2007/5/5 | 投稿者: クロちゃん

 泙滝の小集落は昭和30年代後半に撤収されたらしい。
その後、釣り人の間で亡霊に出会った話などのエピソードを聞く。
今回、幕営地に選択したのはそんな廃村跡だった。
ブラザース(トンちゃん、幸四郎さん)、キイくん、俺の4人は上州片品の山奥を目指した。

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たぶん、カートを持ってこの林道を歩く人は、長い歴史の中で初めてだろうなあ。
隧道の向こうに何かが待っている。そんな予感。


G・W真っ只中、行楽で訪れる多くの人は泙川林道のゲートを開けて車で廃村跡まで入る。
我々は律儀に林道を歩いた。
林道は落石で荒れている。車で通過は緊張の連続だろう。

林道歩きは約3時間。
歩くことにも良いことはある。
それは、“ふきのとう”“タラッペ”などの山菜を見つけながら行けることだ。
おそらく車では発見できないだろう。

泙川林道にタラッペが復活していた。
ブラザースは自然に生えているタラッペを見たことがないと言う。
うーん、さすが都会人だ。
運良く、タラッペはあちこちに生えていた。
感動するブラザース。そして、一度憶えると見つける目がすごい。
我先にとすばやく見つけては笑顔で摘んでいる。
今夜の天ぷらは山菜づくしが約束された。

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これはちょっと早めだが、味は抜群だった。
天ぷらは翌朝まで美味しい食材となった。


泙滝の小学校跡には車が7台も止まっていた。
その先、林道脇に2台。さすがにゴールデンウィークだ。
釣果は期待できまい。と、この時点で思った。

目的地に着くと、サッと設営を済ませて釣りに出かけた。
最初の好ポイントで幸四郎が岩魚をゲット。
ゴールデンウィーク中の真昼間にしては幸先が良い。
その先でもまた釣り上げる。
唖然と幸四郎を見つめる他の3人だった。

4人で竿を出しているが、釣れてくるのは幸四郎只一人。
その後、26cmと28cmを追加した。
餌はドバミミズという。
泙川はドバミミズが良かったのか…。
俺の得意とする川虫は極端に少ない。

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渓遊びを満喫して、宴会に突入した。
その後、恐怖を感じて寝付かれない人。不思議な体験をした人。目を閉じたら爆睡して、気付いたら朝の4時だった人。
集落跡の快適な幕営地は皆それぞれの時を過ごして夜は過ぎていった。

それにしても、あの話し声は何だったのか?キイくんと俺の2人がはっきりと聞いている。

(つづく)
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