2007/3/6 | 投稿者: クロちゃん

最高潮の場面を見ずに帰って来た。
俺たちには相応しすぎる火祭り見学だった。

「駐車場が混むだろう。」という思惑と、他に何もするあてのないこともあって、10時前に長瀞の駐車場に車を止めた。案の定、駐車場は空いていて、選択肢は正解だったとこの時点では自画自賛していた。
計算外だったのは、この時期にしては暑すぎたことと、街での体力持続がないことを忘れていたことだった。

取りあえず、長瀞の岩畳をブラブラして駅前広場に行った。無料サービスの甘酒を飲みながら獅子舞見物していると暑い。上着を車に置こうと一旦駐車場に戻ることにした。
この時点で、汗が滲み出てくるのを感じた。

俺たちには不似合いのかき氷の店で一服する。
まだ、本番までに相当の時間があった。
歩いて火祭り会場から不動寺に行き時間を潰した。ベンチに腰掛けると、春の日差しが心地よく眠くなってくる心地好さであった。

昼食場所を探しに一端は坂道を降りて腹を満たしていると、まもなく長瀞駅からお練の行列が現れる。歴史を錯覚させる修験者の姿に感激する。読経と法螺貝にすっかり魅入ってしまった。

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火祭り会場は大勢の見物客で賑わっていた。
人垣の隙間からそっと見物したが何とも暑い。おまけに疲労で目が回るような錯覚に陥った。待てども、待てども儀式は長く、なかなか本命の火がつかない。

「まだ、時間かかりそうだなあ。」
「もう少しかな。」
ジッと我慢の子でその時を待っていた。同行したメンバーの誰もが、本心は「もう、どうでもいいや」という顔をしているが、誰も帰ろうとは言わない。

「そろそろ、どうだい。疲れたから引き揚げねぇかい。」
「うん、けぇるべ。けぇるべ。」
遂に天の声の号令がくだった。
その言葉を待っていたかのように、4人は安堵の顔で会場を後にした。
正直、疲れたぜ。

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居合抜刀術の奉納 真剣はバットより重いそうだ。
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