哀悼・渡辺三雄さん  新作レビュー

今朝、佐々部清監督HPの「ほろ酔い日記」にて、照明技師・渡辺三雄さんの逝去を知りました…。↓

http://www.sasabe.net/hidiary/hidiary.cgi

驚くとともに、心から哀悼の意を捧げます。

「最も危険な遊戯」をはじめ、松田優作さんの諸作品で活躍されていた渡辺さん。

暗い、ギリギリの中での調光を成功させた「最も…」での伝説の照明は、そのエピソードを紹介した雑誌を読んで興奮し、DVDを見直してまたまた興奮しました。

お手伝いをさせて頂いた「出口のない海」の現場で初めてお目にかかりましたが、佐々部監督が「彼は、優作さんのフリークなんですよ」と紹介してくださった時、「渡辺さん…本物だ。光栄です…」と失礼極まりない、大興奮状態の僕に「そう…」と優しく微笑んでいただいたときの表情が忘れられません。

撮影現場を見学に行った「夕凪の街 桜の国」の現場では、金魚鉢を照らす光を決めるのに、何度も何度も指示を出されるところをたまたま拝見させて頂きました。妥協しないその姿勢に、驚きと仕事に賭ける凄みを感じました。

「チルソクの夏」「四日間の奇蹟」「出口のない海」「夕凪の街 桜の国」「日輪の遺産」と、佐々部組の常連でもあった渡辺さん。伝説の照明技師である渡辺さんを、ご無礼ながら身近に感じていただけに、本当にショックです。

「周南映画祭〜絆〜」では、昨年の「最も危険な遊戯」に引き続き、今年は松田優作さん監督作品「ア・ホーマンス」を上映します。もちろん、照明は渡辺三雄さんです。

周南映画祭では、毎年、松田優作さんの作品を上映したい!こだわりたい!と思っていますが、一度、渡辺さんを呼びたい!と思っていただけに、本当に残念です。

心から、哀悼の意を表します…。
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