2017/7/31 | 投稿者: クロちゃん
近くを通りかかると花の香り漂うヤマユリの季節です。今年はあちこちでたくさんの花を目にしている。
はい、これが「たくさんの花」です。(^○^)/

昔むかし、夏の季節に少年時代の私の家から山の斜面に咲くたくさんのヤマユリの姿が見られた。
「ヤマユリの根はうめぇぞ。」ある日少年は近所の初老のおじさんからそんな言葉を聞いて、掘ってみようと思った。
次の日曜日、早起きして山の斜面を見つめるとなんとしたことでしょう。
あれほど咲いていたヤマユリの姿はひとつも見えない。少年は落胆したが、ヤマユリの咲いていたであろう場所に急ぎ足で行ってみた。
なぜか、ビー玉、ベーゴマ、メンコに竹とんぼを入れた菓子折箱を抱えていた。
ヤマユリの咲いていた場所は穴が掘ってあった。
「ちくしょう。俺が掘ろうと思っていたのに先に誰か掘っちゃったな。」
少年はヤマユリの咲いていた穴に菓子折箱を埋めた。
その次の年から山の斜面にヤマユリの姿は見られなくなった。

あれから〇〇年…。
少年は山から下りて街の暮らしを続けていた。少年はいつしか初老のおじさん、立派な中高年となっていた。
夢枕に、白装束に荒縄を締め、頭にロウソクの灯をともし、腰に一反の白い布をつけ、手には五寸釘と金槌を持ち、誰にも見られず、一反の白い布が地に着かないようにすばやく走る老婆が立って、「すぐに山旅に出るのじゃ。山を越え沢を渡り、野を行くと古い家がある。その家の近く山の斜面に咲いている三十三の花をつけた山百合の根元に、お前の宝が埋まっておるぞ」と、告げたのです。
「ちょっと待ったー。なんですばやく走る老婆が立っているんだ!」\(`o’”)
「ゆ、夢ですから。」‘’‘ヾ(^o^ヾ)
目を覚ました中高年のおじさんは、お告げ通りに、白装束に荒縄を締め、頭にロウソクの灯をともし、腰に一反の白い布をつけ、手には五寸釘と金槌を持ち、誰にも見られず、一反の白い布が地に着かないようにすばやく走って、1分もかからず息切れしました。
「だめだこりゃ。」中高年のおじさんはこの時気づいたのです。
「あっ、そうか。別に白装束も走る必要もなかったよ。」そうです。ゆっくり歩いていけば良いのです。
こうして、息を整えた中高年のおじさんは仕切り直しのカメさん歩きで出かけていきました。

山を越えて小さな沢を渡るとなつかしい風景が目に入りました。
そうして、山の斜面に咲くヤマユリの姿を目にしました。
いつの間にか、一反の白い布が地に着かないようにすばやく走っていました。
見れば足元に、三十三の花をつけた山百合の花が咲いています。
「これだな!」
「ここほれワンワン」になって、五寸釘と金槌で花の根元を夢中で掘ると…。
ビー玉、ベーゴマ、風船ガムにニッキとえーと それから、メンコとおはじきと… 。あっ そうそう竹とんぼ、やったわやった。なつかしいなぁ。
♪でっかい夕陽を背中にしょって 影踏み遊びの子供が走る 涙の乾いた頬ほころばせ 明日に向って一直線に ねぇ君 ぼくはこう想うのさ♪
少年時代の想い出はヤマユリの花の根元に見つけた宝物
汚れた手で汗をぬぐうと、少年時代のように泥だらけの顔になって満足そうに立ち尽くす変なおじさんの姿があったとさ。
めでたしめでたし。
クロちゃん劇場「本当のような嘘の物語」でした。
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はい、これが「たくさんの花」です。(^○^)/

昔むかし、夏の季節に少年時代の私の家から山の斜面に咲くたくさんのヤマユリの姿が見られた。
「ヤマユリの根はうめぇぞ。」ある日少年は近所の初老のおじさんからそんな言葉を聞いて、掘ってみようと思った。
次の日曜日、早起きして山の斜面を見つめるとなんとしたことでしょう。
あれほど咲いていたヤマユリの姿はひとつも見えない。少年は落胆したが、ヤマユリの咲いていたであろう場所に急ぎ足で行ってみた。
なぜか、ビー玉、ベーゴマ、メンコに竹とんぼを入れた菓子折箱を抱えていた。
ヤマユリの咲いていた場所は穴が掘ってあった。
「ちくしょう。俺が掘ろうと思っていたのに先に誰か掘っちゃったな。」
少年はヤマユリの咲いていた穴に菓子折箱を埋めた。
その次の年から山の斜面にヤマユリの姿は見られなくなった。

あれから〇〇年…。
少年は山から下りて街の暮らしを続けていた。少年はいつしか初老のおじさん、立派な中高年となっていた。
夢枕に、白装束に荒縄を締め、頭にロウソクの灯をともし、腰に一反の白い布をつけ、手には五寸釘と金槌を持ち、誰にも見られず、一反の白い布が地に着かないようにすばやく走る老婆が立って、「すぐに山旅に出るのじゃ。山を越え沢を渡り、野を行くと古い家がある。その家の近く山の斜面に咲いている三十三の花をつけた山百合の根元に、お前の宝が埋まっておるぞ」と、告げたのです。
「ちょっと待ったー。なんですばやく走る老婆が立っているんだ!」\(`o’”)
「ゆ、夢ですから。」‘’‘ヾ(^o^ヾ)
目を覚ました中高年のおじさんは、お告げ通りに、白装束に荒縄を締め、頭にロウソクの灯をともし、腰に一反の白い布をつけ、手には五寸釘と金槌を持ち、誰にも見られず、一反の白い布が地に着かないようにすばやく走って、1分もかからず息切れしました。
「だめだこりゃ。」中高年のおじさんはこの時気づいたのです。
「あっ、そうか。別に白装束も走る必要もなかったよ。」そうです。ゆっくり歩いていけば良いのです。
こうして、息を整えた中高年のおじさんは仕切り直しのカメさん歩きで出かけていきました。

山を越えて小さな沢を渡るとなつかしい風景が目に入りました。
そうして、山の斜面に咲くヤマユリの姿を目にしました。
いつの間にか、一反の白い布が地に着かないようにすばやく走っていました。
見れば足元に、三十三の花をつけた山百合の花が咲いています。
「これだな!」
「ここほれワンワン」になって、五寸釘と金槌で花の根元を夢中で掘ると…。
ビー玉、ベーゴマ、風船ガムにニッキとえーと それから、メンコとおはじきと… 。あっ そうそう竹とんぼ、やったわやった。なつかしいなぁ。
♪でっかい夕陽を背中にしょって 影踏み遊びの子供が走る 涙の乾いた頬ほころばせ 明日に向って一直線に ねぇ君 ぼくはこう想うのさ♪
少年時代の想い出はヤマユリの花の根元に見つけた宝物
汚れた手で汗をぬぐうと、少年時代のように泥だらけの顔になって満足そうに立ち尽くす変なおじさんの姿があったとさ。
めでたしめでたし。
クロちゃん劇場「本当のような嘘の物語」でした。
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2017/7/30 | 投稿者: クロちゃん
今日の予定は尾瀬沼のニッコウキスゲだー。(^○^)/
(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/ハーイ♪
曇り空の下、気合十分、2台の車に分乗して勇んで出発した。
天気情報は午後から雨予報。午前中に踏破しよおぜ〜。
車中はいつものように完全晴れマークで華やいでいた。


ストレス解消のおしゃべりタイムであります。
「今日は午後から雨よね。」
「普段の行いが良いから大丈夫よ。」
「年金が…。」「政治が…。」「子供が、孫が…。」
( ^^)/ (^^)/ (^^ )( ^^)/(^^)
( ゜o゜)ヤダァ(゜o゜ )ネェ、キイタ?( ゜o゜) (゜o゜ )アラヤダワァ
ところが…。
関越自動車道を北上している途中で、招かざる客「雨」のお出ましとなった。


あれほど賑やかだった車中は静まり帰り、おやすみタイムとなりました。
ヾ(=_=)ゞヾ(_ _)〃ヾ(=o=)ゞヾ(_ _)〃(_ _).。oO
「運転手は寝るなー。このハゲー!違うだろ〜。」\(`o’”)
そんな会話があったかどうかは別として、雨が本降りとなった赤城高原SAで休憩の作戦タイムとなりました。
我々は雨の中を歩くほど若さと元気を持ち合わせていません。
特に、雨に濡れた木道は滑りやすく危険です。
ここは、清く正しく賢く「撤退」が正解でしょう。
しかし、すでに高速出口である沼田インター近くまで来ています。
ここまで来てこのまま帰る訳にはいきません。
ここは自然派人間、遊びの天才、リーダーの実力を示そう。
「朝早いから吹割の滝に寄って、今年で閉園になる尾瀬岩鞍の百合園を訪ねて、人気の川場道の駅、最後に望郷の湯のコースにしましょう。」ビシッと決めた。
(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/ハーイ♪
入園料1,100円はちと高い印象であったが、今回の尾瀬沼は大清水〜一ノ瀬間を低公害車利用の軟弱登山計画だったので、往復1,400円の予算がある。
それより、今年が最後の夏となれば見ておいて損はないだろう。

雨の止まぬ中で傘を差して散策となりました。

受付では中高年パワー炸裂!
「団体割引ある?」「割引できるカードある?」「年齢で割引ない?」
いずれもNGでありましたが、聞くのはタダだよ。

百合園は広く、見頃を迎えていた時期で入園料分以上に楽しみました。

この夏、この先まだ楽しめるでしょう。

撮影日2017年7月23日
杣みちの会11名
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曇り空の下、気合十分、2台の車に分乗して勇んで出発した。
天気情報は午後から雨予報。午前中に踏破しよおぜ〜。
車中はいつものように完全晴れマークで華やいでいた。



ストレス解消のおしゃべりタイムであります。
「今日は午後から雨よね。」
「普段の行いが良いから大丈夫よ。」
「年金が…。」「政治が…。」「子供が、孫が…。」
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( ゜o゜)ヤダァ(゜o゜ )ネェ、キイタ?( ゜o゜) (゜o゜ )アラヤダワァ
ところが…。
関越自動車道を北上している途中で、招かざる客「雨」のお出ましとなった。



あれほど賑やかだった車中は静まり帰り、おやすみタイムとなりました。
ヾ(=_=)ゞヾ(_ _)〃ヾ(=o=)ゞヾ(_ _)〃(_ _).。oO
「運転手は寝るなー。このハゲー!違うだろ〜。」\(`o’”)
そんな会話があったかどうかは別として、雨が本降りとなった赤城高原SAで休憩の作戦タイムとなりました。
我々は雨の中を歩くほど若さと元気を持ち合わせていません。
特に、雨に濡れた木道は滑りやすく危険です。
ここは、清く正しく賢く「撤退」が正解でしょう。
しかし、すでに高速出口である沼田インター近くまで来ています。
ここまで来てこのまま帰る訳にはいきません。
ここは自然派人間、遊びの天才、リーダーの実力を示そう。
「朝早いから吹割の滝に寄って、今年で閉園になる尾瀬岩鞍の百合園を訪ねて、人気の川場道の駅、最後に望郷の湯のコースにしましょう。」ビシッと決めた。
(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/ハーイ♪
入園料1,100円はちと高い印象であったが、今回の尾瀬沼は大清水〜一ノ瀬間を低公害車利用の軟弱登山計画だったので、往復1,400円の予算がある。
それより、今年が最後の夏となれば見ておいて損はないだろう。

雨の止まぬ中で傘を差して散策となりました。

受付では中高年パワー炸裂!
「団体割引ある?」「割引できるカードある?」「年齢で割引ない?」
いずれもNGでありましたが、聞くのはタダだよ。


百合園は広く、見頃を迎えていた時期で入園料分以上に楽しみました。

この夏、この先まだ楽しめるでしょう。

撮影日2017年7月23日
杣みちの会11名
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2017/7/24 | 投稿者: クロちゃん
「針ノ木大雪渓は、白馬大雪渓・剱沢雪渓と共に、日本三大雪渓の一つです。」
よし、行ってみよう。(^○^)/
(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/ハーイ♪
参加メンバーの誰もが未踏で、下見もせず、事前の情報は乏しい中、朝5時に秩父を出発した。
登山口の扇沢までは風まかせナビ任せであったが、このナビの案内がまた、持ち主に似て変わったルートを案内した。
もしや、ナビも初めてで迷ったのか?
「なんでこんな道を通るんだー。」高速を降りてから主要道路を外れて「第一村人発見!」の雰囲気であった。
それでも、時間的に遠回りと思っても目的地に着いてしまうのがナビのすごいところです。
約4時間のドライブで無事に扇沢の駐車場に到着しました。
駐車場は想像していたより空いていました。

さて、登山口はどこでしょう。
心配ご無用!
山に向かって行けば良いのです。これはある意味正解です。
登山口はトロリーバスの駅の建物に向かって左側にありました。迷わず発見です。

登山届を書いて、出発進行〜。
樹林帯の道に突入して山の雰囲気を味わいます。途中何度も車道を横切って進みました。

石ゴロゴロの場所が現れたりしましたが、迷うことはありません。しっかり山に向かっています。
山に向かって行けば良いのです。これはある意味正解です。

前方に目指す雪渓が現れると心も弾みます。

このコース、結構変化があって楽しい道のりでした。
もし、雪渓が残っていたら、少しヤバイかも…。

それにしても暑い。
無風の環境の中、流れる汗は半端ではありません。
「余は風を所望じゃ〜。」
やがて、大沢小屋に到着しました。
こじんまりとした小屋ですが、山の雰囲気バッチリ、生ビールも置いてあるよ。

その先、大雪渓は近かったと思うが、大汗をかいたおかげで少々グロッキー気味となっていました。
目的の雪渓に近づくと、寒い〜。

今までとまったく違う環境に、真夏の寒さを感じました。
「はい、証拠写真を撮ってこの場を離れましょう。」そそくさとパチリして撤退です。

昼食は大沢小屋の快適なキャンプ場の片隅ど真ん中を拝借して寛ぎました。
暑さ寒さを経験したあとのランチは至福の時間となりました。
山歩日2017年7月9日
杣みちの会10名
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よし、行ってみよう。(^○^)/
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登山口の扇沢までは風まかせナビ任せであったが、このナビの案内がまた、持ち主に似て変わったルートを案内した。
もしや、ナビも初めてで迷ったのか?
「なんでこんな道を通るんだー。」高速を降りてから主要道路を外れて「第一村人発見!」の雰囲気であった。
それでも、時間的に遠回りと思っても目的地に着いてしまうのがナビのすごいところです。
約4時間のドライブで無事に扇沢の駐車場に到着しました。
駐車場は想像していたより空いていました。

さて、登山口はどこでしょう。
心配ご無用!
山に向かって行けば良いのです。これはある意味正解です。
登山口はトロリーバスの駅の建物に向かって左側にありました。迷わず発見です。

登山届を書いて、出発進行〜。
樹林帯の道に突入して山の雰囲気を味わいます。途中何度も車道を横切って進みました。

石ゴロゴロの場所が現れたりしましたが、迷うことはありません。しっかり山に向かっています。
山に向かって行けば良いのです。これはある意味正解です。

前方に目指す雪渓が現れると心も弾みます。

このコース、結構変化があって楽しい道のりでした。
もし、雪渓が残っていたら、少しヤバイかも…。

それにしても暑い。
無風の環境の中、流れる汗は半端ではありません。
「余は風を所望じゃ〜。」
やがて、大沢小屋に到着しました。
こじんまりとした小屋ですが、山の雰囲気バッチリ、生ビールも置いてあるよ。

その先、大雪渓は近かったと思うが、大汗をかいたおかげで少々グロッキー気味となっていました。
目的の雪渓に近づくと、寒い〜。

今までとまったく違う環境に、真夏の寒さを感じました。
「はい、証拠写真を撮ってこの場を離れましょう。」そそくさとパチリして撤退です。

昼食は大沢小屋の快適なキャンプ場の片隅ど真ん中を拝借して寛ぎました。
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