まりまりはインドネシア語で【おいでおいで】という意味。
お芝居ってなに?ゲキってあんまり観たことないな・・・。
そんな子どもたち大人たちに、まりまりが劇場を飛び出し【お芝居】をお届け。
昨年から、日本人とブラジル人どちらも楽しめるお芝居会を浜松で上演中のまりまりですが、
今回3月はブラジルポルトガル語での上演は初!の演目・演者もいるため、
語学学校で習ったり、先生が録音してくださった音声をひたすら聴いたりして、
いつも以上に準備してきました。
でも、お芝居はやってみないとわからない。
特に今回は日本語の全く分からない子がほとんどのEASでの上演がある。
ということで、浜松行きの新幹線に乗る前
2012年3月24日
鶴見のブラジル人支援NPO
ABCジャパンにてお芝居
させていただくことになりました。
なんとABCジャパンのMichieさんがこんな素敵なチラシも作ってくださいました!!
会場は鶴見駅前の国際交流ラウンジ。
多文化共生活動を行っている鶴見駅前の新しい綺麗な施設です。
そして開演時間になると部屋に入りきらないほどの大人達、子ども達が来場・・!
IPCWorldテレビの取材まで!!
そんな予感はしていたのですがMichieさんのプロデュース力により
満員御礼の大お芝居会になりました。
しかも、日本語が分からない人は3人ほど。
ブラポル語の分からない人が大勢。
「浜松と違い、鶴見の日系人達は日本語しか分からない子も多いんですよ。」とMichieさん。
そ、そうなんですね・・・想定外のことが沢山!!でも、そこはまりまり、臨機応変に、しかし思い切り、
始まりのご挨拶やおしゃべりは日本語で、お芝居はブラポル語と日本語で!させていただきました。
反応は上々!!
終演後は子どもたちが色々質問してくれて
「まりまりは誰が作ったんですか?」
「どうやって出会ったんですか?」
「入るには試験とかあるんですか!?」
・・・なんだか、目がマジなんですけど・・・。
そして皆、日本語をとっても丁寧に上手に話すんです。
同い年のネイティブの子どもたちよりも、「自分の気持ちを伝える道具」として大切に使っているからかな。
「想像できるところが面白かった」7才
「相棒みたいに見える」5才
何だか一言に力がある。
役者として勉強になりました!
大人の方達も沢山沢山話しかけてくださり、
ブラジルの民話を教えてくれたり、
本を送ると言って下さったり
学校にも来て欲しいとのお話しなどなど・・・
NPOのパワーと情熱を感じました。 陽気な明るい気持ちとエネルギーをどこにも届けて下さい(41才)
お芝居から伝わるメッセージが嬉しかった(18才)
日本語ポルトガル語のギャップを演技で乗り越えていた
感想を沢山いただき、鶴見を後にしました。
なんと橋本理事長が車で新横浜まで送って下さいました。
ABCジャパンの皆様、本当に!ありがとうございました。
さていよいよ新幹線で浜松へ。