2008/8/31 | 投稿者: クロちゃん

雨が降ると山に出かけない。出かけないと家にいる。家にいると粗大ゴミ扱いになっている。
世の中のお父さん、私のようなこんな人間になっていませんか?

私だけか…。\(_ _)

さて、ふと口ずさんだ歌にある不思議を感じた。

夕焼け小焼けで 日が暮れて@
山のお寺の 鐘が鳴るA
お手々つないで みな帰ろうB
カラスといっしょに 帰りましょC


この歌、ちょっと不思議に感じませんか?
天邪鬼の心で分析してみましょう。

@は何の変哲もありません。ごく普通だと思います。
Aから、少しづつ疑問が生じます。山のお寺というと山の上を想像しますが、夕方に鐘の音を聞いたことがありません。

そうして恐いのがBとCです。
これは、人間社会に遊びに来たこの世の者ではないものが、闇の世界に帰っていくという意味に取れませんか。
手をつないで、カラスと一緒に…。

あまり深く考えるのはやめましょう。
天邪鬼精神の暇な休日でした。

さて、出かけるぞ!GO!GO!
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2008/8/30 | 投稿者: クロちゃん

誘っているのか…。
何者かが陥れようとしているのか。清廉潔白にして傍若無人のこの私を暗黒の世界に引きずりこもうとしているのだろうか。
「ふぅ〜。」

仕事帰りのことです。
信号機のない横断歩道の手前でハッとしてブレーキを踏み無意識に車を止めた。

杖をついた一人の老女がゆっくりと横断歩道を渡っている。前方を見据えたまま、車のことなど眼中にないらしい。
「もし、気づかずに轢(ひ)いてしまったら、前方不注意で俺の人生が終わってしまうんだろうな。」そう思うとゾッとした。この時はそう考える余裕もあった。
周囲は夕闇が迫っていた。

窓から手を出して後続の車に合図した。前方から来る車は止まった。あっ、もちろん後続車も止まった。
「おばあちゃん、ゆっくり速くね。」だが、老女は我関せずの姿勢を貫いていた。何かを悟ったような雰囲気でまっすぐ前を見て、まるでスローモーションのように動いている。
この時間帯は危険が危ない。

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しばらく進むと、農道で今度は元気な老人(男性)が急に飛び出して横切った。
瞬間急ブレーキで止まった。
危ないな〜。車のライトを見て出てこないでよね。
見れば、畑の中を小走りで進んでいた。
「このおじいちゃん、猫年か?」ん、干支にないか。猫男?鬼太郎さんに手紙出そうかな。

二度あることは三度ある。なるほどと思いました。
最近は夜の散歩が流行っている。信号機のある交差点の横断歩道です。
確かだった。
中高年のおばちゃんが渡っている。
あれ、こっちが青だからあなたは赤の筈ですよ。
「ピッピッー」とクラクション鳴らしたら睨まれてしまった。
その姿にギョッとした。
お散歩する気持ちわかります。
でも、手遅れかも…。
Tシャツ姿の妖怪「メタボ婆」は巨体を揺すって闇の中に消えて行った。

「ふぅ〜。」
この日の帰り道は遠かった。

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2008/8/29 | 投稿者: クロちゃん

あれは8月初旬の天狗岳山行の帰りだった。
貸切バスで向かった山の会の山行はカミナリに追いかけられて、山頂を目前に撤退したのだった。

山梨県側から雁坂トンネルを抜けての帰り道のこと。秩父へは国道140号の幾つかのトンネルを通過する。
事務局の幹事役であったキイくんと私はバスの一番前の座席に座っていた。
あるトンネルに入った。

突然、隣のキイくんが「あれ、トンネルの中を人が歩いている!」と叫んだ。
メンバーは和気藹々とおしゃべりに夢中だったので、その声は聞こえなかったかもしれない。寝ていたかも…。

隣に座っていた私はその声に首を傾けた。ゾクゾクッとした。
「人間?」一瞬のことなので良く分からなかったが、車から漏れる明かりに人間らしき姿が目に入った。白っぽいような、こげ茶色のような、はっきり覚えていないが小柄でずんぐりした容姿のように見えた。曖昧な記憶だが今でも目を閉じるとその光景が浮かんでくる。
まさか!

このトンネルの周辺に人家はない。トンネルの前後に車が止まっている様子もなかったと記憶している。時間は周囲がすっかり暗くなった頃であった。
私はあることを思い出した。

もうずいぶん前の夏のことだった。
渓流釣りで滝川を遡行した帰り、単独このトンネルを歩いた。
止めた車の隣に2人組みの釣師が立っていた。歩いて来る私に声をかけた。
「トンネルの中を歩いたんですか?」通常は「釣れました?出ました?」と聞くのがお決まりの挨拶であるがこの時は違った。
「はい、長い国道歩きでした。」何事もない顔で応えた。

釣師は続けた。
「何か、居ませんでしたか?いえ、何か感じませんでしたか?」この問いに咄嗟に幽霊話と察した。
「全然、普通の涼しいトンネルでしたよ。何か?」ちょっぴりトボけて尋ね返した。
「出るんですよ。勇気ありますねぇ。」釣師は真剣な顔であった。
「過去に何かあったんでしょうか?」キョトンとして再び尋ねた。
「詳しいことは知りませんが、そういう噂ですよ。」
「夏に似合いますね〜。今度確認してみます。」オトボケの会話で笑ってその場の会話は終わった。

その後、このトンネルを歩くのは敬遠していた。
こんな話を聞かされると、トンネルを歩く気持ちは失せる。

そうして、何年かの歳月が過ぎて行った。しかし、このトンネルを車で通るとき、このお話はいつも思い出していた。
まさか!

その時は、まったく意識になかった。自分で運転してないから、このトンネルに近づいたのも気付かないくらいだった。

「あれ、トンネルの中を人が歩いている!」キイくんの声が今でも頭に焼き付いている。

雁坂トンネルと滝沢ダムの間には幾つものトンネルがあります。
もし、トンネル内でゾクゾクッとするような感じを受けたり人影を見かけたら、たぶんここに紹介したトンネルだと思います。


天狗岳に登る途中にギンリョウソウ(ユウレイソウ)
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