2014/2/20 | 投稿者: クロちゃん

「お父さん、昨日の夜、お母さんがテレビに出ていたよ!」朝一番の声に、一瞬何が起きたのか合点がいかなかった。
放映された番組は、テレビ朝日の「報道ステーション」 2014年2月18日(火)だった。
内容は、「さらに埼玉・皆野町では、大雪の影響で五日間停電が続いている住宅がある。」である。

えっ、まさか…。5日間も停電が続いている!

大雪に見舞われた14日金曜日の翌日、私は山の中に暮らす年老いた母親の安否が気になり電話を入れた。
電話に出た母は「えれぇ雪だ。どうしようもねぇ。T (私の弟)は昨日からけぇってこれねぇや。雪は、はいてもはいても全然ダメだ。あはは…。」屈託のない明るいいつもの声だった。
「無理するなよ。」私はぶっきらぼうに告げて電話を切った。

この時点で、すでに停電していたのだろう。
しかし、母は停電のことには触れなかった。
子供の私に余計な心配をかけまいとする親の心遣いだろうか。

母の家の電話は昔ながらのダイヤル式の黒電話である。なので、停電しても電話は通じるのだ。

秩父の山深い集落ではいまだに孤立した状態の場所がある。
でも、まさか、自分の身近でそんなことが起きていたなんて…。
私は急に胸が熱くなり、涙腺が緩んで行くのだった。

テレビの取材は、除雪が進まない母の家に歩いてやって来たらしい。
まだ完全に孤立状態なのだ。

その番組を私は見ていなかった。でも、今の世の中は便利である。録画した動画を見ることができた。
停電した暗い家の中で、ロウソクの灯りをともし、取材に答える母の姿があった。

>電気が通じたら何をしたいですか?
「洗濯だね。」
「ご飯もあったかいのを食べたいね。」
私は、もう何も言えません。そして、何もできない自分が歯がゆい。

秩父では母のような境遇の人がいっぱいいる。早く助けて欲しい。
あったかいご飯が食べられるようにして欲しい。

新聞を見て、情けない気持ちとともに怒りが沸いて来た。

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何がクイズ大会だ。自転車関連イベントだ。

ふざけるなー。

秩父の現実に目を向けろ。
秩父人の一人として許せない気持ちになるのは私だけだろうか。

日々、狭くて大渋滞で2時間以上の通勤道も、母の境遇に比べたら小さなことだ。


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