通算7作目となるニューアルバム『The Nobuki Takamen Trio』、本日発売となりました。
下記のウェブサイトから購入できます。
Disk Union:
https://diskunion.net/portal/ct/detail/1007728209
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https://tinyurl.com/yafny7gj
iTunes:
https://itunes.apple.com/us/artist/nobuki-takamen/259262724
2017年の日本ツアーの最終公演の翌日に、棚橋俊幸(ベース)と會川直樹(ドラム)という最高のメンバーを迎えたトリオ編成で録音されたこのアルバムには、ヨーロッパや北米でのツアーのときにインスパイアされて書いた曲を含む、オリジナル全10曲が収録されています。そして1曲のみスペシャルゲストとしてドラマー、吉川昭仁もパーカッションで参加してくれました。2005年にアメリカで出会って以来、長年共演を続けてきたメンバーとの会心の作品に仕上がりました。
紙ジャケのCDで日本語訳がついていないので、このブログ限定で楽曲解説をします。
1、The Circle Game
24小節のマイナーブルース調の曲です。なにか回り続けるようなイメージの曲です。
2、Helsingin taivas (Helsinki Sky)
フィンランドツアーのときに滞在したヘルシンキの古い館で思いついたメロディーをもとに書きました。滞在中、日照時間が短く、しかもほぼ毎日曇りで青空も太陽も見えませんでしたが、ほんの一瞬だけ雲の隙間から青空が見えたときのことをイメージしました。タイトルはフィンランド人の友人につけてもらいました。
3、3AM
タイトル通り午前3時に書きあがった曲です。実は当時3歳だった娘が初めて風邪をひいたときに思いついたメロディーをもとに書き上げました。
4、Fox's Tail
2曲目と同じくフィンランドツアーのあとに書きました。ツアー最終公演のあとに偶然見ることができたオーロラをイメージして書きました。タイトルは、狐の尻尾からふわーっとオーロラがでるというフィンランドの迷信にちなんでつけました。
5、Wonderful Days
ヨーロッパツアーのときに訪れたクロアチアのザダールという町で、沈んでいく夕日を見ながら思いついたメロディーをもとにニューヨークに戻って書き終えた曲です。『Solo Guitar』にも収録されていますが、今回はトリオバージョンで録音しました。
6、A-Tico-Ta
ヨーロッパツアーのときにクロアチアの首都、ザグレブでカリプソの曲を演奏したときの熱気を思いながら書いた曲です。タイトルには意味はありませんが、この曲がかかるとなぜかいつも娘がA-Tico-Taと言っていたので、そのままタイトルにしました。
7、Blues Alberta
カナダツアーでよく訪れるアルバータ州の広い空とどこまでも続く道をイメージして書いたブルースです。
8、Sjecanja za Pamcenje (Memories to Remember)
録音メンバーと一緒に訪れた東欧の国々での経験にインスパイアされて書いた曲です。ツアーに行くたびに新しい出会いと別れがあり、そんなことを思いながら書きました。
9、25
14歳でギターを始めてから、25年経った39歳のときに書いた曲です。実はギターを始めた年に広島東洋カープがリーグ優勝をして以来、25年間優勝から遠ざかっていましたが、その年に再びリーグ優勝しました。思えば長い、でもあっという間の25年間でした。
10、Piece for Peace
僕が音楽を演奏する大きな理由の一つ、戦争のない平和な世界のために。
最後になりましたが、もしご希望の方にはサイン付きのCDをお送りすることもできますので、お気軽にnobukitakamen@hotmail.comまでお問い合わせください。

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