2007/4/30 | 投稿者: クロちゃん

ずっしりと、重い荷が肩に食い込む。
今シーズン初の渓中泊の荷は想像以上の苦しみと試練を私達に与えてくれた。
「こんなに重かったかな〜。」
それは、久しぶりであるが故に、過剰の装備と余分な食料がもたらした結果だった。

ゴールデンウィークの混雑を避けて、人跡少ない某沢を選択した。
いつもなら、早朝から出かけるが、出発も朝9時。食料も当日に買い足した。
渓にあって、食料と酒の追加はできない。
なので、ついつい余分に買ってしまう。

喘ぎ喘ぎ急な坂を登る。ザックに振られながら、踏み跡程度の道を進む。
血行障害にならないように、両手を「グーパー、グーパー」しながら歩く。
10分進んでは5分休憩のペースは到着予定の時刻を遥かに超えて着いた。
陽春の陽気に全身汗だらけとなった。

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途中に、いかにも山釣り人と感じられる年季の入った地下足袋姿のおじさんに遭う。私達が向かう沢を釣っての帰りだった。
「気が合っちゃいましたね。」
洟から、釣りはどうでもよかった。でも、少しだけ遊んでみたかった。
この時点で、目的は「飲む、食う、寝る」が決定的となった。
おじさんから情報を聞いて、しばしの会話を休憩時間に変える。

さて、目的地に到着すると途端に雲行きが怪しくなった。
風が強くなり、ポツポツと降りだす。急ぎタープを張り、テントを設営した。
一息ついて、雨の中ではやることはひとつ…。
そう、飲むことだ。
ところが、強い雨風がタープの中に吹き込み、のんびり飲んでいられない。
右往左往して、ようやく居心地の良い場所を確保した。

「タイミング良かった〜。」
「増水すると期待できますよ。」
そんな会話をしながら飲んでいると、右上の杣道に人影が…。
こちらを見てニコニコしている。小躍りしながらこちらに向かってくる。
「ははー、ちょうど良い雨宿りの場所を見つけて喜んでいるんだな。」
と、思っていたら、強い雨の音の中に聞こえた。
「メイですー。」「ははは、メイですー。こんにちはー。」
「えっ、メイさん!?」

昨年以来の再会であった。しかも、広い奥秩父の小さな場所での偶然であった。
再会の喜びと、しばらく談話の時間を過ごした。
メイさんは、さすがに“装備屋メイ”と言われるとおり、目新しい最新兵器を備え持っている。
目の前にすると、ネット上で見るのとまた違って納得できる装備だった。

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メイさんが、帰られた後、雨が上がったのを頃合いと俺は幕営地の上下流に竿を出した。それは、サビのとれた見事な「白岩魚」だった。
釣りに要した時間は30分くらい、3尾の岩魚が遊んでくれた。

その間、同行のキイくんは焚き火を起こし、ずーっと飲んでいた。
夜は「これでもか!」というくらい寒かった。
持参した衣類をすべて着込み、雨具を着て寝袋に潜り込んだ。

翌朝は、また暑いくらいの陽射しだった。

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2007/4/28 | 投稿者: クロちゃん

寝不足、適度な疲労、酒…。
この三拍子が揃うと眠くなります。
私の特技は“どこでも寝られること”です。

長い車道歩きは疲れます。
「休憩でーす。」の声を待ってましたとばかりゴロリ。
そこが、たとえ車道の上であっても、“ちょい寝”にはうってつけのベッドです。

「道路に寝る“怪人クロちゃん”」
知らない人が見たら異常に見えるでしょうか。
でも、俺はそんなことなんか気にしません。

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「出発でーす。」
遠くで何やら声がした。
ここはどこ?私は誰?今、何してた?
そうか、山歩きの途中だったんだ。
束の間のゴロ寝でも、頭すっきりするよ。

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2007/4/24 | 投稿者: クロちゃん

葉原峠の下から、ようやく車道歩きを開放される。
やっぱり、自然の道が優しくて良いです。
「あっ、イカリソウが咲いている。」
「でも、もう“オワリソウ”だな。」
「俺、“イキソウ”」(^_^)
「……。」

「あら、エイザンスミレが咲いている。」
「わっ、ヒトリシズカ!!」
「見てみて、チゴユリ」

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さすがに、当会のメンバーは花に詳しい。
そして、そのたびに止まるのです。
「クロちゃん、花の写真!!」
「早く撮って!!」
そうして、最後尾をトボトボ歩いている私は呼ばれるのです。
「なんで?」と思っても素直にパチリ…。

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仙元峠の先で道が分岐していた。
「右の登りか、左の巻き道か、どっち行く?」
「俺、真ん中の道。」
「じゃ、俺は“バカモノ”の道。」

こうして、目出度く昼食予定地の東屋に到着した。
飲む、食うはいつものこと。
山の居酒屋は、にぎやかに楽しい時間が過ぎていく。

岩根山は車道歩きが長く足裏がジンジンする。
下山はずっと舗装道路だった。
さすがに疲れた。
でも、春の花道はたくさんの画像が残った。

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