夜は割と涼しめですけど、日中は暑い日が続きますね。
というわけで、今日は僕が昔体験した身も心も凍り付く恐怖体験を書きたいと思います。
あれは確か高3のときでした。
学校帰りの僕は自転車を漕いでたんですが、前方を女子学生が歩いていたんです。
と、その女子学生が振り返って手を振ってきました。
周りに人は誰も居らず、その人は僕に向かって手を振ってきたと思いました。
が、僕は目が悪いので、残念な事にその人が誰なのか認識できませんでした。
『小中学校の同級生の誰かだろうか?』とか何とか思いつつ、自転車を漕ぎ進めてその女子学生に近付いていきます。
(この間約1秒)
どんどん距離を詰めていくのですが、誰だか分かりません。
ずっと黙っているのも悪いので、こちらも手を挙げて挨拶しようとしました。
その瞬間
僕は今でもはっきり覚えてる。
右後方から黒いワゴン車が1台、僕を追い抜かしてきました。
そして、そのワゴン車の窓から顔を出して手を振る女生徒1名。
目の前を歩いている女子学生の目と、ワゴン車から顔を出している女子学生の目とは、1本の線分で結ばれていた。

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