「武士道シックスティーン」来月公開!!  映画つれづれ

「ロボコン」「さよならみどりちゃん」「奈緒子」「ホームレス中学生」の古厩智之監督の新作「武士道シックスティーン」がいよいよ、来月の4月24日から公開されます!

詳細はコチラで↓

http://bushido16-movie.com/

古厩監督の「ロボコン」は、僕が初めて出会った映画の「現場」であり、同世代の古厩監督との出会いは、正に衝撃でした。

「ロボコン」のとき、監督と少しお話して頂ける機会があったのですが、80年代、90年代の日本映画の話で盛り上がったとき、同じ映画を観て影響を受けた同世代の方が、監督として日本映画界の第一線で活躍していらっしゃる姿は、僕にとって、大きな驚きであり、強烈な刺激でした。

この体験がきっかけとなって、「チルソクの夏」で佐々部監督の作品と出会い、僕は映画への夢を再燃させて会社を辞め、独立することになっていくのですが、その源流は、間違いなく、古厩監督作品との「出会い」でした。

古厩監督の作品は、等身大の「青春」を描いていて、僕たちと変わらない若者が、いつもスクリーンに自然に佇んでいます。

古厩映画の若者たちは、何か特殊な事情があろうと、日常の中で悩み、苦しみながら、映画の中で何かに出会い、ほんの一歩ですが、前に進みます。

ロボットコンテストに臨む高専生たちも、恋愛に悩む女性も、駅伝に賭ける高校生たちも、ホームレスになってしまった中学生も、観客である僕たちの感情にその心を寄り添ってくれるので、僕たちも2時間ほどの間、共に悩んでいるうちに、いつか緩やかで、明るい心に気持ち良く導いてくれます。

この緩やかな流れが、古厩監督の真骨頂である、と僕は思います。

近作で言うと、「ホームレス中学生」は、ベストセラーになって原作とは少し趣を変えていました。

「ホームレス」とは決して特殊な境遇を示すのではなく、主人公が母親を亡くしてから、実は「ずっとホームレスだったのだ」という解釈のもと、兄姉や友達、近所の人との交流を通して、家族の絆を少しずつ取り戻していく姿が丁寧に描かれました。

観客はホームレスになったことはないでしょうが、肉親を亡くしたり、思春期に些細なことで自暴自棄になることは誰にでもあることです。この映画は、特殊な設定でありながら、誰もが通る心の軌跡を丁寧に描くことで、等身大の中学生を描いた、青春映画の傑作になった、と思います。

で、今回の「武士道シックスティーン」ですが、何と、今旬の成海璃子さんと北乃きいさんのW主演ということで、剣道をテーマにした同名青春小説の映画化。

公式HPには監督のインタビューも掲載されているので是非ご覧になって頂きたいのですが、「自分のことがわからなくなってゆれる瞬間」を描いた、とのこと。

思春期特有の感覚を、どう映像化してくれているのでしょうか。これは本当に楽しみです。今回も、悩みながらも、一歩成長していく少女たちの美しくも躍動的な姿を、スクリーンで観ることかできそうです。

僕は「ロボコン」だけが唯一、長澤まさみさんの魅力を最大限に引き出した映画だと今も思っていますが、今回も成海さん、北乃さんという魅力的な10代女優をどう古厩監督が演出したのか、今から楽しみです。

…でも、山口県で今のところ上映の予定がない!!!!近くでは広島のサロンシネマ、福岡のシネリーブル博多駅のみになりそう。

上映運動でも起こそうかしら…。
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獄に咲く花  新作レビュー

僕の個人事務所「和田山企画」が、山口県と福岡県のプロモーションを担当させて頂いた映画「獄に咲く花」が、いよいよ4月から東京を皮切りに、全国公開されます!

山口では、7館で先行上映され、おかげさまでヒットしました!キャンペーンや舞台挨拶など、いろいろと企画もさせていただきましたが、いずれも成功し、たくさんのマスコミの方々にも取り上げて頂きました。

公式HPも充実しています!是非、ご覧ください!↓

http://www.hitoya.com/

吉田松陰生誕180周年を記念した映画で、下関市に本社がある映画製作会社、グローカル・ピクチャーズが「長州ファイブ」に続く第二弾として製作しました。

松陰を本格的に描いた作品としては、おそらく映画史上初めてです。美しい映像と、厳しい世情にあっても、志を失わない大切さや、人が人を思う大切さを描いた、いい映画です。

東京の方、公開時には是非、劇場でご覧ください!!!
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いろいろと・・・  映画つれづれ

このブログ、プライベートやお仕事のことも色々書こうと思っていて、依頼を頂いて書かせてもらっているNHK公式HP内「ハートネット」のブログ・エッセイ以外は、ほかのプログを全部休止して、これにまとめました。

…なのに、映画のことしか書いてないので、今回は、ちょっと、色々と、身の回りのことを書いてみたいと思います。

その、NHK「ハートネット」の連載「計算できんで何が悪いとや!」も、早いもので、連載5年目に入りました!!↓

http://www.nhk.or.jp/heart-blog/people/oohashi/index.html

先日アップされた記事で、何と42本目。自分のハンディ(LD/学習障がい)のことやいじめのことを中心に書いてきましたが、自分のことを書くのは毎回大変で、よく続いてきたなあ、と思います。

「ハートネット」は、福祉に関するNHKの総合サイトで、番組の紹介だけでなく、さまざまな分野の方々のエッセイや、深い考察をしている記事など、読んでいると、勇気や希望がわいたり、色々と考えさせてくれるページがたくさんあります。

その中で、「自殺と向き合う〜生き心地のよい社会のために」というページがあって、僕も「優しさに支えられて」という記事を掲載させて頂いています。↓

http://www.nhk.or.jp/heart-net/mukiau/special9.html

それで、先ほど、ネットをいろいろといじくっていたら、あるプログで僕のこの文章が紹介されていました。

かなり前に書いたものだったのですが、改めて読んで、自分自身、いろいろな想いが湧いてきたのと同時に、こういう小さな文章でも、発信したことで、受け止めて頂いた方がいるのだ、ということに、心から感動し、嬉しくなりました。

日々、傷つくこともありますし、仕事にも追われ、なかなか大変ではありますが、ちょっと前の自分に励まされたような感じがしました。

…で、またまた話題を変えますが、3月1日、山口県内の県立高校で卒業式があり、僕の母校、山口県立徳佐高等学校は最後の卒業式を終えて廃校となり、山口高校徳佐分校へと完全移行しました。

校舎は残るのですが、やはりさびしい、です。

僕は山口高校の近くで育ち、進学校で自由な雰囲気があった「山高」に憧れながらも、成績が断トツでビリッケツの僕にとっては、山高など、とてもとても無理だったので、逆に山高に対する劣等感から、妙な対抗意識を持って、変なファイトを燃やしてました。

だから、母校が山高の分校になってしまった…というのは、ちょっと複雑です。

徳佐高校のころの仲間たち、とくに吹奏楽部の先輩、同輩、後輩たちとは今でも時々集まり、旧交を温めています。

昨年は、お世話になった先生が定年を迎えられたということで、その先生が勤められた歴代高校の吹奏楽部員OBが一堂に集まって、お祝いの会が開かれました。

僕たち徳佐高校OBもアトラクションで寸劇をしたのですが、その打ち合わせを重ねるたび、自分が高校生に戻るようで、楽しかったです。

もう母校はありませんが、いつまでも心の母校は残るのだなあ…と感じます。
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