あの伝説のコミック&アニメが実写に!  新作レビュー

ギョギョギョの記事が!!

http://www.varietyjapan.com/news/movie/u3eqp30000030v6j.html

今年の夏公開らしい「マッハGO!GO!GO!」、来年公開らしい「ドラゴンボール」に続いて、ついに真打ち登場!てことになるのかな?

が、しかし…「ブレードランナー」と「シティオブゴッド」を融合した世界ってアナタ…あの世界は、あの世界でしかないでしょうに!!!

どうか大友克洋監督、すでに多くの映画作品を監督し、アニメ、実写を問わず「映画」の世界でも一流の監督さんなのだから、ハリウッドまかせにせず、ガンガン注文を出してほしい!!

前記の2作品は原作を自由に料理しても許せる気もするが、この作品だけは、原作、アニメともに物語から設定に至るまで「完璧」であり、その完璧さが魅力でもあった。

最近のハリウッドはちょっぴり信用できないので、不安で仕方ないが、まあどんな実写映像になるのか、お手並み拝見である。

ディカプリオは原作マニアということなので期待したい。
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奈緒子  新作レビュー

見た日/2月某日 ★★★★★

スポーツ物の映画として、出色の出来。

「駅伝」を描いた作品はこれまでもいくつかあったが、「駅伝」というスポーツが持つ魅力をきちんと伝えてくれた映画は恐らくこれが初めてだろう。

上映館が少ないにも関わらず、2/16公開映画では「ぴあ」満足度1位を獲得したのも納得。ちなみに、2/2公開作品では「結婚しようよ」が満足度1位だったのでこれもまた嬉しい。

「まぶだち」以来、「ロボコン」も「さよならみどりちゃん」も、古厩智之監督の作品は、どれも出てくる若者たちの青春群像を描きながら、一人一人の心の揺れを、リアルに、そして鮮明に描いていて秀逸だが、この作品でもその手腕は如何なく発揮されている。

人格的にもまだまだ不完全な高校生が、クラブ活動に取り組めば、真剣になれば真剣になるほど、仲間への妬みや指導者への不満、力が発揮できない自分への焦りなど、いろいろな感情が出てくるのは当然だ。

そんな、中学や高校時代にクラブ活動に熱心だった人なら誰もが持ったリアルな“感じ”が、等身大で表現されているから驚く。

とくに「駅伝」はタスキをつなぐスポーツであり、仲間同士の信頼がないと成り立たない競技でありながらも、実は個人競技でもある。

個人としての頑張りが、仲間意識につながり、それが人生の目的にもオーバーラップしていく…この映画は、そんな「駅伝」の妙を、主人公を中心に、選手一人一人の個性をサラリと、でもしっかりと描きながら、見事に表現している。

そのリアルさを体現しているのが、役者たちの見事な走りっぷり。クライマックスのレースシーンはリアルで、「走り」がきちんとしているからこそ、映画全体も生き生きと「走る」。

欠点があるとすれば、それはこの映画の原作コミックだろう。映画としてリアルに描こうとすればするほど、実は「奈緒子」の存在や監督を巡るエピソードがいささか邪魔臭い。

だが、古厩監督はそれを逆手に取った。物語の中心となる雄介と奈緒子の運命的な関係を冒頭で描きながら、中盤からはひたすら奈緒子をストイックに描き、あまり活躍させない。

その間に陸上部員たちのエピソードを丁寧に描き、雄介へのある想いを観客に印象づけたところで、後半の1シーンで「奈緒子」の存在を決定的に印象付けさせ、ある意味あり得ない原作の設定や奈緒子の存在を、リアルなものにし、物語に繋げたのだ。

古厩監督は、これまでの作品は全て青春映画ながら、登場人物たちの「心の揺れ」を描くことに熱心で、これまでの作風を見ると、正直、青春映画にありがちなカタルシスが感じられる映画は嫌だったのでは、と思う。

あの傑作「ロボコン」に至っても、ロボットコンテストとは言え、「競技」を描き、主人公たちのチームは全国大会を勝ち進んでいくのに、過剰な演出や音楽での盛り上がりは一切なく、実はそこが秀逸なのだが、その辺りを期待していた人からは厳しい意見もあった。

それが、この作品では監督得意の「揺れ」をきちんと表現しながら、スポーツ映画が持つストレートな感動やカタルシスも用意されていて、ちょっと驚いた。後半はベタだが、そこは古厩監督で、決してベタベタにはなっていない。

思うに、どの監督も、自分が撮りたい芸術性と観客に向けた大衆性との間で苦しむものなのだろうが、今回の作品は、古厩監督にとって、これまでにない観客寄りに立った作品づくりをしながらも、自分の持ち味は無くしていないという、ターニングポイント的な作品になったのではないかと思う。

思えば、僕が大人になって、「映画」を見るだけでなく、様々に関わるきっかけになったのは、「ロボコン」だった。僕が住む街でオールロケがされた、あの映画で市民応援団の事務局を担当しなければ、そのあと「映画」に関わる決定打になった「チルソクの夏」も、それを加速させた「ほたるの星」もなかったのだ。

そういう意味では、古厩監督は僕の恩人なのだが、そんな監督さんがまたまた素敵な作品を作ってくれたことに感謝し、また新たな地平に臨んだことに感動し、次回作に期待したい。

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思い出の映画音楽・洋画編  映画つれづれ

えー。思い出の映画音楽、洋画編です。一気に10本行きましょう。

☆ニーノ・ロータon「ロミオとジュリエット」
ニーノ・ロータは名曲がいっぱいあるが、個人的にはこれが忘れがたい。実は、4歳のとき、叔父さんに連れられて映画館で見た。妙に印象に残っているから不思議。

☆ジョン・ウィリアムスon「スター・ウォーズ」
定番中の定番だが、中学1年のとき、映画館でこのテーマがかかったときはそれまでの人生の中で一番興奮した瞬間かもしれない。帰りにサントラ買ったなあ。

☆ハンス・ジマーon「ブラック・レイン」
ドイツ人シンセサイザー使い、ハンス・ジマーは「バックドラフト」も忘れがたいが、東洋的なイメージの中に力強い旋律を描いたこの作品のテーマ曲がいい。健さん、優作アニキの雄姿を見事に浮かびあがって泣かせてくれる。

☆坂本龍一on「ラスト・エンペラー」
このメインテーマも東洋的メロディーに、カンツォーネの要素が入った名曲。カンツォーネ的なのは、監督がイタリア人だからだろう。楽器の使い方も絶妙。

☆エンリオ・モリコーネon「ニューシネマパラダイス」
いい。何度聞いても泣ける。この一連のテーマ曲ほど、聞けば聞くほど映画の場面が鮮やかに浮かぶものも珍しい。買っては摩耗したり無くしたり…結局、サントラを3回も買ってしまった。

☆ヴァンゲリスon「炎のランナー」
「南極物語」もいいけど、やっぱりヴァンゲリスはこれ。導入部の鳴り響くシンセ音と、躍動する肉体の映像が合わさった様は、映画が好きでよかった、と心から思う瞬間。

☆ビル・コンティon「ロッキー」
何の説明も不要。映画と音楽が一体となって、「負けるな!」と叫んでいる。

☆トレヴァー・ジョーンズon「ラスト・オブ・モヒカン」
「亡国のイージス」もこの人。基本的に、メロディーラインの展開はどの作品も同じで、短調で書かれているこの作品のメインテーマを長調にするとそのまんま「クリフハンガー」のメインテーマになるのが可笑しいが、この曲のスケール感は実にいい。

☆ブラッド・フィーデルon「ターミネーター」
リズム、メロディーをよりスケールアップした「ダダッダダンダン!」の2の方がインパクトはあるが、あの単純なメロディーが作品の爽快感をアップさせているパート1の音楽の方が好きかな。

☆マーク・マンシーナon「スピード」
メインテーマがいい。三連譜を多用した、導入部の軽快なリズムから、やや哀愁を帯びたメロディーがリズミカルに繰り返される展開は、正に「スピード」そのもの。
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