2009/7/22 | 投稿者: クロちゃん

鳳凰小屋テント場の朝は風の音で目覚めました。周りもボチボチ起きています。
おや?風の音と思ったのはガスバーナーの音でしょうか。いえ、やはり風の音が聞こえます。
午前3時30分起床。お湯を沸かしてコーヒー飲んで、身支度を整えました。
テントは張ったまま食料、雨具と貴重品をサブザックに入れて午前4時30分鳳凰山の頂目指して出発です。
結果的に、この早い出発が功を奏したと思います。


鳳凰山(観音岳)山頂・標高2840m
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Kさんから「先に観音岳に行って地蔵岳に周るコースが楽そうです。」の貴重な情報をいただいて、地図に『近道』とある樹林帯を登りました。
しばらく進むと前方から下山者です。元気のないうつむき加減に見えました。
「稜線は風が強くて、何も見えない。地蔵に周っても仕方ない。」消沈の情報を聞きました。
「負けるもんか!」自分に言い聞かせて進みます。

稜線に出る寸前でものすごい風の音が聞こえました。ここで雨具を着こみました。以前に風の中で雨具を着ようとして風に飛ばされてしまったという話を聞いています。これを教訓としました。

岩稜の分岐は恐怖の強風でした。
情報通りものすごい風です。腰を落として歩きますが、時々ふらつきます。コンデジを構えても風の影響でボケボケ画像ばかりとなりました。
「負けるもんか!」それでもこんな景色を撮影できました。


振り返ればオベリスク
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これどこだっけ???
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観音岳
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そして、ガスとともに雨も降り出しました。
薬師岳はきっぱり諦めて地蔵岳に向かいます。忍者のごとく現れたKさんはしっかりと薬師岳に向かいました。


オベリスクが〜。
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現れた。o(*^▽^*)o~♪
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賽ノ河原です。(-∧-;) ナムナム
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その後、オベリスクは隠れたままでしたが…。
テント場のお隣さんがやって来た瞬間でした。

おぉー、やはり明るい女神様だー。
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はい、今回の山は“関東のひとつ残し”でした。
いいえ、しっかり「ダケ3つ」ですよ。
鳳凰三山は観音岳・地蔵岳そしてタマゴダケでしたー。(^○^)/

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周回して鳳凰小屋に戻り、テントを畳んで午前9時に雨の中長い下山路を辿りました。
私は久しぶりに心地好い筋肉痛です。

鳳凰山 完

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2009/7/21 | 投稿者: クロちゃん

御座石(ございし)鉱泉登山口の市営駐車場に車中泊で目覚めた朝はどんよりと曇っていました。
でも、でもでも、星が見えます。瞬間ですが、月も顔を出しました。
「天気は確実に快復に向かっている。」そう信じて、朝5時5分出発しました。
鳳凰小屋までの道のりは地図上のコースタイムで5時間30分です。私はこのコースを休憩含めて6時間と計算しました。


御座石鉱泉にバスは季節運行です。事前に確認が必要です。
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いきなりの急坂です。軽量化を考えましたが、テント泊装備の背中のザックが重く感じます。ゆっくりと、ペースを崩さないように心掛けて一歩一歩登りました。
やがて、雨が降り出してザックの重さが増しました。樹林帯の中なので、雨具は着用せずに歩きました。

道は一旦平坦になりましたが、すぐにまた急坂です。
それはそうでしょう。登山口の御座石鉱泉は標高1080m、鳳凰小屋は2400mです。
やがて、第一の目標地点の旭岳です。ここまで来ると雲が下に見えて雲上人の気分になります。

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更に直線的な急坂が続きます。
「燕頭山(つばくろあたまやま)まで行けば『なだらかな道』ってありますよー。」地図で確認しました。

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念願の燕頭山に着きました。此処は標高2105mです。笹原の中にサルオガセがいっぱいです。途中で追い着いて来て先行したKさんが休憩していてしばらく談義の時間となりました。

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そして、この先は地図にあるとおりルンルンコースとなり………。と、思ったのは最初の2〜3分でした。
「どこが『なだらかな道』なんだー。」期待が大きかった分、次々と現れる坂が辛いです。

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前方から単独女性が現れました。挨拶を交わすと…。
「昨日の鳳凰小屋の泊りは私だけでした。貸切でしたよ。」連休前の平日が狙い目ということを痛感しました。このとき、「この天候なら空いているだろう。」と思いましたが、さすが連休でこれは大間違いでした。
それにしても、この女性は数名の男性スタッフに囲まれてお姫様気分だったろうなぁ。

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さてと、もう少し頑張ろうと歩いて行くと、なんともあっけなく鳳凰小屋が現れました。
断続的に雨が降る中、南アルプスの美味しい水を目の前にして「プシュッ」と缶ビールを飲み干すキイくんと私でした。

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鳳凰小屋スタッフの方達のとっても陽気でフレンドリーな対応にすっかり疲れも忘れて寛ぎました。
「あれ?今日、地蔵はどうします。」ビールを飲み干してから、これからの予定が頭によぎりましたが、すでにのんびりまったりムードの2人にはテント場で過ごす以外の道は残されていません。もっとも、ガスがかかって白い世界では登っても意味がありません。明日に期待しましょう。

「まだ10時30分だよ。午後が長いな〜。」
雨の中で酒・昼寝はあっという間にテント場満員御礼の夕方になりました。キイくんは両足を攣りながら酒飲んでいます。

ここのテント場は快適です。人気があるのでしょう。テントを張れない人10名ほどが小屋泊まりに変更を余儀なくされたようです。
テント場利用も事前に予約をお勧めします。


予約はこちら→ 鳳凰小屋


すっかり満悦した2人は「6時だよ、全員寝よう!」で寝袋に入りました。
明日はいよいよ鳳凰山です。


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2009/7/20 | 投稿者: クロちゃん

南アルプス鳳凰山を目指して夜の国道20号を快適に走りました。
目的地はナビ任せです。秩父からは一般道で3時間の道のりでした。山梨県は近く感じますが、南アルプスは遠いです。


オベリスクを目指して
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「オイラ腹減ったな〜。」隣で同行のキイくんが空腹を訴えています。
はいはい、コンビニで何か買いましょう。
が、なかなかコンビニがありません。
ようやく見つけて海苔巻きゲット〜。登山口の駐車場で夜食にしましょう。


登山口の広い無料駐車場
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「オイラ眠くなったな〜。」助手席のキイくん、今度は眠気と戦っています。
ナビは国道20号から左折を示しました。指示通り曲った瞬間…。
空腹も眠気も吹っ飛びました。前方を凝視しました。
「ナビが間違えている」本気でそう思いました。
暗い中に続く道は両側が切れ落ちた車一台分くらいの細い道です。まるでダムか堰堤の堤の上を走っている感じの道です。
普段は無頓着な私も恐る恐る慎重運転になります。
『もし、対向車が来たらどうしよう。』緊張の沈黙の時間が続きました。
「もっとゆっくり走れ〜。」隣のキイくんはおめめパッチリのようです。
はいはい、時速50キロ以下にしましょうね。なんてとんでもない。30キロも出せません。

暗い中なのですごく長く感じました。やがて道は砂利道の林道になりました。しかも砂利道の方が道幅が広いです。ようやくいつもの慣れた道を快適に「ガタンゴトン」と飛ばして目的地の駐車場に到着しました。
「きっと他にもう少し良い道があるはずだ。」2人の共通した認識でした。
雨の中、明日の好天を期待して入山祝いです。現実は荒天でしたが…。(-_-)ゞ


快適なテント場は満員御礼
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「あれ?キイくん海苔巻たべないの?」
お腹空いたと言っていたキイくんは飲むだけ飲んでゴロリです。先ほどの恐怖の道で満腹になってしまったようです。私はしっかり食べました。

翌日、気になる登山口のアプローチについて聞き込みを始めました。

証言1 早朝にやって来たKさん
「すごく怖かった〜。真っ暗な中でこの道で良いのか心細くなりました。」
Kさんとはこの後何度もお逢いすることになります。
Kさん(クロさん)大変お世話になりました。


グンナイフウロ
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証言2 テント場の女神(テント場でお隣さん。)
「その道、ちょうど私が運転していましたが、本当にこの道?って、怖かったです。」
地蔵岳でガスに包まれたオベリスクを眺めている時、この女性が現れた瞬間、サアーっとガスが晴れてオベリスクが顔を出しました。明るい女神です。


キバナノアツモリソウ
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証言3 御座石鉱泉の女将
「ここには、1本道しかないよ。ああ、御座石林道が通れるかな」
ここで重要な情報をいただきました。

帰りはもちろん、御座石林道を走りました。ちょっと遠回りになりますが、全舗装の快適な道です。
明るい中で恐怖の道を走ればなんともないのでしょうか。
疑問を残したまま無事帰還しました。

山レポは、忘れないうちに書こうと思います。φ(..)


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