2007/3/14 | 投稿者: クロちゃん

俺はたまに、平日の昼間に車を運転することがある。
そこは、田舎は田んぼの中を通る二車線の道路だった。遠くに山並みを望み、民家が点在する静かな地域である。
俺の車は、ダンプ、軽トラック、普通車の後ろで4番目を走っていた。

信号の手前でダンプが止まった。後続車も続いて止まる。
おや?信号の遥か手前だな。前がつかえているのかな?何しろダンプの前は見えないので状況が判らない。少し間をおいて、軽トラック、普通車の順に追い越して行った。俺は追い越すとき、ダンプを見た。ダンプは駐車灯を点滅させていた。
なるほど!原因は判った。しかし、あの止まっていた少しの間は何が原因だったのだろうか?

しばらく走ると速度が急に遅くなった。今度は何だ?
見れば、軽トラックがウィンカーも出さずに道路の左端に寄って止まった。
俺の前を走る普通車の運転手は追い越しざま、軽トラックを睨みつけるように首を左に向けていた。
少し、その気持ちは分かるよ。

その場所から、50メートルと走らないうちに、今度は前の普通車が急に速度を落とした。
おや?どうした?
すると、その普通車はウィンカーを出さずに道路の左端に少し寄って車を止めた。
おいおい、さっき軽トラックを睨みつけたのは何だったんだい。

こうして、俺の車は先頭になった。
次の信号の交差点手前。信号は赤だった。ここは狭い一車線道路です。
前に信号待ちの車がいた。と、思った。
おや?運転席に人影がない。
信号の交差点から7〜8メートル手前に駐車している車だった。

こんな光景って、都会では考えられないだろうなあ。
たちまちクラクション連発だろうな。
都会から来た人はさぞ驚くだろうなあ。

俺はそんなことを思いながら車を目的地に走らせた。

田舎道には、のどかな暗黙のルールが存在するようです。
0




AutoPage最新お知らせ