僕の彼女はサイボーグ  新作レビュー

見た日/5月某日 ★★★

とてつもなく、衝撃的な、快作・珍品である。僕は大いに楽しめた。

見た目はオシャレだし、最初から最後まで飽きさせないので、デートムービーとしてはかなり楽しめるかもしれない。2人で見たあと、ああだこうだ、と言い合うには最適な作品と思う。

日本人監督だと、どうしてもこの手のSF物は理屈をつけてテンポがなかったりするのだが、そこは「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン監督。

物語に矛盾があろうとなかろうと、グイグイ力技で押していく手法は健在。過剰な演出に音楽、ベタベタなストーリー、そしてラストに迎え撃つ衝撃的な展開は、観客の想像の上を行く。

「なんじゃこりゃああああ!」と引く人も多いとは思うが、この物語自体、いろいろなSF物やアクション、ラブストーリー物へのオマージュに満ちていて、もうゴチャマゼのごった煮なので、ここはあまりクドクド言わず、素直にクァク監督の確信犯的なバラエティ世界を楽しむべき、だ。

僕は藤子・F・不二雄先生の短編物を思い出したが、まあ、いろいろな要素が詰まっていて飽きない。個人的には、こういうファンタジーは大好きなのだが。これを韓国ではなく、日本映画でやったところがスゴイ、と思う。

特撮スタッフも頑張っていて、地震のシーンなどのクオリティは高い。何より綾瀬はるかのアイドル映画として見るとこの映画は100%で、実に彼女が可愛く、魅力的に撮られている。
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