2008/5/27 | 投稿者: クロちゃん

テレビでバレーボールの試合を見ていた。
スポーツには流れがあると思う。
風の流れを読む。その場の心理的なものを考える。
これもスポーツを楽しむひとつと思っている。

テレビのアナウンサーが一人で絶叫している。
私に見て考える余地は与えられない。劣勢の流れになってもギャー、ギャー喚いている。
若者言葉で“うざい”という言葉が当てはまるかどうかは知らない。


テレビの音を消した。自分では良い方法と思った。
途端に…。
「人が観てるのに何バカなことするの!」家族の罵声が浴びせられた。

ふーん。こんな絶叫中継が面白いのか。
仕方なく観ていた。段々とムカムカしてきた。
「決まったーっっっっ」レシーブされてるよ。
「返されましたーっっっっ」分かってるよ。

「私、風呂入ってくる。」カミさんの言葉を合図に、一人またひとりとテレビの前から去って行った。
少しは感じていたのかな。

誰もいなくなったからビデオでも観ようか。
「ルーキーズ」のビデオを観ていた。

「何で今、そんなの観るの!!」いつの間にか風呂からあがった鬼の形相が立っていた。
「ちぇっ、寝るか。」今日のチャンネル権は私にないようだ。(いつもだが…。)
「もう寝るの?まだ9時前だよ。」敵は呆れた顔をしている。

「どうせ、負けるよ。試合の流れから…。」予言した。
「なんで?2セットとってるよ。」敵も少し感じているようだ。
「何となくそんな気がする。」確信はない。

「早く寝ろ!」追いまくられた。
子供の寝る時間にも早い9時前にバタンキューとなってしまった。
翌朝の朝刊、スポーツ欄の片隅に小さく試合結果が載っていた。

たまにラジオで聴く、昔の「前畑ガンバレ」の実況のほうがよっぽど感動するな。
絶叫とは違う本物を伝えて来ているような気がする。
何が違うかと聞かれると応えられないが、絶叫には絶叫の場面があって良いと思う。

そう思うのは天邪鬼のへそ曲がりの性格だからなのだろうか。

スポーツ中継のアナウンサーも大変だな。
でも、観る側からすると何かが違う気がする。
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