まりまりはインドネシア語で【おいでおいで】という意味。
お芝居ってなに?ゲキってあんまり観たことないな・・・。
そんな子どもたち大人たちに、まりまりが劇場を飛び出し【お芝居】をお届け。
3月25日浜松でお芝居会しました!
ちらしを見るとわかるとおり、
日本人、ブラジル人の家族連れの皆さんに一緒に楽しんでいただけたら、という、お芝居の会でした。
主催:静岡文化芸術大学 共催:日伯交流協会
日伯交流協会副会長の児玉哲義さんの道場にて
まりまりは桃太郎・オオカミと羊飼い・おむすびころりん・大きなカブ
の4つのお話しを日本語とブラジルポルトガル語(ブラポル語)でメドレーで演じました。
集まった人たちは、日本人、日系人、ブラジル人・・・
ブラポル語がメインの人、分からない人、どっちも分かる人・・などなど色々でした。
でも今日は敢えて、ブラポル語しか分からない人を念頭に、カタコトのブラポル語メインで始まりのご挨拶。いつもお客さんの反応を見ながら進めるまりまりのおしゃべりでこの挑戦はなかなか難しい!緊張の4人です。
特に日本人の子どもたち、お母さん達は日本語しか分からないので
少し心配しました・・・
が、お芝居が始まってしまえば、言葉なんて関係ない!皆さん楽しそうに観てくれました。
アンケートでもたのしかったです。おもしろくてすごかった。(11才)
言葉が分からなくても何か通じ合える物があり、子供達の笑顔が輝いていました。
(36才) 知っているお話もポルトガル語でのお芝居だとまた違ってよかったです。
最後に子供から大人まで一緒に全員でカブを抜いたのも楽しかったです。
(36才) 国をこえて楽しめると思いました。
面白かった。子供がのり出してみていた。(40代)
Exelente performace,mimicas e efeitos vocais de profundo impacto,
parabens pelo trabalho!(いいパフォーマンスでした。身体と声の効果が深く、インパクトがあった、おめでとう!) como sempre muito bom(いつ見ても面白いです)
などなど好評でした。さて、今回は「日本→ブラジルお芝居出前プロジェクト」として上演しましたが、
このプロジェクトで、まりまりは去年2011年ブラジルでお芝居をして来ました。
その時ブラジルで観てくださった日系人の皆さんに
感想や日本へのメッセージを「寄せ書き」でいただいて帰りました。
今回のお芝居会ではその「寄せ書き」を会場に貼り、お客様に見ていただきました。
サンパウロの日本人学校や県人会など4会場でいただいた「寄せ書き」模造紙で8枚です。
会の初めに、児玉さんが
「日本語が沢山書いてあって、これは日本で書いた物じゃないかな・・・と思うかもしれないけど
これは皆、ブラジルにいる人が書いてくれた物です」と紹介してくださいました。
すると皆さんブラジル人の人も日本人の人もとても興味をもって見てくださって、写真をとる人もいました。とても嬉しかったです。
お芝居の後には主催の静岡文化芸術大学の池上重弘教授が
「今年またブラジルにお芝居に行くので、今度は皆さんが感想やブラジルへのメッセージを書いてください」とアナウンス。
おかげで、お芝居の後の盛り上がりのまま、
皆さんとても熱心に書いてくださって、これも本当に嬉しかったです。 オリンピックとワールドカップの成功をお祈りしてます(49才)
ブラジルのかぞくにあったことがないけどみんなにがんばってほしいです。(14才)
ブラジルに行ってみたいです。(43才)
数年前に日本に渡り、両親たちがブラジルへ行って日本を懐かしく思う気持ちが分かる様になった。移民のみな様へ感謝します。(原文ポルトガル語35才)
他にも素敵なメッセージを沢山いただきました。
ブラジルに届けたいな〜〜〜!!と心から思いました。
池上先生はお芝居の後に
「ポルトガル語の分からない子たちは、最初今日のお芝居見てて、分からないな〜って困ったと思うけど、クラスにいる外国人の子たちは毎日こんな感じなのかな、ってちょっと考えてもらえたら嬉しいです」とアナウンスしてくださいました。
まりまりのお芝居を、こんな風に、いろいろな事に役立てていただけること
本当に感謝します。
昔話の登場人物は、みんな一生懸命生きてて、愛しい存在です。
おじいさん、おばあさん、お姫様、鬼や悪魔もオオカミも・・・
そんな登場人物の愛しさや、生きてる深さが、国を超えて年令を超えて伝わる様に。
見終わったら人のそばに寄り添いたくなるよなお芝居が出来る様に。もっと、演技を磨いていきたいと思います。
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