」

女子アナ「アホらし……。」(-_-;)

放送時間が終了しました。


この実況はフィクションです。
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2006/11/19 | 投稿者: クロちゃん

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金峰山への登山口大弛峠に到着して、車に付いている外気温を示す温度計は「−5℃」を表示していた。

20度は超える車内から、いきなり氷点下5℃の世界に飛び出すのは心と身体の準備ができていない。あらかじめ寒いとは思っていたが、まさかこれほどとは……。
ピーンと刺すような冷気に「身体が縮こまる」とはこういう状況のようだ。
反面、嬉しい出来事もある。冷たい空気に澄んだ青空で「でっかい富士山」と南アルプスの山々が本当に綺麗に眺望できる。寒さを紛らわせてくれる感動の光景だ。

今回の参加メンバーは、少なからず心身の一部に不安を抱えていた。
脚を痛めている人、寝不足の人、何度めかの更年期の症状が出た人などそれぞれに自覚症状を持っていた。
心強いのは、参加メンバーの中にホームヘルパー、介護士の資格を持つ3人が含まれていることだ。
この後、そんな参加メンバーに、追い討ちをかけるように過酷な試練が待っていた。

(詳細は「しおじ山の会」活動記録に近日中にアップ予定です)


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