2007/6/27 | 投稿者: クロちゃん

雑魚川の体長制限は20cmである。
このルールは実釣に則しており丁度良いと思う。
「15cm以下はリリース」の河川が多いが、20cm以下をキープしてどうなるだろう。
もっとも俺は洟からキープしようなんて考えていないからどうでも良いが…。

「この川は小さいのはいませんよ。だいたい、22〜23cmがレギュラーサイズで尺もいます。」
ブラザースからそう事前に聞かされていた。

雑魚川は好渓相でポイントが連続する。
いつもの自分のスタイルと違って粘りの釣りをした。
どのポイントからも、いつ岩魚が飛び出しても不思議ではない渓相だ。
だが…。
沈黙は続いた。
ちょっとした深み、流れ、石の際などを丹念に攻めるが応答はなかった。

最初に釣り上げたのは、いや、自慢する訳ではないが俺であった。
ようやくに掌中にした岩魚は20cm未満の魚体であった。
「この川は小さいのはいませんよ。」
ブラザースの言葉が脳裏を過ぎる。
すると俺は希少な価値のある岩魚を釣ったことになる。

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魚体は確かに綺麗である。あどけない少女のような姿だった。
写真を撮って優しく流れに帰した。


道路端で昼食を摂っているときに監視員が巡回してきた。
雑魚川は、自然と岩魚を残すためによく管理されたフィールドであると感じた。
入渓しやすい渓ながら、渓にゴミ1つ目にしなかった。

俺の心の中に満足感と、裏腹に長野県の呪縛からまだ解放されていない印象が残った。
また、訪れてみたい渓である。

さあ、ブラザースの言う「ダシの効いた温泉」に向かおう。

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