隙間洩る 師走の風の 沁みて 夜更けの瀬戸に 霜凍るらし
稲敷郡江戸崎町佐倉 平田四郎(1916〜1944)
生まれる前に戦死した母親の兄の作らしいが耳にタコが出来るほどに聞かされて育った。コーポ・ハイツ・マンションが住まいになってるイマの人たちに話しても分からないだろうが、貧乏な我が家はこの詩のように昔づくりの隙間洩る家になっている。長男が就職した時も、三男が弘前に古いアパート借りた時も「家よりはいい」と聞かされ、次男は水戸に月55,000円のワンルームマンションに住んでるようだ・・・・この家を直そうと考えたのが20年前で、その次男が中学で不登校になって電話の荒使い。「電話料が払えない」とやっと打ち明けた妻の悲しみも、貯めていた金を全部支払っても使っていた電話は止められ取り消された。その後、妻の名義でISDN回線を買って電話は復帰したが労働組合委員長の職にあって、家の困難をも省みずに夢中で取り組んだ罰はその後にも圧し掛かり農協を含めた財産没収の心配にもつながっている。とはいえ、懲りる心算も後退する気にもならなかった。
みんなを幸せにするために生まれた。生きなければならない
その叔父の姉が生前言い続けた言葉だが、逢う度に言われれば「そうなのかも」と思って不思議ではない。「オレより不幸なのがどれだけ居るのか」「何故黙っているのか」「どうしたら直せるのか」を考えても可笑しくはない。進学校の希望は三流校に中学の反共の担任をもって代えられ、先生と公務員に物言えぬ親がそれに従い、貧乏と百姓に愛想をつかして家を出て、自動車修理工をはじめとして漁船員から長距離運転手、瓦屋に鉄工所と転々と職業を変えた。社会と親への反抗を心の隅にくすぶらせながら。生きられる社会なのかを問いながら
独りではない
「物取り集団」と勘違いされる労働組合には「悩み」「苦しみ」「希望」「理想」が息づいていた。バカ高い組合費だけを徴収しながら組合員の意思はだまし続けて「ストライキも知らぬ」「見せ掛けの団体交渉」「見せ掛けの春闘」「会社のための労働組合」とは違うものがあるのを知る人も少ないだろうが傍に必ずあるはずだ。全労連という。ここで教えられたことが壷に嵌った。「会社がダメならその上を動かせ」「行政が動かないなら社会を動かせ」「雑魚はかまうなアタマを狙え」「市がダメなら県に行け、県がダメなら国に行け」
ハイエースの10人乗り新車をを貸与します
2005年3月の会社廃業・失業から5年10ヶ月、アイタクを走らせて3年と4ヶ月になろうとしている。「中嶋はうそつき」「中嶋は口が悪い」「市長には会わせない」「中嶋には補助金出さない」「三ヶ月ももたずに潰れる」「やれると思って始まったはず」などなどの悪口にも負けずに、増え続ける345人の会員数がそれら行政の欠陥を証明し、未来の主役である高校生が集まって手を上げて「ここに居るぞ」と教え、会員にもならぬ小学生までが応援してくれるのを知ってたまらずに・・・・・「税金・保険も市が持ちます、ハイエースの新車を貸与します、4月から水戸に通う高校生を7時発の電車に乗せてもらえないか」「その他の事は話し合って行くという事で了承して頂きたい」と市の企画・・・県は「市がそれだけ前進したということ、是非とも行政に協力していただきたい」と仰った(笑)
門番メクラの開かずの扉が今確かに針の一穴
明けぬ夜も降り止まぬ雨もありはしない・・・枯れぬ涙も冷めぬ心も、絞ることも出来ない汗だって闘いばかりを待っている訳ではない。5年を過ぎて小学校が近くなって、字を書くことを覚え、服も着られぬ裸の王様に気づいたと思えば腹も立たない。否、腹を立てて元の木阿弥なら用意された服をこっちが先に着てやろうと覚悟した。上の者ほどに汚れていない心を信じてみようと思ったわけさ・・・門番に道教えて中に入れぱもっと凄いことが待ってるように思う
読者に
全国の仲間に
黙って見ててくれて ありがとう
あ、海外の読者にも^^
アイタクは明日に生きる
メリークリスマス
メリークリスマス
メリー メリークリスマス
I-Taku is here an eye; there is always it near all
アイタクはココに居る
いつもみんなの傍に居る
遠慮はイラネエゾ^^
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