赤犬「帰ってきたばかりで何も整理できてませんが、大まかな足取りだけ書いてみる」
26日(夜)
仕事から帰り、大急ぎで荷造り。ただ、二体の大きいライオンのぬいぐるみがどうしても入りきらない。泣き泣く大きいぬいぐるみを一体だけにする。
それでも、大きいぬいぐるみ一体と小さいぬいぐるみ二体を詰め込み、
荷物の60%がライオンのぬいぐるみという異常事態に。
自分の生き方に一抹の疑問を感じながら家を出る。雨のため、キャリーバッグからはみ出たぬいぐるみの頭が盛大に濡れる。知ったことではない。
無事夜行バスに乗り、東京へ。
27日(朝)
東京へ着く。台風が迫っているらしく、天候は雨。そして、Tシャツと上着一枚という薄着の赤犬は、バスから降りて一言。
「寒い、もう帰る」
何しに来たんだ。
その後、違うバスで来た面子と合流し相変わらず微妙な速度で走るでかいミニ四駆・・・もとい、ゆりかもめに乗り、一路ディファ有明へ。
そして本戦。
えー・・・結果から書くと、五回戦終了時で12P。賞金決定ラウンド進出ならず(涙)
使用デッキは赤単+赤単。ですが、決してデッキのせいではありません。赤犬が弱かったのです。
今回の日本選手権ほど、負けて悔しいと思った事は無いですよ。普段は、まずカードゲームを『楽しむ』ことに重きを置いてきたわけですが、やっぱり大会に出るからにはある程度勝ちたいと思うのは自然な事。
もうね、『俺は・・・勝ちたいッ!!!』と叫んで、黒いオーラを発する
ヘル赤犬になっちゃいますよ。
すいません、嘘です。
本戦の合間に、カニジェネラル『ダニエラ』さんと、新潟のライオニスト『BG』さんに委託していた回収カードを交換しました。その他にも、赤犬の回収カードを投げてくださった皆さん。ありがとうございます。今回は枚数的に入賞の目が無かったので出場しませんでしたが、回収は続けていきますので、今後ともよろしくお願いします。
27日(夜)
本戦が終わり、もう一つの本戦が始まる。
赤犬は、ラジオゼロスタートのYUKIさんと一緒に、仮面の紳士ジャコモ・シフレディと飲みに行く計画を立てていたのですが、すったもんだの末に断念。赤犬は一人、カレーうどんを食べました。
赤犬は孤独を愛する『一匹わんこ』でもあるので、一人でも平気です。しかしカレーうどん専門店てマニアックだな。
宿に帰り、同じ宿に泊まっている九州勢と8人ブースタードラフト。なぜか青のカードがやたら出回っていたので、青黒と赤黒の多色を中心としたデッキを作成。青のベース『人生保存サイト』がアホみたいなドロー力を発揮するが、逆にドローしすぎて四代目赤王のツイスラさんに
デッキアウトさせられそうになる。ブードラでデッキアウトの恐怖を味わったのは初めてでした。
28日(朝)
ジャジメントバトルに参加するため、再びディファ有明へ。
ライオンのぬいぐるみに荷物を圧迫されて本戦デッキ以外にデッキを持ってこなかった赤犬は、ペペさんからサード限定で組んだコロポックル+フェアリーデッキを借りる。
これは空気を呼んだデッキだな、と思ったらコロポックル+フェアリーデッキが予想外に多くて
逆に目立たなくなる。そして、同型対決では、シュシュがいない方が負けるのは自明の理。フルボッコされる。
そして、恐れていた事態が起こる。四回戦ったあたりから、度々起こる謎の頭痛が発症。吐き気まで催し、続行不可能。
戦線離脱する。
その後は、モニター前の観戦席でぐったり。心配してくれた面子、ありがとう。
朦朧としながらモニターで観戦してたんですが、長澤杯の決勝を見て驚いた。
長澤奈緒強くね!?
5エネルギー時にプラン「鬼神合体」で相手二体呼び声吹っ飛ばしたり、赤黒の多色パンプベースを早々に全ライン揃えたりと、人間力抜群。そして、プレイングも結構うまい。合成するユニットの選択がちょっと怪しい時もあったけど、自陣にダイディーヴァが控えてるラインに呼び声を突っ込ませて、アマリリスで踏むのを牽制するとか、ある程度練習しないとできないと思う。
以上の事から、D−0のプレイングに対する方程式が導きだされます。
長澤奈緒さん>赤犬
もうダメだ(赤犬が)。
場の盛り上げ方も旨かったし、すごくいいイベントになったと思います。
28日〈夜)
すべてのプログラムが終わり、同じバスで帰る面子と帰途に着く。頭痛と吐き気でフラフラの赤犬。そして、ゆりかもめの改札で入れた切符を取り忘れ、
切符が改札に飲み込まれる。もうダメだ(赤犬が)。
新橋でキャリーバッグをみんなに預けて一時別れ、薬局を探して薬をがぶ飲みし、頭痛を吐き気を緩和。その後、一人でスパゲッティを食う。赤犬は『一匹わんこ』なので(以下略)。
東京駅で無事みんなと合流。バスで大阪へと帰りました。
赤犬「今回の日本選手権で、自分がいかに腑抜けていたかがわかったよ。俺は真剣に特訓する覚悟を決めた。
待子! 俺を『センジンの谷〈漢字不明)』に突き落としてくれ!」
待子「よく言った。それじゃあ遠慮なく行くぞ! 覚悟はいいか?」
赤犬「うう・・・谷深ぇ〜。ちょっと怖くなってきた・・・。いや、大丈夫! やってくれ待子!」
待子「それじゃあいくぞ!
うおりゃあぁぁぁーーー!!!(突進)」
赤犬「やっぱり怖い!(避)」
待子「え!? ちょ、急には止まれな・・・うわああああぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
赤犬「あ・・・(汗) えーと・・・僕知ーらないっと(逃)」

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