2011/6/1 | 投稿者: クロちゃん

その昔、戦場ヶ原一帯の湿原にはクリンソウが咲き誇っていた。それが鹿の被害により自生地が瞬く間に消え去った。

「中禅寺湖・千手ヶ浜周辺」の続きです。

このままでは、日本有数の素晴らしい自然の宝庫である日光の大自然が消えてしまう。この素晴らしい自然を子供や孫の代まで残そう。
子供や孫から「その時代の人間は何をやっていたんだ!」と叱られてしまう。
もう遅いかもしれない。独りでは限界もある。でも、何かをしなければ本当に素晴らしい自然が消えてしまう。

高山を越えて来ましたか。あの山は20年前には人の背丈以上の180センチにもなる笹が密生していたんです。たった20年でこの周辺の自然破壊が進んでしまった。深刻な鹿による被害である。
毎晩、夜になると庭に20頭もの鹿がやって来る。クリンソウの茎を食べてしまう。笹も鹿の仕業だ。
失った自然は元に戻すのは大変だ。
鹿の食害により植生が変化して、元々住んでいた鳥もいなくなった。鳥の餌となる毛虫類が異常発生するのもそのひとつだ。

○政に訴えてもなかなか動いてくれない。自分が学者とか有名な人物だったら違ったかもしれないが、今更そんなことを云っても仕方ない。
クリンソウはたくさんの人に現実を知ってもらいたくて植えたものだ。
人がいっぱい来るようになった。シーズンにはあまりに多すぎる観光客がやって来る。
本当の目的は違う。
多くの人にこの現実を知ってもらいたいための手段としてクリンソウを植えたのだ。

クリックすると元のサイズで表示します


私が記憶に残っている「仙人庵」の主から聞いたお話はざっとこんなところでありました。
実際は文章に表せないほどの熱き思いが伝わって来ました。
クリンソウの咲く時期の写真を拝見しました。
もの凄い人の数です。

ほとんどの人は観光目的なのでしょう。
しかし、ここに訪れる人の一人でも多くの人が仙人の熱き思いを感じていただきたいと願ってやみません。
孤軍奮闘から多くの人に想いが伝わり大きな力となる日が来ると信じたい。

クリックすると元のサイズで表示します


このブログの記事にするのをちょっと躊躇いました。それは、仙人の熱き思いを伝えられない。何の力にもなれない。そう思ったからです。

しかし、目に見えて自然が破壊されている光景を目にしている自分も何かをしたい。
少しでも自然を守ることに役立ちたい。
実際は何もできません。
でも、この現実を一人でも多くの人に知っていただきたい。
そう思いました。

美しい自然があって花がたくさん咲いている場所には人が群がります。逆に、自然が汚れ、ゴミが目立ち、花の咲かないような場所は見向きもしなくなります。
自然を美しくするのも、汚してしまうのも、私たち人間が大いに関わっていることを忘れてはなりません。

クリックすると元のサイズで表示します



撮影日2011年5月22日

にほんブログ村 アウトドアブログへ ←ヽ(^o^)ρ熱き思いにお願い!ポチッ★(^○^)/



4




AutoPage最新お知らせ