2010/5/13

さらなる運動をすすめていくために!  障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす京都の会

☆2009年4月1日 呼びかけ文
  <障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす京都の会>
 ☆「京都の会」へ 賛同・募金に大きなお力をお貸し下さい!

 * 2005年に成立し、翌06年に施行された障害者自立支援法(以下、自立支援法)
  は、障害者施策の基本となる制度です。しかし、この制度は、根本的な欠陥を抱え
  ており、成立以前から、強い批判にさらされてきました。それは「定率負担」原則
  が導入され、「応益負担」の考えで制度が設計されていることです。
   自立支援法以前の障害者施策は、無料あるいは「応能負担」を原則としてきまし
  た。「稼得能力」(稼ぐ力のこと)の乏しい障害者に負担を求めないことがあたり
  前でした。ところが、自立支援法は、障害者施策を有料にして、その一定割合の負
  担を障害者に求めます。すると、とんでもないことが起こります。それは、障害者
  が人間として暮らすあたり前の施策を、「私益」と捉えることから生まれてきま 
  す。
   障害が重度であればあるほど、手厚い支援が必要です。例えば、寝返りを打てな
  い人には、夜中の見守りが必要です。働こうと作業所に通うと、そこが福祉施設だ
  というので、負担が求められます。工賃を上回る負担になることも珍しくありませ
  ん。視覚障害者には外出時の手引きが必要ですし、聴覚障害者には手話通訳が必要
  です。車いす利用者にも外出支援者が欠かせません。挙句の果てに、所得のない子
  どもから利用料をとるという無茶もまかりとおりました。
   京都でも、集会やパレードなどで、自立支援法と「応益負担」のでたらめさを訴
  え、国から改善策をひきだしてきました。改善策は、負担を軽くするものです。し
  かし、その改善策は、制度の一番の問題でもある「応益負担」の考えを改めようと
  はしていません。
   そこで障害者らは、障害者自立支援法から「定率負担」と「応益負担」の考えを
  取り除き、日本国憲法が謳う「幸福追求権」(13条)「法の下の平等」(14条)と
  「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(25条)を障害者福祉施策に実現す
  るため、訴訟に立ちあがりました。京都では、福知山の稲継学さんなど10人ほどの
  人が原告になっています。
   私たちは、障害者があたり前に暮らすための施策を「私益」と捉えることに反対
  です。障害者福祉は、少なくても「応能負担」にすべきです。自立支援法から「応
  益負担」の考えをなくし、障害者に負担を求めないことは、障害者の尊厳から言っ
  ても、世界の趨勢から言っても、国連の障害者権利条約の精神から言っても必要で
  す。
   この訴訟は、「競争社会」にあえいでいる人、「格差と貧困」をなくしたいとね
  がっている人、「新自由主義」にマッタをかける人々に、限りない励ましを与
  え、連帯を呼びかけることになるでしょう。
  原告、弁護団と腕を組んで、勝利のために闘いましょう。力を出し合って、目的に
  向かって進もうではありませんか。あなたのご参加を呼びかけます。
                            2009年 4月1日

    ▼「障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす京都の会」は▼
 ▽『障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす京都の会』へ▽
   ・2010年1月7日の厚生労働省との歴史的な基本合意を確認し、
   ・全国14の地裁での勝利的和解をむかえました。(京都は4/13)
   ・その2つの歴史的な動きをうけ、京都の会では、会の名称、
    呼びかけ、活動目的、具体的な活動内容などを、5/8(土)開催
    された障害者自立支援法違憲訴訟勝利集会で確認し、これまでの
    勝利をめざす京都の会の活動を「実現をめざす京都の会」へ引き続き、
    さらなる検証・運動を伝え、広めていくことになりました。
   ・そこで、このブログのタイトルなども一部変更し継続していきます
    ので、皆様のご愛読をよろしくお願いいたします。    
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