2007/12/15 | 投稿者: クロちゃん

「この上がそうよね。」
「そうアレよ、アレ。」
「そうそう、アレね。」
目を輝かせているメンバーからは「そう」と「アレ」しか言葉が出ません。

前方にコンクリート造りの建物が見えてきました。
外には酒ケースが積まれています。
そう、アレです。「酒造りの森」です。
試飲ができると思って、みんな目を輝かせていたのでした。
「忘年会の練習だよ。」ニコニコ顔です。

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地酒「秩父錦」の寛延2年創業の醸造元です。何でも、よりよい味を求めて、秩父市内から山紫水明のこの森に場所を移したのだそうです。
試飲の酒を口に含むと皆一葉に「旨い!」となるそうです。
感想を聞かれると「緑がいっぱいだから」、「空気が澄んでいるから」、「水が良い」と口々にするそうですが、本当は「試飲でタダだから」が本音ではないでしょうか。
(おっと、石が飛んできました。危ない。)
私も秩父の地酒は美味しいと思います。「秩父錦」「武甲」そして「秩父ワイン」は秩父の自慢できるお酒と感じます。

さて、「酒造りの森」に到着です。
「ここには今日は寄りません。」つれない号令がかかりました。
「酒造りの森」を未練がましく横目でチラッと見て、トボトボ歩きます。
3分間、誰も言葉を発しませんでした。
ここからの坂道の登りは今回一番の難関だったのではないでしょうか。
皆、下を向いて黙々と歩き、いつの間にか先頭と最後尾が100メートル以上の間隔が空いていました。
その原因は単に坂道だからではありません。お解りですね。

武甲山が徐々に近づいて24番『光智山 法泉寺』。長い石段は下りで良かったです。
『天照す神の母祖の色かえて なおもふりぬる雪の白山』

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「ここから先が更に長いです。」疲れが見え始めたメンバーに鞭を打ちます。
諦めた境地のように、もう誰も反応しませんでした。

柚子がたわわに実り、誰もとらない柿が実っている桃源郷を思わせる道をひたすら歩きました。
誰かが「秩父のユガテだね。」と言いました。
その表現がぴったりする風景です。

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そして遂に終点の25番『岩谷山 久昌寺』に辿り着いたのでした。
「さあ、温泉だ。忘年会だ。」
「早く、車持ってきて頂戴!」
今日一番の元気な姿のメンバー達でした。

夜がこ・わ・い…。

忘年会は「年を忘れる会」でしょうか。
いつの間にか目の前に並ぶ「三種混合」ですっかり酔っ払ってしまいました。
はじけるような賑やかさが元気の源です。

今年最後の山行は楽しい忘年会で幕を閉じました。
16名の参加だったかな…。

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