2007/10/10 | 投稿者: クロちゃん

山への暴徳を冒した日は、天気の変化が激しい、深まり行く秋の日だった。
あれから1年…。

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日増しに、山の神は私と訣別したかのように己の姿を隠し、周囲もまた覆い隠すように白い世界に閉ざして行くのだった。

その発端の地に赴き、山の神の怒りを鎮めよう。
こうして、私は単独聖地の山に旅だった。

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私の心の聖地である雁坂嶺に向う


心の蟠りに終止符を打つべき雁坂嶺にて聖水をかざした。

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山の神は閉ざしていた心を開いてくれたのでしょうか?
自分に満足した私は残った清酒を口にして昼食とした。

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今回は鍋焼きうどんで神前の宴としました。

その時だった。
今までの青空が嘘のようにガスが巻いてきた。
これって、どう云うことなのでしょうか?

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飲み、食うと人は眠くなるようです。

山の神と仲直りして友達になった私は首を傾げて往路を戻った。

重い足取りの往路と異なり、まるで天狗のように疾走した。
3時間のコースタイムの道を2時間で駆け抜けた。
身が軽くなったような錯覚を覚えた。

あせみ峠を過ぎた地点で…。
「ガサガサ」という物音に目を凝らせば、黒い物体が斜面を走り抜けていた。
刹那、カメラを取り出したが、物体を捉えることは叶わない。
「クマ」であることは容易に確認できた。

今回の行動の果ては…。
翌日の関東地方は雨の予報だった。
昼前から本降りの予報に、私は自宅に篭もり空を見上げていた。

雨は降らなかった。
午後には青い空が微笑んでいた。

清め禊し山旅は、これからその加護が現われると信じている。
いや、すでに山の神は私に優しい微笑みを見せている。

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山頂で確かな変化が感じられた。
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